肉の外をこんがり、中をしっかり均一に焼き上げるため、トースターで長年採用していた「遠赤外線」と「近赤外線」の2種類のヒーターを庫内の上部にそれぞれ1本搭載。さらにゆっくり回転させることで庫内上部の近火と下部の遠火が繰り返され、ジューシーに仕上げることができる。また、庫内の汚れを拭き取りやすくする黒色の塗装を庫内側面と背面に施した。

 しかし、日本の家庭で使うことを考えると、機能を増やす必要があった。着目したのは日常で使うシーンが多い「オーブン」「トースト」機能と昨今人気の「燻製」機能だ。1台4役を実現するのは困難で、特にトースト機能はハードルが高かった。

 一般的なトースターは熱反射しやすいように庫内がアルミ材などで覆われている。しかし、この商品は庫内が黒い。構造やプログラムなどを見直すことでトースト機能を追加することができた。こうして構想から約2年、『ロティサリーグリル&スモーク』が誕生した。

 発売後、ユーザーからは「スーパーで買った安い肉もおいしく焼ける」と大好評だ。ブロック肉もムラなく簡単に調理でき、ロティサリー以外にも豊富なメニューが楽しめる『ロティサリーグリル&スモーク』。1台あれば、料理の幅が広がること間違いなし!

 ロティサリー機能は、焼きいもや焼きとうもろこし作りにも活躍。受け皿に野菜を置けば、肉と野菜の同時調理もできる。燻製調理する際、低温・高温モードの2段階温度調節で食材に合った最適な燻製メニューが楽しめる。

※女性セブン2018年5月3日号

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