結局バブルが弾けて何もなくなっちゃったわけですけど…だからこそ、若い世代にも、バブルの楽しい感じ、面白さを知ってほしいですよね。要するに景気をよくしたい。そして次はもうちょっと賢くなって、バブルを泡じゃなくて本物にしたい。そう思って、おっさん、頑張ってます(笑い)」(宇治田)
バブル期にディスコのお立ち台で踊りまくっていた荒木師匠は「欲しいものは手に入れる」──これこそ、バブル時代の精神だという。
「男でも仕事でも、絶対勝ち組になりたかったから、お金も手間も暇も労力も使って、努力して手に入れてきました。果報は寝て待てっていうけど、空から男は降ってきませんからね。もしおみくじではずれが出たら、当たるまで引くのが私。100枚引いてはずれなら1000枚引きます。それでもだめなら、1万枚引く。これって才能じゃなくて、根性だけ。神様との根くらべなんです。あの頃を生きた私たちには、それが今でもある」(荒木師匠)
数々のトレンディードラマに出演し、『Y!mobile』のCMにも伝説の美脚クイーンとして登場する女優・田中美奈子(49才)も「私たち世代は今もみんな元気でしょ?」と目を輝かせる。
「50才過ぎたって、みんな“まだまだこれからだ”って思ってる人たちばかりですから(笑い)。今の若者は現実的すぎちゃって寂しいですよね。夢は大きく持たないと。叶うものも叶わない。若い人たちにはもっと今を楽しんでほしいなぁ(笑い)。バブルが気分なのって、そんな私たち世代からのエールなのかもしれないですね」(田中)
※女性セブン2016年12月15日号