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小泉進次郎 幼いころ、家を出ていく母親を追って号泣した

 本誌が前号で伝えた通り、小泉進次郎議員(29)は、兄の小泉孝太郎(32)とともに、25年間にわたって断絶していた弟・Aさん(27)と和解を果たした。しかし離婚した父・純一郎元首相(68)と母・B子さん(54)は依然、断絶状態のままで、進次郎議員もB子さんとは会えていないという。

 しかしそれはあくまで、父の意向に沿ったもののようだ。進次郎議員の地元、神奈川県横須賀で長く市政にかかわってきた長老関係者がいう。

「B子さんが小泉家を出ていったのは、進次郎が2才、AくんはまだB子さんのお腹にいたとき。進次郎は家を出ていく母親を追って泣きじゃくったそうだよ。それを伯母である純一郎さんのお姉さんが連れ戻し、部屋に入れてしまった。

 聞き分けのいい長男の孝太郎はそのとき、ただ唇を噛んでいただけだったそうだ。なんといっても産みの母だから、ふたりともいずれ会いたいと思いながら成長していったはずだよ」

 実の母と幼くして別れた兄弟は、父のふたりの姉を母代わりに仲良く育った。いまも時折、ほろ酔い加減の進次郎議員が、孝太郎と連れだって議員宿舎にはいっていく姿が目撃されている。

「孝太郎さんは進次郎さんの議員会館の事務所にも出入りしてます。あの兄弟は本当に仲がいい」(政治部記者)

 その兄弟愛が、母の元で育った三男・Aさんに向けられたからこそ、25年ぶりの和解に至ったのだろう。

※女性セブン2010年12月16日号

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