ライフ

有楽町「ネオ屋台村」がOLに人気 種類の豊富さと安さも魅力

有楽町の「ネオ屋台村」

「有楽町OL」のランチと聞いて、どんな光景を想像するだろうか? 有楽町といえば、ルミネ、イトシア、プランタン銀座、西銀座デパートなど、OL御用達のランチスポットが数多い。

“長財布を片手に、おしゃれなレストランで今日のランチはカルボナーラ。量が多かったけど、デザートは別腹”、といったイメージを抱く人もいるだろう。事実、有楽町のランチタイムはOLで賑わっている店が多い。

 しかし、そんな“いかにもパスタ”なイメージを払拭する、新たなランチスタイルを楽しむOL達がいる。彼女達が集う場所、そこは「屋台」だ。

 有楽町の東京国際フォーラム地上広場に、昼時になると突如出現する数々のキッチンカー。あれよあれよという間に、キッチンカーにできる行列。オフィス街のど真ん中に現れた異空間、そこが「ネオ屋台村」だ。

「ネオ屋台村」とは、株式会社ワークストア・トウキョウドゥが企画・運営を行ない、首都圏各所に22か所の展開される屋台村のこと。移動販売事業者が同社に出店登録を行ない、自身の移動販売車の中に厨房を作り、その場で調理したできたてを販売している。

 曜日ごとに別の店舗が出店しており、「毎日通っても飽きがこない」(近くで働くOL)と好評を得ている。タイ料理やベトナム料理など、香辛料の香り漂うアジアンテイストの店もあれば、B級グルメ界の雄・富士宮やきそばや、本格的なローストビーフ丼を提供する店まで色彩豊かだ。値段はどの店も500~700円前後とリーズナブル。OLたちが青空の下でワイワイと食事する光景を見ることができる。

 今回は有楽町の「ネオ屋台村」で食事をしている美人OLに、ドキドキしながら取材を敢行。彼女たちはなぜ「屋台」に惹かれるのか。

 まずはCanCam系OLのアヤさん。「自分の会社から近いので、よく来ますね。ちょうど秋は外でも過ごしやすいし、開放感があって好きです。オススメはGRILL TOKYOのローストビーフご飯です。ガッツリ食べたいときに買っちゃいます」

 続いてキャリアウーマン風OLのユリコさん。「金曜日のチャーミング食堂さんが大好きで、この店目当てに金曜日だけ来ています。チャプチェやチキンライスも美味しいし、パクチーも乗せてくれる。味が本格的だし、車も可愛らしいんです」

 最後に美人OL2人組。「どのお店も安いのが良いですね。それから清潔感もあるよね」「いつも2人で来てます。女性も多いので全然恥ずかしくないですよ」

 青空の下で屋台ランチを楽しむOLたち。有楽町に、新たなランチスタイルをみた。

関連記事

トピックス

2013年に結婚した北島康介と音楽ユニット「girl next door」の千紗
《北島康介に不倫報道》元ガルネク・千紗「アラフォーでも美ボディ」スタートさせていた“第2の人生”…最中で起きた波紋
NEWSポストセブン
音楽業界の頂点に君臨し続けるマドンナ(Instagramより)
〈やっと60代に見えたよ〉マドンナ(67)の“驚愕の激変”にファンが思わず安堵… 賛否を呼んだ“還暦越えの透け透けドレス”からの変化
NEWSポストセブン
石破茂・首相の退陣を求めているのは誰か(時事通信フォト)
自民党内で広がる“石破おろし”の陰で暗躍する旧安倍派4人衆 大臣手形をバラ撒いて多数派工作、次期政権の“入閣リスト”も流れる事態に
週刊ポスト
1999年、夏の甲子園に出場した芸人・とにかく明るい安村(公式HPより)
【私と甲子園】1999年夏出場のとにかく明るい安村 雪が降りしきる母校のグラウンドで練習に明け暮れた日々「甲子園を目指すためだけに高校に通った」 
女性セブン
クマ外傷の専門書が出版された(画像はgetty image、右は中永氏提供)
《クマは鋭い爪と強い腕力で顔をえぐる》専門家が明かすクマ被害のあまりに壮絶な医療現場「顔面中央部を上唇にかけて剥ぎ取られ、鼻がとれた状態」
NEWSポストセブン
小島瑠璃子(時事通信フォト)
《亡き夫の“遺産”と向き合う》小島瑠璃子、サウナ事業を継ぎながら歩む「女性社長」「母」としての道…芸能界復帰にも“後ろ向きではない”との証言も
NEWSポストセブン
ジャーナリストの西谷格氏が新疆ウイグル自治区の様子をレポート(本人撮影)
《新疆ウイグル自治区潜入ルポ》現地の人が徹底的に避ける「強制収容所」の話題 ある女性は「夫は5年前に『学習するところ』に連れて行かれ亡くなりました」
週刊ポスト
会見で出場辞退を発表した広陵高校・堀正和校長
《海外でも”いじめスキャンダル”と波紋》広陵高校「説明会で質問なし」に見え隠れする「進路問題」 ”監督の思し召し”が進学先まで左右する強豪校の実態「有力大学の推薦枠は完全な椅子取りゲーム」 
NEWSポストセブン
起訴に関する言及を拒否した大谷翔平(写真/アフロ)
大谷翔平、ハワイ高級リゾート開発を巡って訴えられる 通訳の次は代理人…サポートするはずの人物による“裏切りの連鎖” 
女性セブン
スキンヘッドで裸芸を得意とした井手らっきょさん
《僕、今は1人です》熊本移住7年の井手らっきょ(65)、長年連れ添った年上妻との離婚を告白「このまま何かあったら…」就寝時に不安になることも
NEWSポストセブン
暴力問題で甲子園出場を辞退した広陵高校の中井哲之監督と会見を開いた堀正和校長
《広陵高校、暴力問題で甲子園出場辞退》高校野球でのトラブル報告は「年間1000件以上」でも高野連は“あくまで受け身” 処分に消極的な体質が招いた最悪の結果 
女性セブン
広陵野球部・中井哲之監督
【広陵野球部・被害生徒の父親が告発】「その言葉に耐えられず自主退学を決めました」中井監督から投げかけられた“最もショックな言葉” 高校側は「事実であるとは把握しておりません」と回答
週刊ポスト