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新型iPad 実質0円登場で2年間の通信費が最低11700円になる計算に

そろそろ季節がやってきた――といっていいほど、もはや“毎年の恒例行事”ともいえるiPadの発売。iPad2が発売されて以来、次なるiPadについては昨年のうちから台湾や中国、アメリカなどからさまざまのリーク情報があがっており、関心をよんできたが、今年も16日にソフトバンクモバイルから「新しいiPad」が発売された。ネット上では、銀座のアップルストアに徹夜で行列をつくる人が多数報告されていたほか、発売当日、ソフトバンクのフラッグシップ店であるソフトバンク銀座では販売記念セレモニーを開催した。

 新型iPadは、マルチタッチに対応した9.7インチ画面で、解像度2048×1536ピクセルとiPad2の4倍を誇るRetinaディスプレイ。CPUはiPad2のA5(デュアルコア)からA5X(デュアルコア+クアッドコアグラフィック)に、外向きカメラは92万画素から500万画素に。さらに1080pのフルHDムービーを撮影できるiSightカメラを搭載するなど、大きな進化を遂げている。

 本体価格はiPadWi-Fi+4G版では、16GBが5万3760円、32GBが6万1680円、64GBが6万9600円となっているが、同社では5月31日までの間、「iPad for everybodyキャンペーン」および「【新】iPad ゼロから定額キャンペーン」という2種類の料金プランを発表。

 まずソフトバンクユーザー以外もOKな「iPad for everybodyキャンペーン」では、新しいiPadのうち16GBのWi-Fi+4Gモデルに関しては、24回の「iPad向け月月割」(2240円)の割引額を本体に対する分割支払金と同額にすることで、ユーザーの実質負担額は0円。これは他の容量の製品にも適用され、32GBの場合、月額実質負担額は400円に、64GBの場合は、790円となる。

また、1回線目にソフトバンクの携帯電話を利用しているユーザーに対しては、「【新】iPad ゼロから定額キャンペーン」として、2年契約の“ゼロから定額プラン”と“ベーシック定額プラン”を用意。いずれも16GBの場合の実質負担額は0円となり、“ゼロから定額プラン”では100MB までの基本使用料も0円になる(超過分は最大で4980円/月)。ただしこちらのプランでは「iPad向け月月割」は適用されないため、月額分割支払い価格2240円がかかってくるが、無料の100Mまででいいという人は、2年間の通信料が実質490×24=11760円で済むという考え方もできる。

通信料を気にしないで使用したいという人には、“ベーシック定額プラン”。キャンペーン期間中の契約に限り月々4410円の基本使用料だけで2年間使い放題できる。改めて、自分はどう使うのかを考えて選びたい。

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