●さとう珠緒/『超力戦隊オーレンジャー』(1995~1996年、テレビ朝日系)
丸尾桃/オーピンク役
本作出演時はファーストネームだけの「珠緒」で無名の存在だった。麻生あゆみ演じるオーイエローが男勝りなのに対し、オーピンクは優しい性格という設定。コケティッシュな表情と、水着姿で露わになったプロポーションの良さでブレイクした。劇中で放つ「まあ襲われちゃうのは結局、この美しいあたしよねえ~」のセリフも嫌味がなく、新たなヒロイン像を確立し、後の大人気にうまくつなげた。
●水谷ケイ/『星獣戦隊ギンガマン』(1998~1999年、テレビ朝日系)
シェリンダ役
グラビアや深夜番組を席巻した1990年代きってのセックスシンボルの特撮ドラマ出演はファンに大きな衝撃を与えた。豊満な胸の谷間や腰回りを大胆に露出した貝殻モチーフのビキニ鎧も話題となり、存在感溢れるダークヒロイン像を確立した。
※週刊ポスト2018年2月16・23日号