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アナログテレビ 7月24日正午のお知らせ画面のあと砂嵐に

 2011年7月24日正午――遂にアナログ放送が終わり、地上デジタル放送(以下、地デジ)に完全移行するが、地デジへの切り替えをしていない家庭は残り約10%もあるといわれる。

「3月にエコポイント制度が終了します。買い替えで古いテレビをリサイクルした人にのみポイントが付与されますが、徐々に予算が縮小しているので、急がないとポイントがもらえないことも。また、薄型テレビの価格はすでにほぼ底値。この先大幅に価格が下がることはないと考えられるため、エコポイントの恩恵を享受できるいまこそ買いどきです」

 そう語るのは家電コーディネーターの戸井田園子さん。では、地デジへの切り替えをしないままだと、いま使っているテレビは映らなくなってしまうのだろうか?

「7月24日の正午にブルーバックの“お知らせ画面”に移行し、その後砂嵐に。ただし緊急放送などは続くといわれています」(戸井田さん)。

「アナログテレビでも地デジ用のチューナー機器を追加で接続すれば視聴可能です。詳しくは総務省 地デジコールセンター(0570-07-0101)にお問い合わせを」(総務省HPより)

 薄型テレビを買う場合、サイズはどうやって選ぶとよいのだろうか?

「4:3のブラウン管に比べ16:9の薄型は横長。29型から32型とワンサイズアップして も高さが変わらないため、逆に小さくなったように感じます。ブラウン管+9~11のサイズを選ぶといいですよ。29型なら42型にすると大画面の満足感を得られます。一般的に薄型テレビは32型の需要がもっとも多いですが、価格競争が激しいいまは40型もお買い得になっています」(戸井田さん)

 また、薄型テレビを置くベストポジションも戸井田さんが教えてくれた。

「薄型テレビは画面の高さの3倍離れた場所が最適な視聴距離。6畳なら42型や46型も充分置けます。昔は『目に悪いから離れて見なさい!』とよくいいましたが、薄型テレビは近くで見ても画質が損なわれず、人間の視野に近い横長画面なので、ブラウン管より目にやさしいといわれます」

※女性セブン2011年3月10日号

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