大阪と並ぶ本命と目されてきた菅氏の地元・横浜にも異変があった。“横浜のドン”と呼ばれる横浜港運協会・藤木幸夫会長が、「カジノは街を壊す」(産経ニュース7月20日付)と誘致反対を表明したのだ。
「藤木会長は、かねて菅氏の後ろ盾と言われてきましたが、最近は距離を置いている様子。産経のインタビューでも、“どうしても横浜でカジノをやるのであれば、『俺がやる』と林(文子)市長にも伝えた”と述べており、今回の発言は菅氏への牽制ではないかとも囁かれている。藤木会長は二階さんとも関係が深いため、『横浜のカジノも二階さんが仕切るのでは』といった声も出ている」(地元記者)
のるかそるかの様相。テーブルを支配するのはどちらか。
※週刊ポスト2018年8月17・24日号