──不起訴処分になりました。
「多くのかたにご迷惑をおかけし、申し訳ない気持ちでいっぱいです。これまでも、不起訴が決まった今も、ひたすら反省と後悔の日々です」
──落選後は何を?
「家族と静かに過ごしています。私も多くのお母さんと同じ母親ですので、子供の側で一緒に過ごせる時間に幸せも感じています。ただ…、社会のために、人のために働きたいとずっと思って生きてきたので、忸怩たる思いはあります。本当にすべて、私の不徳のいたすところです」
──地元のかたがたの反応は?
「地元で支援してくださるかたがたからお電話やメールをたくさんいただきますが、あまりに申し訳なくて、きちんとお返事もできずにいます」
──年末年始の過ごし方は?
「子供たちは、好きな歌手がたくさん出演するので、紅白歌合戦が見たいとはしゃいでいます。でも、まだ小さくて、そんなに夜遅くまで起きていられないので、録画を忘れないようにしようね、なんて話しています」
──子供たちは騒動についてどのような反応でしたか。
「家族にも迷惑をかけてしまいました。子供たちは私には口に出しませんが、今もいろんな意味でたくさん我慢して過ごしていると思います。親の私のせいで、と切なく思っています」
──仕事はどうされるのでしょう?
「今後のことについては、まだまったく考えられていませんし、決まっていることもありません。今はとにかく自分を真摯に見つめ直し反省し、精進してまいるだけです」
学生時代から障害者施設でのボランティアに励み、厚労省に入って政治家に転身した後も、福祉の活動を続けてきた豊田氏のところには、いまだに障害者やその家族からの励ましの連絡も多いという。騒動の年は過ぎ、新しい年が始まっている。
※女性セブン2018年1月18・25日号