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クローンiPhone リアルタイムで24時間LINE監視も

 旧端末は回線契約が切れているが、Wi-Fiが使える環境ならLINEは使用できる。川谷に近しい何者かがこの手口でクローンiPhoneを作成し、彼のLINEのやり取りを別の端末で監視、画面を保存して流出させたというわけだ。

 もちろん、他人の端末を利用する場合は起動などで暗証番号が必要なケースも多い。だが4桁の暗証番号は類推しやすく、身近な人間ならば解除することはそれほど難しくない。

 クローンiPhoneを使えば、LINEだけでなく、iTunesに保存してある動画や音楽や写真、インターネットで閲覧したページの履歴を見ることも可能だという。

 第二のベッキー騒動はいつ起きてもおかしくない。実際、今回のLINE流出騒動を受けて、LINE株式会社は22日、「第三者によるLINEアカウントへのアクセス可能性に関する当社の見解について」と題した公式声明を発表。「極めて限定的な状況下にない限り、起こりえません」としつつも、先述のようなクローンiPhoneではLINEが流出する可能性があることを認めた。

 身近な人間に隠し事のできない時代になった。

※女性セブン2016年2月11日号

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