芸能

中村アン、君島十和子ら実践の毎日洗わぬ美髪術 日本人に合う

 中村アン(27才)が、1月16日深夜に放送された『噂の現場直行ドキュメン ガンミ!!』(TBS系)で、「髪を3日ほど洗っていない」と告白し話題になっている。

 番組では共演者の宮川大輔(42才)が驚いて、中村の頭を嗅ぐと「んあっ…」と絶句。「いや臭くはない、臭くはないけども…」と前置きしつつ「男の人のニオイがチョットする」と指摘した。しかしこの中村の洗髪回数は、実は世界的にみても「適正」だという。

 ジェシカ・シンプソン(34才)、キム・カーダシアン(34才)ら海外セレブやスーパーモデルらも「毎日洗わない」主義を公言。日本でも美のカリスマ・君島十和子(48才)は著書『エレガンス・バイブル』(双葉社)にこう綴っている。

《私は1日置きにシャンプーするのですが、地肌はベタつかず、髪はしっとり。髪そのものが生き返ったようにさえ思います》

『にいざわ皮ふ科』の新澤みどり院長が説明する。

「日本人は外国人に比べても皮脂の分泌が少ないですから毎日の洗髪は不要です。

 皮脂は本来髪に必要な成分。それを過剰な洗髪で落としてしまうと、抜け毛、細毛の原因になり、アトピー性皮膚炎を悪化させる要因にもなります。

 体質によって皮脂の過剰なかたもいますので、体質や季節、年齢によって頻度は変わりますが、シャンプー後、皮脂が回復するのは最低3日かかるので、20代のかたで3日に1度が適正回数。40代、50代になれば、もっと少ない頻度で充分です。“ベタつくんじゃないか”“におうんじゃないか”と気になるかもしれませんが、本来健康な皮脂はにおわないんですよ」

 毎日洗髪している人が2~3日に1回の洗髪にすると、頭皮がダメージから回復する1、2か月程度はベタつきやにおいが気になることもあるという。でも、それを乗り越えれば、ふさふさ、さらさらの健康な髪が取り戻せる。新澤院長が健康な美髪になる洗い方を教えてくれた。

「シャンプーをしない日は汗をお湯で洗い流すだけ。皮脂を取りすぎてしまうので熱いシャワーはNG。36℃ぐらいのお湯を洗面器にためて、頭をつけて頭皮を指の腹で優しく洗ってあげてください」

※女性セブン2015年2月5日号

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