ビジネス

豪快!創業家社長 6000万円クルーザー、2.5億円競走馬保有

創業家社長はお金の使い方も豪快

 本誌は企業トップの実際の年収を知るべく東京商工リサーチの協力を得て、役員報酬1億円以上の社長、会長、代表取締役を対象に調査を行なった。2015年度(2015年4月期~2016年3月期決算)の有価証券報告書の公開データ(7月1日時点)を基に「役員報酬+株主配当」の額を算出し、ランキングを作成した。

 100億円近い年収で堂々のトップに輝いたのは、ソフトバンクの孫正義・社長(58)だ。役員報酬は1億3000万円だが、配当額を加えた年収は95億4500万円。64億7800万円の高額報酬で注目されたニケシュ・アローラ氏(48・株主総会前日に退任)を大幅に上回る金額となる。2位はファーストリテイリングの柳井正・会長兼社長(67)で82億8500万円(役員報酬額は2億4000万円)。

 2トップの他にもランキングではトヨタ自動車の豊田章男・社長(60・16位の3億2700万円)の、セガサミーホールディングスの里見治・会長兼社長(74・4位の17億2200万円)など大株主である「創業家社長」の名前が目立つ。豊田氏も里見氏も役員報酬の3倍近い額を配当で受け取っている。

 お金の使い方も豪快だ。

「プライベートでも車好きの豊田氏はカーレーサーとして活動するほか、本体価格6000万円のトヨタ製の高級クルーザー『PONAM』を所有し、休日は海に出てクルージングを楽しんでいます。

 無類の馬好きとして知られる里見氏は、今年の皐月賞で1番人気となったサトノダイヤモンドなど『サトノ~』『~サミー』の名を冠した複数の競争馬のオーナー。ダービー馬を輩出することが長年の夢であり、昨年はディープインパクト産駒の1歳馬を2億5380万円で落札して話題を集めた」(全国紙経済部記者)

 創業者の大富豪には馬好きが多く、フィールズの山本英俊・会長(60・28位の6億1300万円)やオービックの野田順弘・会長(77・51位の3億7400万円)も馬主として知られる。

 グリー創業者の田中良和・会長兼社長(39・7位の13億1200万円)は巨大な別荘を所有しており、「週末は軽井沢で過ごしていることが多い」(IT業界関係者)という。

 田中氏は年収のうち、配当収入が11億2200万円を占める。孫氏や柳井氏と同様に「報酬」だけを見ていてはわからない“高年収社長”である。

※週刊ポスト2016年7月22・29日号

トピックス

嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
SNSで「卒業」と離婚報告した、「第13回ベストマザー賞2021」政治部門を受賞した国際政治学者の三浦瑠麗さん(時事通信フォト)
三浦瑠麗氏、離婚発表なのに「卒業」「友人に」を強調し「三浦姓」を選択したとわざわざ知らせた狙い
NEWSポストセブン
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
昨年ドラフト1位で広島に入団した常広羽也斗(時事通信)
《痛恨の青学卒業失敗》広島ドラ1・常広羽也斗「あと1単位で留年」今後シーズンは“野球専念”も単位修得は「秋以降に」
NEWSポストセブン
中日に移籍後、金髪にした中田翔(時事通信フォト)
中田翔、中日移籍で取り戻しつつある輝き 「常に紳士たれ」の巨人とは“水と油”だったか、立浪監督胴上げの条件は?
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
新たなスタートを切る大谷翔平(時事通信)
大谷翔平、好調キープで「水原事件」はすでに過去のものに? トラブルまでも“大谷のすごさ”を際立たせるための材料となりつつある現実
NEWSポストセブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン
元工藤會幹部の伊藤明雄・受刑者の手記
【元工藤會幹部の獄中手記】「センター試験で9割」「東京外語大入学」の秀才はなぜ凶悪組織の“広報”になったのか
週刊ポスト
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
【初回放送から38年】『あぶない刑事』が劇場版で復活 主要スタッフ次々他界で“幕引き”寸前、再出発を実現させた若手スタッフの熱意
【初回放送から38年】『あぶない刑事』が劇場版で復活 主要スタッフ次々他界で“幕引き”寸前、再出発を実現させた若手スタッフの熱意
女性セブン