国内

ネットニュースのコメ欄を席巻する中韓嫌いな人々の飛躍思考

ネットニュース編集者の中川淳一郎氏

 ネットニュースのコメント欄といえば、素直な感想や冷静な議論はあれど、一方的な思い込みによる言葉が連ねられているのが常だ。ネットニュースを読んでいる人の多くは、そのような感想は持っていないが、一部の熱心なコメントユーザーによって現実とは違う雰囲気が作り出されている。コメント欄を席巻する彼らについて、ネットニュース編集者の中川淳一郎氏が分析する。

 * * *
 4月28日の朝日新聞電子版に「コメント欄にはびこる嫌韓・嫌中 ヤフー・ニュース分析」と題する記事が登場した。コメント欄などどうせ荒れるだけなのに、いくらPV稼ぎのためとはいえよくぞここまでヤフーは運営しているな、と常日頃思っていた矢先の調査である。以下の記述があった。

〈韓国絡みの言葉を含んだコメントが最も多くて全体の20%近く、中国関連とあわせると25%を占めた〉

 そして、次はウェブサイト運営者ならば把握しておく必要があるデータだ。

〈今回の分析では1週間で100回以上コメントを投稿した人が全体の1%いた。この1%の人たちの投稿で全体のコメントの20%が形成されていた〉

 要するに、韓国と中国が憎くてたまらない暇人がせっせと書き込みに勤しむ姿が読み取れる。彼らは何事をも中韓に結びつけることができる特殊能力を持っており、神奈川新聞の「愛情持った支援を 生活保護ジャンパー問題(※)でシンポ」の記事に対しては、こうコメントする。

【※小田原市の生活保護担当の職員が「保護なめんな」と書かれたジャンパーを着て業務していた問題】

トピックス

大谷翔平(左/時事通信フォト)が伊藤園の「お〜いお茶」とグローバル契約を締結したと発表(右/伊藤園の公式サイトより)
《大谷翔平がスポンサー契約》「お〜いお茶」の段ボールが水原一平容疑者の自宅前にあった理由「水原は“大谷ブランド”を日常的に利用していた」
NEWSポストセブン
林田理沙アナ。離婚していたことがわかった(NHK公式HPより)
離婚のNHK林田理沙アナ(34) バッサリショートの“断髪”で見せた「再出発」への決意
NEWSポストセブン
フジ生田竜聖アナ(HPより)、元妻・秋元優里元アナ
《再婚のフジ生田竜聖アナ》前妻・秋元優里元アナとの「現在の関係」 竹林報道の同局社員とニアミスの緊迫
NEWSポストセブン
かつて問題になったジュキヤのYouTube(同氏チャンネルより。現在は削除)
《チャンネル全削除》登録者250万人のYouTuber・ジュキヤ、女児へのわいせつ表現など「性暴力をコンテンツ化」にGoogle日本法人が行なっていた「事前警告」
NEWSポストセブン
水卜麻美アナ
日テレ・水卜麻美アナ、ごぼう抜きの超スピード出世でも防げないフリー転身 年収2億円超えは確実、俳優夫とのすれ違いを回避できるメリットも
NEWSポストセブン
撮影現場で木村拓哉が声を上げた
木村拓哉、ドラマ撮影現場での緊迫事態 行ったり来たりしてスマホで撮影する若者集団に「どうかやめてほしい」と厳しく注意
女性セブン
5月場所
波乱の5月場所初日、向正面に「溜席の着物美人」の姿が! 本人が語った溜席の観戦マナー「正座で背筋を伸ばして見てもらいたい」
NEWSポストセブン
遺体に現金を引き出させようとして死体冒涜の罪で親類の女性が起訴された
「ペンをしっかり握って!」遺体に現金を引き出させようとして死体冒涜……親戚の女がブラジルメディアインタビューに「私はモンスターではない」
NEWSポストセブン
氷川きよしの白系私服姿
【全文公開】氷川きよし、“独立金3億円”の再出発「60才になってズンドコは歌いたくない」事務所と考え方にズレ 直撃には「話さないように言われてるの」
女性セブン
被害者の平澤俊乃さん、和久井学容疑者
《新宿タワマン刺殺》「シャンパン連発」上野のキャバクラで働いた被害女性、殺害の1か月前にSNSで意味深発言「今まで男もお金も私を幸せにしなかった」
NEWSポストセブン
NHK次期エースの林田アナ。離婚していたことがわかった
《NHK林田アナの離婚真相》「1泊2980円のネカフェに寝泊まり」元旦那のあだ名は「社長」理想とはかけ離れた夫婦生活「同僚の言葉に涙」
NEWSポストセブン
広末涼子と鳥羽シェフ
【幸せオーラ満開の姿】広末涼子、交際は順調 鳥羽周作シェフの誕生日に子供たちと庶民派中華でパーティー
女性セブン