「その日一日負けが込んでも、最後の一局は必ず勝て」将棋の世界で50年生きた“中年の星”青野照市九段が語る「負け続けない人の思考法」

現役時代にはA級在籍11期、公式戦通算800勝を達成

将棋界で「中年の星」と呼ばれた棋士・青野照市九段

現役最後の対局を終えた青野照市九段（2024年6月13日撮影、共同通信社）

棋士人生を振り返って書き下ろした新書『職業としての将棋棋士』

日中将棋大会の開幕式であいさつする青野照市九段（2025年8月9日撮影、共同通信社）

第35期竜王戦7番勝負第3局で封じ手を指す広瀬章人八段（右）と藤井聡太竜王。中央は立会人の青野照市九段（2022年10月29日撮影、時事通信フォト）

第33期竜王戦7番勝負第2局。「封じ手」の入った封筒を立会人の青野照市九段（右）に手渡す羽生善治九段。中央奥は豊島将之竜王（2020年10月22日撮影、時事通信フォト）