芸能

「特別待遇できない」小雪 韓国産後院でのトラブル一部始終

 1月10日、韓国で第2子となる長女を出産した小雪(36才)。産後の母親をVIP待遇でケアすることで知られる“産後調理院”を利用したことは大きな話題となった。

 ところが、このおめでたいニュースの裏で、小雪は一騒動起こしていた。ある韓国の報道記者が語る。

「小雪さんが出産したのは『ラマドレ産後調理院』という江南のセレブ産後院ですが、当初は『ドラマ産後調理院』という別の産後院に入院していました。小雪さんは6か月前からこの産後院に予約を入れていて、本来はここで出産する予定だったんです」

 出産3日前の1月7日に、ドラマ産後調理院に入院した小雪。有名女優である彼女のために、同院はプライバシー保護のためのハイレベルのセキュリティーが完備された、2週間で120万ウォン(約100万円)の最高級の部屋を用意して対応したという。

「しかし、小雪さんは“自分は芸能人だから”とさらなる特別待遇を期待したようなんです。産後院側は、それを“料金の割引”と受け取ったみたいですね」(前出・韓国の記者)

 これに対し、産後院は「あなただけに特別待遇はできません」と返答。小雪は不満そうな表情を浮かべていたという。

 希望が叶わなかった小雪は、その日のうちに行動に出る。深夜11時50分。突然、小雪のスタッフの女性2人が、関係者専用入り口から無断で院内に入ってきたという。

「女性たちは、小雪さんの部屋に入るやすぐに荷物をまとめて立ち去り、小雪さん自身も後を追って出ていったそうです。しかも、2人が持ち出した荷物の中には携帯電話の充電器など、産後院の備品も入っていたようです」(前出・韓国の記者)

 小雪たちの行動に驚いた産後院側は、翌1月8日、不法侵入の疑いで小雪の女性スタッフ2人をソウル市内の警察署に告訴したのだ。同院関係者がこう憤る。

「小雪さんは入院部屋のある3階から1階に下りていくとき、産後院スタッフに“ちょっとチムジルバン(低温サウナ)を見に行ってきます”とだけ言い残し、そのまま戻ってこなかったんです。つまり要求が聞き入れられないことがわかり、ウソをついて“脱走”したんです。しかも診察料と半日分の入院費を合わせた170万ウォン(約14万円)の支払いもせずに、です」

 告訴されて慌てた小雪は、自ら同院を訪れて突然の退院を詫び、たまたま急なスケジュールでの転院だったこと、けっして脱走するつもりなどなかったことを説明。誤解を解き、きちんと料金を支払ったため、告訴状は取り下げられたという。

※女性セブン2013年2月7日号

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