金メダルへの期待が高まる重量挙げ・三宅宏実選手
開幕したリオデジャネイロ五輪。日本選手のなかで注目の一人が、女子重量挙げ48kg級の三宅宏実(30才)だ。自身4度目となる五輪への意気込みを語った。
「女子48kg級が行われるのは、いつも開会式の翌日。4度目となるリオ五輪の開会式も、選手村でテレビ観戦です(苦笑)。ウエイトリフティングは、バーを握るまでが勝負。名前を呼ばれて、立ち上がって、バーを見下ろして、『上がって、お願い…』と心のなかで、つぶやいて。気持ちを真っ白にして、バーを握ります。狙うのは前回、ロンドンで獲り逃がした金メダル。日本人第1号の金で、ジャパン・パワーに火をつけます」
【プロフィール】
三宅宏実/みやけ・ひろみ●1985年11月18日生まれ、埼玉県出身。中学3年生のときに重量挙げを始め、3度目の五輪となるロンドン(48kg級)で銀メダルを獲得。日本女子重量挙げ史上初と同時に、日本五輪史上初となる父娘でのメダル獲得という快挙を成し遂げた。146cm、48kg。
※女性セブン2016年8月18・25日号