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【週間TVガイド】手塚治虫の素顔に迫るドキュメント番組他

 地上波、BS、CSを合わせれば300チャンネル時代の今、見たい番組を探すのも一苦労。1月29日(木)から31日(土)までの番組の中から本誌が選ぶ「これぞ」という番組を3つ紹介しよう。

(1)『世界・神秘の道をゆく』1月29日(火)BS日テレ 23:00~23:54

 アフリカ大陸を東西に横断、ザンベジ川を調査してビクトリアの滝を発見した冒険家デビッド・リビングストンの足跡をたどる。モザンビークの海岸からザンベジ川を遡り、ジンバブエとザンビアの国境にあるビクトリアの滝を目指す。

(2)『ドキュメント72時間』1月30日(金)NHK総合 22:55~23:20

 一つの場所に72時間、カメラを据える。今回は北海道大学の学生寮に密着。ふんどし姿で寮歌を歌い、深夜まで仲間と語り合う…。100余年の歴史を持ち400人が暮らす「恵迪(けいてき)寮」は全ての運営を学生自身が行なう自治寮だ。

(3)『戦後史証言プロジェクト・日本人は何をめざしてきたのか「知の巨人たち(8)手塚治虫」1月31日(土)Eテレ 23:00~24:30

“クールジャパン”の筆頭「漫画」と「アニメ」の出発点を切り開いた手塚治虫。敗戦直後、17歳でデビューし、生命の尊さや科学技術への疑問など、深くて重いテーマを表現するジャンルにまで漫画を高めようとした。アニメ制作で赤字が膨らんで自分の会社を倒産させても、創作への情熱を失わず、独自の生命観や未来像を描き続けた。スタジオジブリ代表の鈴木敏夫、哲学者の梅原猛、実弟の手塚浩さんらの証言から“巨人”の素顔に迫る。

※週刊ポスト2015年2月6日号

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