「創業直後は渋谷のワンルームマンションを借りて住んでいたが、いまは同じ渋谷の高級マンションで暮らしている」
しかし、世間が想像する当世ベンチャー起業家の華やかな暮らしとはほど遠いとも。
「部屋は立派になったけど、服装や暮らしぶりは素朴そのもの。今でもリクルートスーツのような安物ばかり着ているし、食事もファーストフードばかりでグルメには興味がない。いくらでもぜいたくできると思うのですが……」(同前)
寡黙なことでも知られるが、ネット上では饒舌なようだ。過去にツイッターで、
〈会計ソフト企業に勤める彼女に賃借対照表について教えてもらったけどめちゃめちゃ勉強になる〉(2014年2月13日。原文ママ)などとツイート。「学生がそのまま億万長者になったような男」(同前)なのだという。
そのギラギラ感のなさが、むしろ“得体の知れなさ”を漂わせているのかもしれない。
※週刊ポスト2018年2月16・23日号