国内

選挙速報番組 漫才のフジとサッカー日テレは最悪タイミング

 野田首相の突然の解散は、テレビ界にも大きな影響を与えている。12月16日の衆院選当日は、各局が選挙特番を組んでいるが、ライバルのフジテレビと日テレは、あまりの巡り合わせの悪さに唇を噛んでいるはずだ。フジテレビの編成部門の社員が悔しげにいう。

「昨年から鳴り物入りで始めた漫才グランプリの『THE MANZAI』が、選挙の日とモロかぶりになってしまったんです。開票が始まる8時からは、宮根(誠司)さんを起用した選挙特番を放送しなければならないため、『THE MANZAI』の放送は夕方5時半からと異例の早さのスタートになった。

 視聴者が政治モードになっているのに、お笑いを流してウケるのかどうか……。さらにいえば、超高視聴率番組の『サザエさん』や『ちびまる子ちゃん』もその日は放送できない見込みです。もう踏んだり蹴ったりですね」

 一方の日本テレビは、独占生放送するサッカー・FIFAクラブワールドカップの決勝と選挙が重なってしまった。キックオフは夜7時半だけに、「試合中継の間の開票速報はL字型画面で対応する見込み」(日テレ関係者)という。

 他局が選挙ばかりを報じている間にサッカーを放送すれば、選挙に興味のない視聴者が集まる可能性もあるが、「選挙特番もサッカーもどちらも単体で数字が取れるコンテンツなのだから、やっぱり重なるのは痛い」(前出の日テレ関係者)との意見も多い。

※週刊ポスト2012年12月21・28日号

トピックス

還暦を迎えられた秋篠宮さま(時事通信フォト)
《車の中でモクモクと…》秋篠宮さまの“ルール違反”疑う声に宮内庁が回答 紀子さまが心配した「夫のタバコ事情」
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚を発表した(左・Instagramより)
《株や資産形成の勉強も…》趣里の夫・三山凌輝が直近で見せていたビジネスへの強い関心【あんかけパスタ専門店をオープン】
NEWSポストセブン
“ミヤコレ”の愛称で親しまれる都プロにスキャンダル報道(gettyimages)
30歳差コーチとの禁断愛の都玲華は「トリプルボギー不倫」に学んだのか いち早く謝罪と関係解消を発表も「キャディよりもコーチ変更のほうが影響は大きい」と心配の声
週刊ポスト
小芝風花
「頑張ってくれるだけで」小芝風花、上海でラーメン店営む父が送った“直球エール”最終回まで『べらぼう』見届けた親心
NEWSポストセブン
安青錦(時事通信フォト)
最速大関・安青錦は横綱・大の里を超えられるのか 対戦成績は0勝3敗で「体重差」は大きいものの「実力差は縮まっている」との指摘も
週刊ポスト
熱愛が報じられた長谷川京子
《磨きがかかる胸元》長谷川京子(47)、熱愛報道の“イケメン紳士”は「7歳下の慶應ボーイ」でアパレル会社を経営 タクシー内キスのカレとは破局か
NEWSポストセブン
三笠宮妃百合子さまの墓を参拝された天皇皇后両陛下(2025年12月17日、撮影/JMPA)
《すっごいステキの声も》皇后雅子さま、哀悼のお気持ちがうかがえるお墓参りコーデ 漆黒の宝石「ジェット」でシックに
NEWSポストセブン
熱愛が報じられた新木優子と元Hey!Say!JUMPメンバーの中島裕翔
《20歳年上女優との交際中に…》中島裕翔、新木優子との共演直後に“肉食7連泊愛”の過去 その後に変化していた恋愛観
NEWSポストセブン
記者会見に臨んだ国分太一(時事通信フォト)
《長期間のビジネスホテル生活》国分太一の“孤独な戦い”を支えていた「妻との通話」「コンビニ徒歩30秒」
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(EPA=時事)
《“勝者と寝る”過激ゲームか》カメラ数台、USBメモリ、ジェルも押収…金髪美女インフルエンサー(26)が“性的コンテンツ制作”で逮捕されなかった背景【バリ島から国外追放】
NEWSポストセブン
「鴨猟」と「鴨場接待」に臨まれた天皇皇后両陛下の長女・愛子さま
(2025年12月17日、撮影/JMPA)
《ハプニングに「愛子さまも鴨も可愛い」》愛子さま、親しみのあるチェックとダークブラウンのセットアップで各国大使らをもてなす
NEWSポストセブン
SKY-HIが文書で寄せた回答とは(BMSGの公式HPより)
〈SKY-HIこと日高光啓氏の回答全文〉「猛省しております」未成年女性アイドル(17)を深夜に自宅呼び出し、自身のバースデーライブ前夜にも24時過ぎに来宅促すメッセージ
週刊ポスト