「ボイスレコーダーの彼女の声だけが一人歩きして、全人格を否定するような動きが広がっているので、彼女は元気でかわいい普通の人で、悪い人じゃないということを言いたかっただけなんです。『こんなに叩かれて、もう生きていられないわ』と飛び降りてしまうようなことをいちばん心配しています。これからも長い人生を、なんとか立ち直り、気を取り直して生きてほしい。そのためになるなら、こうやって書くことは私にとって当然の行動でした」

 とはいえ誰にだって隠したいばかばかしい過去はある。逆ナンなど青くさい思い出の一ページは、できるなら塩漬けにしたまま二度と引っ張り出したくはないのではないか。しかし、これこそ、級友ならではの“忖度”だった。

「ありのままを書いて知ってもらえれば、怖い面にばかり焦点が当たらなくなると思うんです。自画自賛は豊田さんの公式ホームページにたくさん書いてあったので、人気者になるには自虐ネタも少しあった方がいいと思います。家のことはあまり言わない人でしたが、ポロッと漏らしたことがありますね。お父さんが高圧的で暴力的な人で、自分もそういう彼氏を選ぶ傾向があることを嫌がっていました」

 現在田中さんは、弁当店で働きながら子育てに奮闘しているが、自身の仕事と豊田議員の仕事を重ねながらこう続けた。

「ミスのない仕事はありえません。お弁当屋さんでも時々大量注文の予約と同時に店頭注文が入ると、ミスが出ますから。豊田さんもそれはわかっているはず。でもいつの間にかそれを叱責する側に回ってしまった。企業でのパワハラもみんなそうですよね。完全に負のスパイラルで、不毛だなと思います。中高時代の豊田さんは、些細なミスを責めるような人ではなかったですから」

※女性セブン2017年7月20日号

関連記事

トピックス

三浦瑠麗(本人のインスタグラムより)
《清志被告と離婚》三浦瑠麗氏、夫が抱いていた「複雑な感情」なぜこのタイミングでの“夫婦卒業”なのか 
NEWSポストセブン
オフの日は夕方から飲み続けると公言する今田美桜(時事通信フォト)
【撮影終わりの送迎車でハイボール】今田美桜の酒豪伝説 親友・永野芽郁と“ダラダラ飲み”、ほろ酔い顔にスタッフもメロメロ
週刊ポスト
バドミントンの大会に出場されていた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
女性セブン
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
女性セブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
被害者の宝島龍太郎さん。上野で飲食店などを経営していた
《那須・2遺体》被害者は中国人オーナーが爆増した上野の繁華街で有名人「監禁や暴力は日常」「悪口がトラブルのもと」トラブル相次ぐ上野エリアの今
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン