解散を発表したTOKIO(HPより)
〈このたびメンバーでお互いの意思を確認し合い、このような状態になった以上、グループ「TOKIO」として活動して皆様から再び信頼をいただき、応援いただくことは難しいと判断したため、ここでグループとしての活動に区切りをつけることといたしました〉──6月25日、TOKIOが公式サイトで同日付での解散を発表した。1994年のデビューから31年で活動にピリオドを迎えたことになる。
解散のきっかけとなった〈このような状態〉とは、国分太一(50)のコンプラインス違反に端を発する一連の問題のことだろう。発表でもこの件に触れ、〈ご関係の皆様には多大なるご迷惑やご心配をおかけする事態となり、大変重く受け止めております。改めて衷心よりお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした〉と謝罪している。
TOKIOと仕事をしてきたテレビ業界関係者の間では落胆の声が広がっている。キー局プロデューサーはこう明かす。
「解散については25日の昼頃から、“今日、TOKIOが何かの発表をするらしい”という話は広がっていました。一部報道であった国分さんの株式会社TOKIOの退社ではないかというのがもっぱらでしたが、まさか解散とは……リーダーである城島(茂)さんの胸中を思うと苦しい。
城島さんは、『ザ!鉄腕!DASH!!』などで老若男女から応援の声を受けるに『いつかまたTOKIO5人で何かを届けられたら』という気持ちになると漏らしていたと聞いています。それが今回、潰えることになったわけですからね……」
今回の事態を招いた国分もTOKIOへの想いは強かった。番組では温厚な笑顔を見せる国分だが、収録現場では時折、スタッフとぶつかることもあったという。キー局局員はこう語る。