「試合がきっかけとなって、大砂嵐がこの4月に静岡県下の道路で、無免許運転でスピード違反を犯していた疑いが浮上したのです。当該の道路に設置されたオービスには140kmの猛スピードで走る車が映っていたものの、あまりに速すぎて車のナンバーもドライバーの顔も不鮮明だったというのですが、県警の担当者が9月30日の試合をテレビで見ていて“映っていたのはこの男だ”とピンときた。RIZINに問い合わせがあって、無免許運転だったことが発覚したというのです」
東京・両国にある大砂嵐の自宅を訪ねると、表札に名前はあるものの、ポストには溢れんばかりの郵便物が詰まっており、部屋は暗いままだった。
静岡県警は「広報発表していないものはお答えできない」とするのみだが、大砂嵐が髷を切り落とした時と同様の過ちを繰り返していたことには驚きを禁じ得ない。「禊ぎを済ませる大晦日」を迎えるのは難しそうだ。
※週刊ポスト2018年11月9日号