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安倍晋三首相が自ら予約電話かけても年数回断られる人気店

 新聞の首相動静欄を見ると1日の仕事内容だけでなく、どこで誰と食事をしたのかも掲載されている。食事に関する部分だけを抜き出すと、歴代首相の嗜好が透けて見える。朝日新聞政治部取材班による『総理メシ』(講談社)も今年9月に出版され、話題になった。そこで今注目の“首相が通う店”に行ってみた。

 安倍晋三首相の私邸からほど近い、閑静な住宅街にある隠れ家的レストラン『エンボカ東京』は、最初の首相辞任直後(2007年9月)から通う店。安倍首相自ら予約の電話をかけても、年に数度は断られるほど、予約が取れない店としても有名だ。

「以前は他のお客さんに混じってテーブル席でしたが、今は警護のかたがいらっしゃるので2階を予約されます。お酒は少なめですが、食事は旬の野菜の窯焼きなど、量もしっかり食べられます」とオーナーの今井正さん。

 店の奥の薪窯で焼かれるピザは、モチモチの生地に旬の野菜の組合わせ。おすすめのピザはれんこんにはバジルソース、野沢菜には練りごまソースとごま豆腐をトッピング。シャキシャキした食感と、コクのあるソースの組合わせが絶妙。通い詰めるのもわかる、ここでしか味わえない絶品ピザだ。

 昭恵夫人や友人たちと訪れることが多いという首相の癒しスポットなのだろう。

【エンボカ東京】
住所:東京都渋谷区元代々木町16-16
営業時間:17時半~22時(LO)
定休日:月、火
一人平均予算:7000円

※女性セブン2014年11月27日号

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