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夏の汗対策 拭き取ると逆に出やすくなる、蒸発させるのが吉

 7月に入ってから、日本各地で最高気温35℃を超える“猛暑日”ばかり。連日、“汗”と戦っている人も多いはず。「汗博士」として知られ、体臭・多汗研究所所長、五味クリニック院長の五味常明さんはこう話す。

「汗をかきたくないので水分を控えるという人がいますが、飲まなければ汗が出ないというわけではありませんからちゃんと水分補給を。体温が上昇すれば汗は出ます。そのための水分を体に蓄えていなければ体液から無理にでも汗として水分を出そうとして脱水症状になるのです。必要でない水分は尿として排出されます」

 つまり、水分補給と汗の量が直結するわけではないということ。むしろ、暑い季節だからこそ水分補給は重要だというわけだ。

 では、どうすれば汗をかきにくくなるのだろうか。実は、汗をすぐ拭いてしまうのはよくないのだという。

「乾いたハンカチで絶えず汗を拭き取ると、逆に汗が出やすくなります。汗は皮膚上で蒸発して体温を下げることで減る仕組み。したたり落ちる汗は拭くとしても、残る汗は扇子などで風を送り、蒸発させて。もしくは、汗用シートなど“湿った布”を使い、水分を肌に残した状態で押さえるのもいいでしょう」

※女性セブン2013年8月8日号

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