ライフ

朝のフルーツは“女子力アップ” キウイが注目される理由

「朝のフルーツは金、昼のフルーツは銀、夜のフルーツは銅」といわれるくらい、朝食にフルーツを食べるのは、美容にも健康にもいいといわれている。なかでも最近、複数の女性タレントが話題にしているのが、“朝キウイ”。

 タレントブログなどをチェックすると、モデルの高垣麗子(32)は「身体にも美容にもいいこと尽くしのフルーツ」と、朝食のキウイを写真入りで紹介。女優のかとうかずこ(54)もキウイなどのフルーツをヨーグルトに加えた朝食で、テンションアップしている。グラビアアイドルでお天気キャスターの東ユリ(28)は、いちごとともにグリーンキウイを2個という、フルーツ盛りだくさんの朝食にご満悦。ほかにも多くの女性タレントが、朝食にキウイを食べているようだ。

 なぜ、多くのタレントがキウイを選ぶのか? それを知るために、まずキウイの栄養価をチェックしてみたところ、キウイ1個(約100g)に含まれるビタミンCは、69mg。厚生労働省の「日本人の栄養摂取基準(2010年版)」では、成人はビタミンCを1日あたり100mg摂ることが推奨されている。つまり、キウイ1個でその7割近くをクリアできるということ。

 さらに、強力な抗酸化作用をもつビタミンEは、キウイ1個で1.3mg含まれるも摂取できる。ビタミンEは、ビタミンCと一緒に摂ることで、抗酸化力がさらにアップ。女性にうれしい「冷え性の改善」「血行不良からくる頭痛・肩こりを改善」「強い抗酸化作用で、動脈硬化を予防」といった効果も期待できる。

 また成人女性は、1日17g以上の食物繊維を摂ることが推奨されているが(「日本人の栄養摂取基準(2010年版)」より)、平均的な摂取量は約15.2gで、1.8g以上不足している。キウイ1個には、約2.5gの食物繊維が含まれているため、毎朝食べれば、その不足を補うことができるのだ。

 ほかにも、むくみを予防するカリウムや、貧血を予防する葉酸、アンチエイジング効果が期待されるポリフェノールなど、女性に欠かせない栄養成分がたっぷり――そんな情報を見ているうちに、おなかの調子が気になる記者は、食物繊維がより豊富なグリーンキウイを1日2個、食べてみることにした。

 今回選んだのは、近所のスーパーマーケットで販売していたニュージーランド産の「ゼスプリ グリーンキウイ」。朝起きて、キウイを洗い、真ん中から2つに切り分ける。みずみずしく、鮮やかなグリーンがおいしそう! たった30秒で朝食の準備が終わったのも、忙しい朝には嬉しい。

 果肉をそのままスプーンですくって食べると、爽やかな甘みとほどよい酸味が広がり、体がしゃきっと目覚めてきた。普段は朝食を抜きがちなため、「1日2個はちょっと多い?」と思ったものの、食べ始めたら、するっとおなかに収まって、適度な満腹感もある。これまでは、おなかが空いた昼はボリュームたっぷり、なかなか空腹を感じず、夕食が遅くなりがち……というライフスタイルは、自然に改善されてきた。不足しがちな栄養素を朝食で簡単に摂れるため、昼・夜に野菜メニューを必死に考えなくてよくなったのもかなり便利。

「日本人女性の半分は便秘」といわれるとおり、記者も便秘にはずっと悩まされてきた。それが朝キウイを始めて3日後から、お通じが快適に! しかも、毎朝ちゃんと続いている。とくに生理前にはおなかが張り、不快感が続くはずなのに、その時期がきても、きちん、きちんとお通じがある。おなかがすっきりするだけで、生理前特有の憂うつさがかなり軽減された。

 また便秘が解消されたせいか、洗顔のときに肌に触れると、デコボコがなく、つるんとした感触。便秘のときにいつも現れる赤いポツポツもできず、デコルテや背中までなめらかになってきた気がする。朝キウイを始めて2週間、体重と体脂肪に大きな変化はなかったが、便秘が解消されて、おなかまわりは確実にすっきり。パンツのウエストに、かなりゆとりができている。

 実際に試してみると、洗って、切って、スプーンで手軽に食べられ、栄養も摂りやすい“朝キウイ”にハマるモデルや女優が多いのも、“なるほど”な印象。身体の変化もあったけれど、“朝から、美容にいいものを食べている”というのが、「女子力UPしているワタシ」と盛り上がったりして、そんな気分的なところも、なかなかオススメポイントかもしれない。

関連記事

トピックス

解散を発表したTOKIO(HPより)
《TOKIO解散には迷いなし?》松岡昌宏、「男気会見」で隠せなかった本音 唯一違った“足の動き”を見せた質問とは?
NEWSポストセブン
佐々木希と渡部建
《六本木ヒルズ・多目的トイレ5年後の現在》佐々木希が覚悟の不倫振り返り…“復活”目前の渡部建が世間を震撼させた“現場”の動線
NEWSポストセブン
東川千愛礼(ちあら・19)さんの知人らからあがる悲しみの声。安藤陸人容疑者(20)の動機はまだわからないままだ
「『20歳になったらまた会おうね』って約束したのに…」“活発で愛される女性”だった東川千愛礼さんの“変わらぬ人物像”と安藤陸人容疑者の「異変」《豊田市19歳女性殺害》
NEWSポストセブン
児童盗撮で逮捕された森山勇二容疑者(左)と小瀬村史也容疑者(右)
《児童盗撮で逮捕された教師グループ》虚飾の仮面に隠された素顔「両親は教師の真面目な一家」「主犯格は大地主の名家に婿養子」
女性セブン
組織が割れかねない“内紛”の火種(八角理事長)
《白鵬が去って「一強体制」と思いきや…》八角理事長にまさかの落選危機 定年延長案に相撲協会内で反発広がり、理事長選で“クーデター”も
週刊ポスト
ディップがプロバスケットボールチーム・さいたまブロンコスのオーナーに就任
気鋭の企業がプロスポーツ「下部」リーグに続々参入のワケ ディップがB3さいたまブロンコスの新オーナーなった理由を冨田英揮社長は「このチームを育てていきたい」と語る
NEWSポストセブン
たつき諒著『私が見た未来 完全版』と角氏
《7月5日大災害説に気象庁もデマ認定》太陽フレア最大化、ポピ族の隕石予言まで…オカルト研究家が強調する“その日”の冷静な過ごし方「ぜひ、予言が外れる選択肢を残してほしい」
NEWSポストセブン
佐々木希と渡部建
《渡部建の多目的トイレ不倫から5年》佐々木希が乗り越えた“サレ妻と不倫夫の夫婦ゲンカ”、第2子出産を迎えた「妻としての覚悟」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で、あられもない姿をする女性インフルエンサーが現れた(Xより)
《万博会場で赤い下着で迷惑行為か》「セクシーポーズのカンガルー、発見っ」女性インフルエンサーの行為が世界中に発信 協会は「投稿を認識していない」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
《東洋大学に“そんなことある?”を問い合わせた結果》学歴詐称疑惑の田久保眞紀・伊東市長「除籍であることが判明」会見にツッコミ続出〈除籍されたのかわからないの?〉
NEWSポストセブン
愛知県豊田市の19歳女性を殺害したとして逮捕された安藤陸人容疑者(20)
事件の“断末魔”、殴打された痕跡、部屋中に血痕…“自慢の恋人”東川千愛礼さん(19)を襲った安藤陸人容疑者の「強烈な殺意」【豊田市19歳刺殺事件】
NEWSポストセブン
都内の日本料理店から出てきた2人
《交際6年で初2ショット》サッカー日本代表・南野拓実、柳ゆり菜と“もはや夫婦”なカップルコーデ「結婚ブーム」で機運高まる
NEWSポストセブン