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業績拡大続く「一休」の株 最低投資金額低く投資好機到来か

 これから「上がる株」とは何か。デイトレーダーの先駆けとして独自の投資手法を確立したファイトレードコーポレーション代表取締役・石橋明佳氏は、「一休」(東証1部・2450)に注目しているという。以下、石橋氏の解説だ。

 * * *
 宿泊予約サイトの運営を手掛ける一休の業績拡大が、加速度を増している。10月29日には2013年3月期通期業績予想を上方修正し、営業利益を12億7600万円から14億4000万円(前期比40.6%増)に引き上げた。

 同社は、7月末に第1四半期実績が想定以上に伸びたことを理由に、中間期業績を上方修正していた。それに続く通期予想の上積みで、株価も上昇基調を鮮明にしている。

 楽天トラベルやじゃらんなど他の宿泊予約サイトとは一線を画して、高級ホテル・旅館の取扱数で群を抜いており、客単価が高いために手数料率の引き上げが寄与しやすくなっている。修正後の会社計画は、まだ人件費や広告宣伝費を多めに見積もっていると考えられ、再度の上方修正の可能性も十分にありそうだ。

 株価は年初来高値を更新してきている状況だが、月足でみると、上場来低迷してきたチャートにようやく好転の兆しがみえてきた形といえ、最低投資金額が低いこともあって、絶好の投資チャンスが訪れている。

※マネーポスト2013年新春号

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