ライフ

リピート希望95.4%「おひとりさま」参加可能なツアーが人気

 大手旅行会社クラブツーリズムが、2月6日に発表した「旅行とシニアライフに関する意識調査」(旅行好きの50~60 代のシニア世代男女400名に実施)によると、「春になって暖かくなって来たら、やりたい事」の1位は「国内旅行」(85.0%)、2位「お花見」(39.0%)、3位「海外旅行」(35.3%)に。また「4月の消費税増税後にも、節約したくないもの」は2位の「夫(妻)へのお小遣い」(45.8%)を大きく引き離し、「旅行のお金」(72.3%)が1位という結果になった。

 おトクな航空券やパッケージツアーなどで人気の旅行会社、HISのバケーション事業グループ・高橋洋さんは、シニアに支持されるツアーの要素を「“安全・安心・高品質”の3つのキーワードが、大切だと考えています」と話す。

「インターネットの普及などで旅の予約や手配が簡単になり、一時期はパッケージツアーが減少し、個人旅行が増加傾向でしたが、シニア旅行者の増加によって“安全・安心・高品質”の条件を満たす、パッケージ旅行のニーズが再認識されてきています。団塊世代を中心としたシニア旅行者を意識し、当社も2013年1月から『60才以上 お得なシニア割』などのシニア向け商品の充実を図ってきました。ひとり旅を希望する方も多く、『おすすめ1人旅』『1人旅応援出発日』といった企画ツアーが人気ですね」(高橋さん)

 パッケージ旅行の特典としては「個人で手配するより料金が安い(団体割引)」「空港-ホテル間の送迎や観光がついていて添乗員もしくは現地係員、ガイドがいるので一人でも安心、言葉の心配もない。ガイドの説明があるので知識欲も満足できる」「万一のときの保証・補償がある(旅程保証、特別補償)」などのメリットがある。

「とりわけ、ツアーパンフレットの内容順守を保証する『旅程保証』、ツアー中の事故に対して旅行保険とは別に、海外なら最大2500万円までの見舞金が支払われる『特別補償』は、旅行業法に定められた消費者保護のひとつです。あまり認知されていない項目ですが、パッケージツアーの大きなメリットだと思いますよ」と教えてくれたのは、観光ジャーナリストの千葉千枝子さん。

 こうしたパッケージ旅行人気の再燃など、旅の傾向に変化はあるのだろうか?

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
岸信夫元防衛相の長男・信千世氏(写真/共同通信社)
《世襲候補の“裏金相続”問題》岸信夫元防衛相の長男・信千世氏、二階俊博元幹事長の後継者 次期総選挙にも大きな影響
週刊ポスト
女優業のほか、YouTuberとしての活動にも精を出す川口春奈
女優業快調の川口春奈はYouTubeも大人気 「一人ラーメン」に続いて「サウナ動画」もヒット
週刊ポスト
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
女性セブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン