日本の元AV女優・水咲ローラ(22)が中国人富豪に5000万元(約10億円)で“買われた”という仰天ニュースが飛び出した。
水咲は2012年に「滝澤ローラ」の名でAVデビュー。ロシア人と日本人のハーフで、エキゾチックな顔立ちと真っ白な肌にDカップの美乳、172cmの長身を武器に一躍人気女優になった。
2013年頃からは中国でも芸能活動を開始。既にAV女優は引退しているが、中国では未だに人気が高い。
中国メディアで報じられた契約内容は、15年間にわたって富豪の専属アシスタントとして身の回りのお世話をするというもの。
このニュースが報じられた数日前には、北京で開かれたイベントに仮面をつけた富豪が水咲をともなって登場。手をつないで親密な様子を披露した。
中国の富豪がAV女優と契約するケースは他にもある。中国事情に詳しいライターの奥窪優木氏がいう。
「AV女優を中国人に斡旋するブローカーが存在します。マンションやホテルをあてがわれ、愛人契約のような関係になる。客によっては寝る時間もないくらいセックスを求められたり、ふやけるほど長時間のフェラチオやアナル舐めを要求されたという話も聞きます」
“お手当”はピンキリだが1週間200万円以上が相場。期間は長くともノービザで滞在できる2週間までが多く、「15年10億円という大型契約は聞いたことがない」(奥窪氏)。
水咲の契約内容は現地報道でもあいまいだったが、お相手の富豪は「認真哥(真面目な兄貴)」と名乗る男性。素性は明らかにされていないが、現地報道によれば中国芸能界の陰の大物で、数百億円の資産を持つという。
これも中国人の“爆買い”のひとつなのか。ところが、報道から数日後、水咲は中国版ツイッターで「記事はまったくの誤報です」と発言。認真哥氏も「事実無根」と報道を否定するツイートをした。中国の芸能関係者が内情を明かす。
「認真哥氏の売名行為だともっぱらです。有名になりたい彼が、人気の高い水咲を利用し、ウソの情報を流したといわれています」
本当に契約はなかったのか。水咲の行方を調べると、AV女優などが在籍する東京の超高級風俗店に勤務していることがわかった。店に電話すると、
「水咲ローラですか? 今日も出勤していますよ」
との返答が返ってきた。料金は“時価”だが、60分10万円といわれる。単純計算すると15年で約131億円。10億円では足りなかったのかも。
※週刊ポスト2015年5月29日号