ボブ・サップ一覧

【ボブ・サップ】に関するニュースを集めたページです。

大砂嵐 2度の無免許運転&スピード違反で「国外逃亡状態」
大砂嵐 2度の無免許運転&スピード違反で「国外逃亡状態」
 大晦日にさいたまスーパーアリーナで開かれるRIZIN.14。その対戦カードの中に、やはりあの「大型新人レスラー」の名前はない。東京・両国の自宅マンションの郵便受けは、山のようになって溢れていた──。2018年1月に長野県内で無免許運転の追突事故を起こし、道路交通法違反で書類送検された元幕内力士・大砂嵐(26)の自宅である。 大砂嵐の無免許運転が発覚したのは2018年の初場所中のこと。相撲協会は現役力士による自動車やバイクの運転を禁じているうえ、警察には「妻が運転していた」と虚偽の供述をしていたことがわかり、春場所前の理事会で引退勧告の処分が決まった。大砂嵐は処分を受け入れ、土俵を去った。 引退後は総合格闘技に転身し、9月30日にさいたまスーパーアリーナで開催されたRIZIN.13でデビュー。デビュー戦はボブ・サップに判定負けしたものの、榊原信行・実行委員長は「まだチャンスはある。またサップに挑戦してほしい」と期待を寄せ、大晦日のRIZIN.14で“再戦”があり得るとみられていた。 しかし、10月末に今度は無免許のままスピード違反をしていたことが発覚する。「9月末のデビュー戦敗北後、大砂嵐は師匠のジョシュ・バーネットのもとでゼロから鍛え直すということで、米・シアトルの道場に送り込まれていたが、デビュー戦をテレビで見ていた静岡県警の捜査員が、管内の道路を猛スピードで走っていた車の運転席に座っていた男と大砂嵐がよく似ていることに気付き、思わぬかたちで“2度目の無免許運転”が明るみに出た」(RIZIN関係者) その結果、“再就職先”の総合格闘技も契約解除となったのだ。大砂嵐の大相撲時代のタニマチの一人はこういう。「RIZINから契約解除となった後もシアトルに残ったままで、母国・エジプトにも戻っていないそうです。日本に戻ってくれば身柄を拘束される恐れもあるから、来るに来られない状況でしょう。まぁ、デビュー戦のファイトマネーが推定2000万円といわれていますから、しばらくは生活も大丈夫なのでは」 まるで“国外逃亡”の状況である。実際、大砂嵐の自宅マンションのインターホンは電源が切られており、道路側から見える部屋は暗いまま。同じマンションの住人は「最近は姿を全く見ていない」と話した。
2018.12.28 16:00
NEWSポストセブン
またも無免許運転発覚の大砂嵐 時速140キロ出していた
またも無免許運転発覚の大砂嵐 時速140キロ出していた
 人気総合格闘技イベント「RIZIN」を運営する「RIZIN FIGHTING FEDERATION」は10月26日、大相撲の元前頭・大砂嵐(26)との試合契約の解除を発表した。そこから遡ること3日前、23日には、大晦日にさいたまスーパーアリーナで開催される「RIZIN14」のポスターが公表されたが、ファンの間からは不審がる声があがっていた。「対戦カードはまだ発表されていないが、堀口恭司、那須川天心ら目玉選手たちがポスター上で顔を揃えていた。ファンはポスターの顔ぶれを見ながら、“どんなマッチメイクになるのか”と期待を高めるわけですが、そこに大砂嵐の顔がなかったのです」(専門誌記者) 初のエジプト出身力士として注目を集めた大砂嵐は、今年1月に無免許運転で追突事故を起こしていたことが発覚。春場所直前に相撲協会は引退を勧告し、角界を去ることになった。「5月には総合格闘技への転向を発表し、デビュー戦(9月30日開催のRIZIN13)の相手はボブ・サップ。スタミナ切れで最後は攻撃意欲すら失う内容だったが、本人は試合後に、『大晦日にリベンジの機会が欲しい』とコメント。次戦が年末に組まれるものだと思われていた」(同前) 話題性があるのにポスターに顔がないことが不思議がられたわけだ。実はその背景に、デビュー戦後に思わぬところから“物言い”を付けられていた事情があるという。RIZIN関係者が証言する。「試合がきっかけとなって、大砂嵐がこの4月に静岡県下の道路で、無免許運転でスピード違反を犯していた疑いが浮上したのです。当該の道路に設置されたオービスには140kmの猛スピードで走る車が映っていたものの、あまりに速すぎて車のナンバーもドライバーの顔も不鮮明だったというのですが、県警の担当者が9月30日の試合をテレビで見ていて“映っていたのはこの男だ”とピンときた。RIZINに問い合わせがあって、無免許運転だったことが発覚したというのです」 東京・両国にある大砂嵐の自宅を訪ねると、表札に名前はあるものの、ポストには溢れんばかりの郵便物が詰まっており、部屋は暗いままだった。 静岡県警は「広報発表していないものはお答えできない」とするのみだが、大砂嵐が髷を切り落とした時と同様の過ちを繰り返していたことには驚きを禁じ得ない。「禊ぎを済ませる大晦日」を迎えるのは難しそうだ。※週刊ポスト2018年11月9日号
2018.10.26 20:45
週刊ポスト
「異常に強い朝青龍」が紅白より大晦日にふさわしかった理由
「異常に強い朝青龍」が紅白より大晦日にふさわしかった理由
 AbemaTVによる大晦日の特別番組『朝青龍を押し出したら1000万円』は、取組が始まる前に視聴数が100万を超え、最後の挑戦者である元琴光喜の取組が始まる頃には500万を超えた。番組が終了したときには、元大関琴光喜との取組に感激したとの意見がネットでは多く見られていた。この特番の最初から最後まで、4時間45分見続けたイラストレーターでコラムニストのヨシムラヒロム氏が、番組としての完成度について振り返った。 * * * 大晦日、テレビ局は各々力を込めた特別番組を放送する。そのとき、インターネットテレビの盟主AbemaTVでは『朝青龍を押し出したら1000万円』を配信していた。 力自慢の挑戦者が朝青龍と相撲、勝てば1000万をゲット。説明するまでもないが、タイトル通りの内容である。 12月31日20時00分から1月1日00時45分まで。4時間45分の長丁場。“朝青龍が7年ぶりに取組”ここだけを見れば、素晴らしい番組だ。しかし、ネックとなったのは放送時間の異常な長さ。ここがキツくて仕方ない。 朝青龍への挑戦したのは、琴光喜(元大関)、ボブ・サップ(格闘家)、泉浩(柔道銀メダリスト)のVIPチャレンジャー3人。そして、一般応募から選ばれた5人の計8人の猛者達。 挑戦者は8人、書かずもがな朝青龍は番組内で8回相撲を取る。取組は短ければ一瞬、長くて1分ほど。挑戦者がいくら粘っても、相撲シーンの取れ高はマックス8分だ。 最大の見どころ“朝青龍の取組”は8分以下、比べて長すぎるのが4時間45分の放送時間。 単純計算してみよう、4時間45分-8分=4時間37分「4時間37分間の空き時間、なにをやりたいんだ!」とツッコミたくなる番組であった。 格闘技の放送には、試合で戦う人間を紹介する“煽りVTR”がつき物。視聴者は、そこで格闘家の強さや戦う理由を学ぶ。事前情報を入れることで、応援にも気持ちがこもる。 2000年頃、日本格闘技シーンを席巻した『PRIDE』。圧倒的な支持を得た理由の1つが、試合を盛り上げる“煽りVTR”の秀逸さ。 格闘技番組は、試合をやっていない時間に、視聴者を飽きさせないことが重要。よって、“煽りVTR”が大事になってくる。『朝青龍を押し出したら1000万円』は、良い意味でも悪い意味でも真っ向勝負。朝青龍と挑戦者以外のコンテンツは用意していない。幕間のコントといった、お笑い要素も一切ない。 ゆえに、相撲以外の4時間37分間は“煽りVTR”を流し続けるハメに……。 視聴者からすれば、史上最も長く“煽りVTR”を見続ける番組。 番組制作側からすれば、史上最も長く“煽りVTR”で視聴者の興味を持続させる番組。 2つの意味でミッションインポッシブル! 不可能な任務! どんな朝青龍のファンでも見続けるのは難儀だろう。どんな名監督でも4時間37分間の飽きない“煽りVTR”を作ることは不可能だ。 更に、事前番組から見ていた僕のような人間にはすでに知った情報。「ミニにタコ by田代まさし」できるほどに再放送、見続けることは苦行に近い。 取組後の朝青龍の休憩などを考えれば、仕方ない構成だと分かる。 だけど、視聴者にガマンを求め過ぎだって! 番組で唯一満足できたのは、朝青龍の異常な強さ。 現在は、モンゴルで自らの銀行を持つほどに財界人な元横綱。現役時代の筋骨隆々の肉体美は、当然失っている。 1人目のチャレンジャー、元フランス外国人部隊・久保昌弘は「現役の時の朝青龍見ているので、もっとすごいの想像していました」と本人を眼前にイキった。 しかし、取組では瞬殺。身体を持ち上げられ、土俵に叩き落とされた。 個人的に、久保昌弘に対する期待値は高かったのでショックを受ける。相撲とは力自慢ではなくテクニック、相撲経験者以外は勝ち目がない。そんなことが一目で理解できる実力差。 それ以降、6人続いた挑戦者。誰一人として、朝青龍とまともに組み合うこともできない。圧倒的な力の差を見せつけられ、身体を土で汚すばかり。 肉体は変わったが、現役時代から変わらないのが「朝青龍らしい」独特のふてぶてしさ。横綱の品格からは程遠い、モンゴルのやんちゃ坊主感はキープ。 ある挑戦者の攻撃が目に直撃しブチギレ。取組後、腫れた自身目の写真とともに「目にパンチくらわしやがって 火が付いた!!」とツイート。 最後の第8戦の対戦相手は、プロ野球賭博問題で相撲界を去った琴光喜。朝青龍と同様に、自らの意思ではなく力士を引退した男だ。「土俵に残してきたモノはある」と語る両人。がっぷり四つを組み合う姿は、確かにドラマチック。 今まで見ていたのは“相撲のようなもの”だったと確信させる取組内容。4時間以上”煽りVTR”を見続けたゆえ、感動もひとしお。「違う!」正直に書こう。「感動した!」とでも思わなければ、やってられない番組であった。「紅白見れば良かった」と自らを攻めたくなる出来だったんだ、正直。 長時間の“煽りVTR”を見続け「久保昌弘は牧場勤務」「琴光喜が今焼肉店を営んでいる」「泉浩が週6日、魚市場で働いている」といった情報を得る。 自分にツッコミたくなる「そんなこと知ってどーすんの?」 結果、琴光喜戦の頃合いには“煽りVTR”で情報酔い。飲んでもいないのにヘロヘロに疲れていた。 再度書く、本質である“朝青龍の取組”は素晴らしい。しかし、過度な情報を与え続ける“煽りVTR”が長過ぎる。 放送終了後、録画していた紅白を見て意外なコトに気づく。「やっぱり、朝青龍を見ていて良かった!」 美男美女が戯れる派手なお祭り騒ぎを目にし、自分自身の人生を悲観してしまった。「芸能人はいいなぁ、楽しそうで、比べて僕は……」と。 比べて『朝青龍を押し出したら1000万円』は、悲しくならないだけまだマシ。それこそ、皆心に傷を持つ者ばかりが集まる、僕たち敗者達の宴。 男たちの無念を朝青龍は、がっぷり四つで受け容れてたんだなぁと気がついた新年であった。 ※本コラムはイーグルスの「デスペラード」を聞きながら読むと10倍楽しめます。
2018.01.03 16:00
NEWSポストセブン
バラエティー、ドラマも 新日レスラーがTVを席巻中の背景
バラエティー、ドラマも 新日レスラーがTVを席巻中の背景
 かつてプロレスラーはマットの上で熱いバトルを繰り広げたが、今、彼らはマットの上だけではなくテレビを舞台に活躍中だ。しかも、バラエティーに限らず最近はドラマにも進出している。とくに新日本プロレス所属のレスラーたちの活躍がめざましい。そのワケとは? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * このところ新日本プロレス所属のプロレスラーがさまざまなジャンルの番組に出演しています。 今春スタートのバラエティー『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』(テレビ朝日系)には、棚橋弘至選手、矢野通選手、タイガーマスク選手、永田裕志選手、田口隆祐選手らが出演。特定のプロレス団体が週替わりのレギュラー枠を持つのは異例です。 次に、真壁刀義選手が5月から大河ドラマ『おんな城主 直虎』(NHK)に俳優としてレギュラー出演。さらに後藤洋央紀選手が5月30日の『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(フジテレビ系)に出演し、主演の小栗旬さんと激しいアクションを披露しました。 その他にも『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)にオカダ・カズチカ選手が出演したほか、『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)では真壁選手が川田裕美アナに公開告白。『水曜日のダウンタウン』(TBS)にも中西学選手が出演するなど、春以降多くのプロレスラーたちを見かけるようになりました。 驚かされるのは、ほぼすべてのテレビ局を制覇し、それが新日本プロレス所属のレスラーであること。新日本プロレスの試合は長年テレビ朝日で放送されていますが、他局にもまんべんなく出演しているのです。過去のプロレスブームではこれほどの状況は見られませんでした。今、なぜレスラーがテレビ番組に出演しているのでしょうか?◆レスラーのエンタメ性が飛躍的にアップ 一昨年前ごろ発生した「プ女子」(プロレス好きの女子)ブームの定着が影響していることは間違いないでしょう。当初はイケメンレスラーばかりでしたが、現在ではヒールや外国人、武骨からコミカルまで、さまざまなタイプのレスラーに黄色い声援が飛ぶようになりました。地方会場も超満員を連発するなど全国的な人気があるだけに、テレビ番組の制作サイドがファンの視聴を期待しているのです。 人気以上に見逃せないのは、レスラーのエンタメ性が飛躍的に上がっていること。もともと新日本プロレスは、アントニオ猪木さんが掲げた「ストロングスタイル」に基づく強さ至上主義でしたが、現在は“魅せる”演出が随所に見られます。 それぞれのレスラーに強烈なキャラクターや決めゼリフがあり、入場シーンもド派手。リング外でも、真壁選手のようなトーク力やスイーツ好きなどの個性を持つレスラーも少なくありません。実際、ファンサービスに熱心であるのと同様に、テレビ番組の撮影現場でもサービス精神あふれる対応を見せているそうです。 そもそも他のタレントにはない規格外の体格を持つレスラーは、いかにもテレビ向き。そこにキャラクターやトークなどのエンタメ性が加わったため、テレビ番組の制作サイドも使いたくなっているのでしょう。◆大手芸能事務所との提携も 新日本プロレスそのものを取り巻く環境の変化も大きいでしょう。2012年にゲーム会社『ブシロード』が親会社になってから、レスラーのトレーディングカードゲームを発売するなどタレント化が進みました。昨年から大手芸能事務所『アミューズ』と業務提携しているのもテレビ出演が急増している理由の1つと言えます。 かつて格闘家のテレビ出演は、「新日本プロレスはテレビ朝日」「全日本プロレスやプロレスリング・ノアは日本テレビ」、「(総合格闘技の)PRIDEやRIZINならフジテレビ」というように試合を放送している局がほとんどでした。しかし、現在地上波でレギュラー放送しているのは新日本プロレスだけであり、他局とのしがらみがないため出演しやすくなったという側面もあります。 また、深夜帯ではあるものの、AKB48が本格的なプロレスに挑むドラマ『豆腐プロレス』や、アニメ『タイガーマスクW』(ともにテレビ朝日系)が放送されるなど、テレビ局がプロレスというコンテンツに注目している様子がうかがえます。◆「フリもオチもOK」の使い勝手 レスラーは見た目の大きさや怖さを感じさせられる分、ユーモアとのギャップも大きく、テレビ番組のスタッフにとっては魅力的なタレント。2000年代前半にバラエティーを席巻したボブ・サップのような存在が現れるかもしれませんし、俳優として成功を収めるレスラーがいても不思議ではありません。 トーク力なら真壁選手、肉体美なら棚橋選手、怪力と天然ボケなら中西選手、罰ゲームなら獣神サンダー・ライガー選手、下ネタなら田口選手など、それぞれの持ち味は多彩。知人のある構成作家が「プロレスラーはフリにもオチにも使いやすい。出演時間が数秒だけで申し訳ないときもあるけど(笑)」と言っていたように、スポット出演も可能であるなど、使い勝手の良さでも重宝されます。 若手からレジェンドまで、まだまだ人材は豊富だけに、今後もさまざまな番組でレスラーの活躍が見られるでしょう。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本前後のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』『TBSレビュー』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2017.06.04 07:00
NEWSポストセブン
大晦日総合格闘技 視聴率惨敗でも女子総合の夜明けとなった
大晦日総合格闘技 視聴率惨敗でも女子総合の夜明けとなった
 久しぶりに格闘技の話題で盛り上がった2015年の大晦日だが、曙vsボブ・サップの再戦で注目されていた「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015」を放送したフジテレビは視聴率7.3%と全放送局で最下位に終わった。しかし、RIZINでは総合格闘技の新たな歴史の始まりを感じさせる場面もみられた。2試合と試合数は少なかったが「女子」の総合格闘技が本格的に始まった分岐点として、のちのち語られる日となりそうなのだ。 女子格闘技にくわしいフリーライターの藤村幸代さんは、RIZIN3日目、31日の第1試合でRENAが入場したときの会場の雰囲気に驚いた。「女子の格闘技を長年みてきましたが、かつては女子の試合が始まると飲み物を買ったりトイレに行く人もいたりして、試合中も『女だからつまらない』とする雰囲気もあった気がします。でも今回は違った。観客が女子の試合を目玉カードとして期待しているのがわかったし、RENAも飛びついて腕十字固めをきめて鮮やかに勝利し会場を沸かせてくれました。24歳のRENAが、日本の女子総合格闘技を背負っていくのだと誰からもわかる試合でした」 キックボクシングに投げ技や関節技が加わるシュートボクシング選手のRENAは、RIZINでのイリアーナ・ヴァレンティーノ戦が初めての総合格闘技公式戦。RENAの身長は160センチでルックスは愛らしく華やか、試合は51㎏級契約だから曙とボブ・サップのような大きさによる驚きはない。それでも、格闘技を見慣れているであろう観客を満足させる充実した試合をみせた。 もう1試合の女子の試合は、ブラジルのギャビ・ガルシア対ドイツのレイディー・タパ。186センチと180センチの存在感は圧倒的で、とくにガルシアの筋肉隆々とした姿には感嘆のため息を漏らすほかなかった。打撃戦になったが、体格に勝る世界柔術王者のガルシアがバックブローでTKO勝ちし、次に始まったボブ・サップ対曙より満足度では上回ったのではないかと囁かれた。 大晦日に開催される格闘技の大会は、他の日時に開かれるものとは違う特別なものだと主催者も出場者も、そして観客も感じている。長期休暇の季節なので来場し観戦する人が多く、かつては地上波のテレビ放送によってお茶の間に届きマニア以外の人にも試合を見てもらえたチャンスの日だからだ。その場所に女子選手が初めて登場したのは、2003年12月31日の「INOKI BOM-BA-YE 2003」での辻結花対カリオピ・ゲイツィドウ戦だった。「でも辻選手の試合はメインイベントが終了した後の、テレビ中継がない試合だったんです。2010年には12月30日でしたけど『戦極 Soul of Fight』に藤井惠さんらが出場していますが地上波での中継はありませんでした。地上波の注目度が高い大晦日の時間帯で女子総合格闘技の試合が放送されたのは、ここ10年では例がありません。『新しいものを始めるにあたっての象徴』とRIZIN運営が会見で言った通り、これから真の意味での女子の時代がきてくれると嬉しいですね」(前出・松本さん) 総合格闘技がスポーツとして認知されている米国のUFCでは、女子柔道の五輪銅メダリストであるロンダ・ラウジーが、いまや56,214人の観客が集まった大会のメインイベントをつとめるほど人気と実力を兼ね備えた総合格闘技のスターだ。ラウジーはフォーブスの世界女子スポーツ選手長者番付2015年版ではテニスのマリア・シャラポワやレーシングドライバーのダニカ・パトリックに交じり8位になる経済的成功も納めている。「今回のRENAのように華やかな場所で活躍する女子選手の存在は、これから取り組む若い人を増やします。ラウジーのような成功が納められるかもしれないとなれば、RIZINのリング上で参戦を表明したレスリング世界ジュニア王者・村田夏南子のようにスポーツエリートも加わる可能性も高い。RIZIN統括本部長の高田延彦さんが『これからは女子の時代です』と宣言したことが、掛け声だけではなくなりそうです。女子総合格闘技はこれから面白くなりますよ」(前出・藤村さん) 低視聴率やかつての有名選手の試合内容に対する落胆など、何かとネガティブな情報が多かった大晦日の総合格闘技だが、「女子」には明るい未来が開けた日となった。
2016.01.10 07:00
NEWSポストセブン
大晦日格闘技 フジ・TBS・テレ東で視聴率バトルロワイヤル
大晦日格闘技 フジ・TBS・テレ東で視聴率バトルロワイヤル
 2015年の大晦日は久しぶりに格闘技が紅白歌合戦のライバルの位置に帰ってきたと話題だ。「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015」がさいたまスーパーアリーナで3日間にわたって行われ、フジテレビで地上波中継されるからだ。2003年に紅白を瞬間最高視聴率で上回った曙vsボブ・サップの再戦が発表されるなど、話題性は抜群でフジテレビ復活のきっかけといわれてもよいはずなのに、あまり景気がよい話が聞こえてこない。「チケット売れ行き好調とリリースを出していましたが、当初の見込みより売れていなくて、3割も座席数を減らしたなんて話が聞こえてきます。最初から減らせるように設定していたあたり、売れないかもしれないと思っていた本音が見えますよね」(スポーツ紙記者) かつて、格闘技は広く世間の関心を集めお茶の間でも親しまれていた。 2003年12月31日は「K-1 PREMIUM 2003 Dynamite!!」「INOKI BOM-BA-YE 2003」「PRIDE男祭り」と3大会も総合格闘技の大会が開催され、それぞれTBS、日本テレビ、フジテレビで放映された。テレビ中継はあっても、会場で華やかな雰囲気を感じたいとチケットを求める人が多かった。ところが、にぎやかに盛り上げたいと主催側が話題を提供しても反応が鈍い。「お祭り感がないんですよね。発表されている出場選手も、曙、ボブ・サップ、ピーター・アーツ、エメリーヤエンコ・ヒョードルと古い人ばかり。新人という意味では、山本美憂の息子の山本アーセンが出るけれど、総合を一試合もしたことがない。 叔父の山本KID徳郁だって、修斗で何試合も戦って評価を高めてから大きな舞台で活躍したのに、それもない。テレビ中継があるなら、それで見ればいいかとなります」(スポーツジャーナリスト) 話題性はあるのに試合会場へ行かないならば、テレビ観戦向きなのか。ところが、そちらも不安材料が多い。 TBSが2011年から大晦日に放送している「KYOKUGEN」で、2004年12月31日の「K-1 PREMIUM 2004 Dynamite!!」で、前出の曙vsサップ戦と同じく瞬間最高視聴率で紅白を上回った魔裟斗と山本KID徳郁の再戦という企画を実施することになった。ほかに格闘技で歯、WBA世界フライ級タイトルマッチ井岡一翔対ベレコ、IBF世界ミニマム級タイトルマッチ高山勝成対アルグメドも同番組で中継される。「TBSの『KYOKUGEN』はボクシング中継をはさみながら、スポーツ各界の一流選手が対決をするバラエティ色が強いスポーツ番組です。そこの目玉として、11年前の伝説の試合の再戦をもってきた。他の対決では、ラグビーの五郎丸歩やサッカーのメッシなど、スポーツに詳しくなくても知っている有名人が出てキック勝負などをする。大晦日にお茶の間で見るなら、こっちのほうが気楽で楽しいんじゃないですか」(前出・スポーツ紙記者) 総合格闘技ではないが、テレビ東京もボクシングWBA世界S.フェザー級チャンピオン内山高志の11度目の防衛戦と、WBA世界L.フライ級タイトルマッチを放送する。大晦日は格闘技を巡って3つのテレビ局がしのぎを削る。 2014年12月31日の視聴率をみると、「KYOKUGEN 2014」を放送したTBSは3.4%、「ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜」のフジテレビは3.3%、テレビ東京の「ボクシング3大世界戦」は5.6%だった。NHKを含めた視聴率ではテレ東3位、TBSが5位でフジ6位だ。2015年は、話題性が高い格闘技によって、どのような結果になるだろうか。
2015.12.31 07:00
NEWSポストセブン
スターYouTuber誕生? 高須クリニックCMコンテスト開催
スターYouTuber誕生? 高須クリニックCMコンテスト開催
 一般人がYouTubeに個性的な動画を公開し、“YouTuber”として大人気になるこの時代。なかには広告収入やメディア出演で、相当リッチな生活を送るYouTuberもいるとのことで、今や動画コンテンツはアイディア次第で成り上がれる一攫千金の手段となっている。 そして、個性的な動画といえば思い出されるのが、高須クリニックの高須克弥院長だ。高須クリニックといえば、とにかく個性的なテレビCMでお馴染み。高須クリニックのYouTubeの公式チャンネルを見ると、格闘家のボブ・サップとコントをしているCMや、高須院長の何気ない日常に密着したCMなど、コミカルでインパクト大な動画が数多く公開されている。 実はこれらのCMの多くが高須院長自らアイディアを出して制作されたものだとのこと。そう考えると、高須院長は“元祖YouTuber”と呼ぶべき存在なのだ。 そんな高須クリニックが、今度は新たな動画の才能を発見すべくコンテストを開催中だ。「Yes!動画コンテスト」と題されたこの企画は、高須クリニックの新CMを公募するというもの。グランプリに選ばれた作品は、実際にテレビCMとして使用されるかもしれないという。 応募作品は、テレビCMということで、30秒もしくは15秒の長さに収めなければならず、ナレーションもしくはテキスト表記で「Yes!高須クリニック」という言葉を使うという条件が設けられている。また、著作権を侵害する素材はもちろん使用不可だが、キャンペーンサイトには、サウンドロゴや院長の写真などの素材も用意されており、それらを活用することはOKだ。 投稿された動画の閲覧数と人気投票数の多い作品の中から、審査員である高須院長と、YouTuberのマックスむらい、お笑いコンビ・日本エレキテル連合がそれぞれ独断で受賞作を選出。賞金はグランプリとなる高須院長賞が150万円、マックスむらい賞と日本エレキテル連合賞がそれぞれ50万円で、総額250万円となっている。応募期間は11月30日までだ。 元々“なんでもアリ”なCMばかりの高須クリニックだけあって、応募作品もかなりぶっ飛んだものが期待できそう。このコンテストから、次なるスターYouTuberが誕生するかも!?
2015.09.19 07:00
NEWSポストセブン
夏フェス ダイブをしたら連行され説教くらい追放処分になる
夏フェス ダイブをしたら連行され説教くらい追放処分になる
 夏フェスシーズン真っ盛り! 一度にたくさんの人が集まるだけに、フェスにはハプニングがつきもの。フェス常連者が会場で実際に遭遇した忘れられない事件を集めてみたら、色々あった。 ステージのボルテージが最高潮に達すると、観客の上にダイブするアーティストも。しかし、危険性を伴うため観客のダイブは禁止がほとんど。「私の友人が、大ファンのパンクギタリスト・KEN YOKOYAMA(44才)のステージに超感動して、“いけない”とわかっていながら、もう我慢しきれずに…ダイブ! たちまち、ボブ・サップ(39才)のような警備員につかまり、ステージ裏に連行。スタッフにさんざん怒られた後、入場券であるリストバンドをカットされ、ひとりだけ先に退場! キツ~いお灸をすえられ、めっちゃ反省してました」(34才・あや) 自分の出演時以外はほかの人のステージを楽しんでいるアーティストも多く、会場で目撃することも。「斉藤和義(48才)の演奏を見ていたら、ちょっと前まで別のステージで歌っていた加藤登紀子(70才)が、な、なんと隣に! ステージでは真っ赤なドレスで熱唱していましたが、この時は雨が降っていたので雨合羽を着て完全装備。それでも、彼女のオーラは半端なかった! ちなみにこの後、温泉でも会っちゃった(笑い)」(29才・あんず)「『フジロック』のフィールドヘブンという会場で、夜お酒を飲んでいたら、憧れの大好きなUA(42才)を発見。思い切って声をかけたら、一緒におしゃべりしてくれて…まさに天国♪ 一生の思い出です」(34才・まみっこ) ほかにも松田龍平(31才)やネガティブモデルの栗原類(19才)などの目撃情報も。※女性セブン2014年7月17日号
2014.07.09 11:00
女性セブン
ボブ・サップのCM起用急増 「あの人は今、CM」の優れた点
ボブ・サップのCM起用急増 「あの人は今、CM」の優れた点
 総合格闘技などを中心に、圧倒的な強さで人気を集めたボブ・サップ。その強さだけでなく、サービス精神旺盛なキャラクターと相まって、多くのバラエティ番組やCMで活躍していた。しかし、格闘技イベント主催会社のファイトマネー不払い問題などが発端となり、ここ数年は日本の芸能界から遠のいた印象だった。 一時は、韓国のバラエティ番組で「催眠術師」として登場した動画が話題になるなど、ファンからは“どうしたんだ? ボブ・サップ”という声もあった。だが今年6月には、彼が登場する大手企業CMが相次いでオンエアされ、華麗な復活を遂げている。ひとつはソフトバンクモバイルの人気シリーズ「白戸家」で、ダンテ・カーヴァー演じる兄が“一皮むけた”姿として出演。ほとんど「出オチ一発」ともいえるが、あの見た目のインパクトは大きい。 また明治安田生命保険「医療費リンクシリーズ」では、妖しいマスクに心を乗っ取られてしまったレスラー「ビョウキング」として登場。CMとはいえ、技を掛けたり掛けられたりといった雄姿や、変わらぬビーストぶりを見て“おぉ!”と反応した人も多いようだ。 こうした立て続けともいえる起用のされ方について、広告代理店の関係者は「サップならではの強みがある」と語る。「ボブ・サップに限らず、一度売れた人には全国的な知名度があります。さらにサップの場合は、体型・見た目がアイコニックですよね。最近目にしていなくても、ひと目でわかる。みんな忙しくて、コミュニケーションのスピードが上がっているので、『すぐわかる』ことは大きなポイントです。 ソフトバンクのCMも体型の変化をネタにした使い方ですし、明治安田生命の場合は覆面していても彼だとわかる――あんなガタイの人、他にいないですからねぇ(笑い)」 ボブ・サップといえば、あの肉体だけでなく、ワシントン大学で社会学と薬学を専攻した上に3年間で卒業した頭脳を持ち、しかも女性に紳士的といった評判でも知られている。彼がCMやバラエティに多く出演していた頃、番組内で周りを楽しませながら笑顔になっているのを見て、才色兼備な女性が何人も「タレントを見て『デートしたい』と思うことはほとんどないけど、ボブ・サップとは1度でいいからデートしたい」と言うのをよく耳にした。「カラダが野獣で、インテリジェンスがあって、女性に対してジェントルマンだなんて、男として最強じゃない?」と言われ、どの要素もゼロな記者は“聞かなかったフリ”で乗り切るしかなかった……悲しい思い出だ。そんなことはさておき、「今後こういったケースが増えそうだ」と、前出の代理店関係者は分析する。「実は『最近、売れてない』というのも、逆にCM的にはポイントなんです。それというのも、テレビCMは意外性を演出して、注目を集めることを狙いますが、今現在テレビに出まくっている人がCM出演しても、よほど変わった使い方をしないとインパクトはない。 そんな中で、知名度はあっても露出が減っている人をキャスティングすれば、それだけで驚いてもらえますよね。こうした『あの人は今』的な人が出るCMは、今後も増えていくかもしれません」
2013.07.03 16:00
NEWSポストセブン
ボブ・サップから「仕事くれ」と言われたことを明かした高須院長
シュールすぎて話題のあのCM 高須院長が制作ウラ話を披露
 ボブ・サップ、マック赤坂、西原理恵子、そして高須克弥院長が登場する高須クリニックのテレビCMが、あまりにも“カオスすぎる”と話題だ。このCMは『スッピン!』(TBS系、毎週土曜日午後9時54分~)の中で放送されているもの。高須院長が寄せられた悩みを解決する「YES!相談室」、「目玉焼きにかけるのは醤油か塩か」や「この世でいちばん強いのは誰か」などといったテーマで語り合う「YES!討論会」など、いくつかのシリーズがあるが、基本的には出演者たちのアドリブが繰り広げられるCMとなっている。 特に、宇宙人の格好をしたマック赤坂が登場するバージョンでは、毎回マック赤坂が大暴走。グチャグチャの状態のまま、おなじみの「高須クリニック」のジングルが流れて終了するというのが、お決まりのパターンだ。 そんな高須クリニックのCMに、ネットユーザーたちも驚きの様子。ネット上では、「ハンパねぇ、高須クリニックのCMに高須社長とボブサップ、そしてなんとマック赤坂!ヽ(´o`;ネオトーキョーのカオスだなぁ…( ;´Д`)」「高須クリニックの院長とボブサップとマック赤坂が出てる高須クリニックのCMが異次元空間すぎる」「高須クリニックのCMやばくね?自由すぎる」「笑うこともできずに( ゜Д゜)ポカーンってなったわ」 などの意見が飛び交っており、やはりその“ブッ飛び具合”はインパクト大のようだ。 ちなみに、このCMは高須院長自らが企画発案しているという。高須院長はこう話す。「全部ぶっつけ本番ですよ。その場に行って簡単な設定を決めて、じゃあそれでいこうって、そのまま収録しちゃう」 キャスティングもまた高須院長によるものだ。「たまたまボブ・サップが僕のところに電話をかけてきて、『何か仕事ない?』って言ってきたんだよ。それで、じゃあ仕事をあげるよってことで、CMに出てもらった。マック赤坂は、ちょうど赤坂の高須クリニック東京院の前で選挙運動をしてたのを見て、面白かったから、CMに出しちゃえってなった(笑い)。で、西原もそれなら出ちゃえって(笑い)」(高須院長) このCMが流れる『スッピン!』は、毎回女性芸能人が登場し、化粧を落としたすっぴん姿を披露するという番組。こちらのキャスティングは、高須院長によるものではないとのこと。「CMは全部ぼくがやってるけど、番組のほうはまったくタッチしてないんだよ。でも、5月からはアイスホッケー女子日本代表の選手たちに出てもらう予定。みんな可愛いから期待していてね」(高須院長) カオスすぎるCMだけでなく、スマイルジャパンたちのすっぴん姿にも注目が集まりそうだ。【プロフィール】高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。著書に『バカにつける薬 ドクター高須の抱腹絶倒・健康術』(新潮OH!文庫)、『私、美人化計画』(祥伝社)、『シミ・しわ・たるみを自分で直す本』(KKベストセラーズ)、『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子との共著)など。最新刊『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)が話題。
2013.05.04 07:00
NEWSポストセブン
ブーム再来のプロレス 動員数水増しから決別は大英断と識者
ブーム再来のプロレス 動員数水増しから決別は大英断と識者
「主催者発表」の数字ほど、日本では信用出来ないものはない。その「サバ読み文化」にあるスポーツ団体が決別した。作家で人材コンサルタントの常見陽平氏が決断にエールを贈る。 * * * 突然ですが、皆さん「1.4(イッテンヨン)」って何の意味だと思います? これが分かる人は、プロレスファンでしょう。毎年、1月4日に新日本プロレスが東京ドーム大会を開くのです。プロレスファン、特に新日ファンにとって「1.4」は、仕事始めであると同時に、「プロレス始め」でもあるのです。正月のこの日の東京ドーム大会は1992年に始まりました。一時は大会名が「闘強導夢」という実にプロレス的な名前でしたが、2007年より「レッスルキングダム」に変わりました。 いまや、プロレスは何度目かのブームだと言っていい盛り上がりです。今年もこの日に開催された「レッスルキングダム7 ~EVOLUTION~ IN 東京ドーム」は豪華カードと素晴らしい試合内容でファンを熱狂させました。「100年に1度の天才」と呼ばれるIWGP世界ヘビー級王者棚橋弘至と、元同王座チャンピオンであり、昨年夏のリーグ戦G1クライマックスを制した「レイン・メーカー」ことオカダ・カズチカが挑戦。PRIDEなど総合格闘技で活躍した桜庭和志がIWGPインターコンチネンタルヘビー級王者の中邑真輔と一騎打ち。タッグマッチでボブ・サップと曙が対決など、話題のカードが目白押しでした。特に中邑真輔対桜庭和志は早くも今年のベストバウトではないかと、高く評価されました。 さて、この大会の動員数はどうだったのでしょう。2万9000人でした。前年が4万3000人、ドーム大会の全盛期だと言われた1990年代は毎回6万人くらい入っていました。それに比べると少なく感じるでしょうけど、でも、会場に行った人は「ここ数年で一番入っていた」と言います。 何があったのでしょう? 実はこの大会から、動員数を発表する指標を変更したのですね。2万9000人は「有料入場者数」でした。昨年まではスポンサーへの招待券、社員が必死に売った手売りのチケットなども含まれており、実際に来場しなかった人なども含み発表していたのでした。今回は文字通りお金を払って実際に入場した人の数です。 これは英断だと思います。というのも、プロレスの入場者数の主催者発表はサバ読み、水増しが横行し、かなり前から信用できないものになっていました。ガラガラの会場なのに5000人(満員 主催者発表)などと言われても、しらけるだけです。ちゃんと超満員になった大会でも、明らかに定員よりも多い数を発表していたこともありました。 日本武道館を例に言うと以前は1万6300人で超満員という発表がされていたこともありました。日本武道館のホームページで確認してみましたが、アリーナに席をいっぱいに設置したとしても1万4471席だとか。プロレスはリングと入場通路を用意しなければなりませんから、1万6300人なんて無理ですよね。立ち見を入れたとしても厳しいでしょう。 この手のサバ読み、水増しは一時のプロ野球も酷かったのですけどね。 まあ、もともとサバ読み、水増し文化はプロレスにありがちなことではあります。私がプロレスを会場で見るようになってから驚いたのは、身長です。パンフレットには185センチと書いてあるのですが、入場通路にレスラーを見に行ったら、明らかに約170センチの私と同じ身長なのですよ。最近では背が低いレスラーもたくさんいますし、ファンがついていますけどね。 プロレスがこのような、正直な発表に踏み切ったことは大英断です。プロレスですらこうなんですから、セルフブランディングに一生懸命な意識高い系の人達も等身大でいきましょうよ、ええ。
2013.01.13 16:00
NEWSポストセブン
紅白越えも遂げた大晦日の格闘技がテレビから姿を消した理由
紅白越えも遂げた大晦日の格闘技がテレビから姿を消した理由
 大晦日のテレビ番組といえば、NHKの紅白歌合戦を中心に、民放各局はそれぞれ工夫をこらしている。今年は、日本テレビが「絶対に笑ってはいけない熱血教師24時!」、フジテレビ「アイアンシェフ大晦日生決戦SP」、TBSではビートたけしが総合司会をつとめる「大晦日スポーツ祭り! KYOKUGEN 2012」、テレビ朝日は深夜番組「お願い! ランキング」の特番、テレビ東京はボクシング内山高志選手のWBA世界S・フェザー級王座統一戦など三つの世界戦を放送する。 いまや大晦日のテレビ欄はバラエティ番組が中心だが、つい数年前までは、豪華な対戦カードがそろった格闘技観戦がお茶の間で楽しめる日だった。中継数がピークだった2003年には、日本テレビで「INOKI BOM-BA-YE(猪木祭り)」、フジテレビで「PRIDE 男祭り 2003」、TBSの「K-1 PREMIUM 2003 Dynamite!!」と3局が格闘技を放映していた。 そのうち、TBSで放送された曙のデビュー戦は、瞬間視聴率が紅白歌合戦を4分間上回る史上初の快挙を成し遂げた。2004年の正月は、曙の巨体がリングに倒れた光景について語り合った人も多いだろう。 ところが、2010年の大晦日にTBSが「Dynamite!!」を放映したのを最後に、いまや大晦日に総合格闘技を地上波で見ることはできなくなっている。 振り返ると、民放3局で総合格闘技を放映した2003年には、格闘技業界の足もとはぐらつき始めていた。 当時、PRIDE王者だったヒョードルなど有名選手の出場をめぐって、猪木祭りとPRIDEは対立していた。2003年始めにPRIDEを運営していたDSEの森下直人社長が亡くなり、K-1を立ち上げ格闘技プロデューサーとして手腕を振るっていた石井和義氏が2月に法人税法違反容疑で逮捕されて表舞台から退いていたため、格闘技業界が流動化し始めていたことも対立に拍車をかけていた。 魅力的な対戦カードを組めないまま猪木祭りは2003年12月31日を迎えた。大会運営自体が混乱を極めており、試合の開始と終了を知らせる“ゴング”がないことに気づいて、直前に慌てて近くのボクシングジムへ借りに行くほどだったという。その結果、裏番組で曙がデビュー戦で紅白超えを遂げたにもかかわらず、猪木祭りは5%しか視聴率を獲得できずに終わった。 それから数年、猪木祭りの主催会社を中心として、選手のファイトマネー不払いや、放映した日本テレビとの契約をめぐる複数の訴訟が続いた。まだ訴訟が終わらぬ2006年2月には、PRIDE王者だったヒョードルの出場調整に便宜をはかったと、猪木祭り主催会社社長から約2億円を脅し取ろうとした恐喝未遂で指定暴力団山口組系暴力団幹部ら3人が逮捕される事件も起きた。 同じ年の6月、フジテレビがPRIDEを運営するDSEとの放映契約を解除したことで総合格闘技は業界として縮小せざるをえなくなった。資金繰りが苦しくなったPRIDEが、翌2007年に米国のUFCに買収され、活動を停止したのだ。 なぜ、フジテレビはPRIDEとの契約を解除したのか。「フジテレビは理由を明言しませんでしたが、暴力団排除条例が各地で制定されるなか、会社としてコンプライアンスを無視できなかったのでしょう。週刊誌報道だけでなく、関連で逮捕者が出るようでは、東京都が新しく制定する条例に違反する可能性があった」(業界関係者) その後、魔裟斗と山本KID徳郁の試合で視聴率20.1%を記録するなど、唯一、大晦日の格闘技中継を続けてきたTBSも、2010年の視聴率が10%を下回ったのをきっかけに、総合格闘技中継から撤退した。 総合格闘技はブームが去って、消滅したのだろうか? いや、地上波でのテレビ中継はないものの、大晦日の格闘技興業は今年も健在だ。 ひとつは「DREAM.18 & GLORY4~大晦日 SPECIAL 2012」(さいたまスーパーアリーナ)。シュルトやアーツ、バンナなどK-1で活躍したスター選手たちや、桜井速人や青木真也ら総合格闘技の強豪がそろう。もうひとつは「INOKI BOM-BA-YE(猪木祭)2012」(両国国技館)。柔道金メダリストの石井慧や小川直也、ボブ・サップらが登場する、大晦日にふさわしい賑やかな顔ぶれだ。 もう一度、巨大メジャーになる可能性を見せている総合格闘技の様子をみると、格闘技ファンであると公言していた広告代理店関係者が、格闘技がビジネスになりづらい理由について「少し気に入らないことがあると、プロモーターやマネージャーらが、普通の人からは“恫喝”としかとれないような態度をとる。いくら情熱があっても、面倒ばかりを起こす案件を仕事にはできないですよ」とこぼしていたのが思い出される。 過去の反省を生かして、総合格闘技が再び、日本中の人を楽しませる日が来て欲しい。
2012.12.31 07:00
NEWSポストセブン
領土問題について持論を展開する高須院長
高須院長 ボブ・サップ、ホーストを竹島や尖閣に派遣せよ
“美のスペシャリスト”として知られ、芸能界から財政界、スポーツ界まで幅広い交友関係をもつ高須クリニックの高須克弥院長。ツイッターでは、趣味から流行、時事問題に至るまで、幅広いテーマをツイートし「かっちゃん」の愛称で人気者だ。今回からスタートする当サイトのシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」では、高須院長がご意見番として世の中のさまざまな話題に縦横無尽に提言をしていく。第1回目は紛糾する領土問題にメスを入れる! * * *──韓国の李明博大統領の竹島上陸、香港の活動家による尖閣諸島上陸と、領土に関して立て続けに問題となっていますが。高須:日本は、もう少し強い姿勢に出るべきだね。尖閣諸島の問題では、香港の活動家が日本を舐めている部分もあると思うんだよね。取り締まったのが海上保安庁や沖縄県警なわけでしょ。海上自衛隊が出ていって、然るべき対処をすれば、香港の運動家だってビビっちゃうでしょう。まあ、日本の憲法を考えると、現実的な方法ではないけどね。──確かに自衛隊の出動は無理だとしても、日本の対応を歯痒く思っている国民も多いと思います。高須:そういえば、ツイッターでちょっとだけ過激な発言をしたら、すごくフォロワーが増えたよ(笑い)。今回の領土問題にムカついている人はやっぱり多いんだね。──とはいえ、この問題を解決するのはかなり難しいと思いまですが、院長的にはどうすればいいと思いますか?高須:韓国に不法占拠されてる竹島はすぐにどうこうできることではないかもしれないけど、尖閣のほうは、国でも東京都でもいいから早く買い取ってしまうしかないのかもね。あるいは、日本領のままにして中国人に買わせて、税金を取るっていう方法もあるけど。──でも、一度中国人に買われてしまうと、竹島みたいに不法占拠されちゃうような気もしますよ…。高須:じゃあ、野田さん(佳彦首相)が、オスプレイに乗って尖閣諸島や竹島に上陸すればいいんだよ。日米安保条約でアメリカが日本を守るってことは、そういうことでしょう。アメリカがついていけば、中国も韓国もそんなに強硬な態度ではいられないはずだよ。──大胆な進言ですね…。でも、中立的な立場を強調するアメリカにモヤモヤを感じている人も少なくないのは確かかも。高須:なんなら、尖閣諸島の周辺を埋め立てて、そこに米軍の基地を移設しちゃうとかね。基地があれば、周辺も開発し放題だし、メタンハイドレードを掘り出して提供したら、米軍だって喜ぶかもしれないし。──とんでもなくいろんな障害が待ってそうなアイディアですけど、実現すれば確かに中国は引っ込んでくれそう…ですね。高須:ただね、実際問題として、日本側の要請で米軍が動くってことはないんだろうけどね。安保条約を交わしてるからといって、米軍は日本の傭兵ではなくて、むしろ力関係でいうと米軍のほうが上なわけだから。まあ、究極的なことをいってしまえば、もう日本は傭兵を雇っちゃえばいいんだよ。この前までリビアで戦ってた傭兵なんかは、いま失業しちゃってるだろうから、喜んで竹島や尖閣に行ってくれるんじゃないの? あとはネパールのグルカ兵もいいかも。ネパールは北朝鮮と繋がりも深いから、“対韓国”という意味で、案外日本のいうことを聞いてくれるかも。韓国もまさか竹島問題で北朝鮮サイドからの圧力がかかるとは思ってないだろうから、意外と効果あるかもよ(笑い)。──日本国憲法的に絶対無理な話ですが、日本政府にはそれくらいやってほしい…ってことですよね。もう院長は過激だなぁ…。高須:そういえば、ボブ・サップとか、アーネスト・ホーストとかから、フェイスブックで「なんか仕事ないですか?」ってメッセージがよく来るんだけど、彼らを竹島や尖閣に派遣するってのなら、いいんじゃない? 傭兵としては弱いかもしれないけど、あのふたりが島を守ってたら、香港の活動家だって、ちょっとはビビるでしょう(笑い)。──というか、サップとホーストから、そんなメッセージが来るんですか!? スゴイですね。高須:そうなんだよ。今回のテーマとは関係ない話だけど、実は生前葬を考えていて、サップとホーストに、ぼくが入った棺を運んでもらおうと思ってるんだよ。カッコいいでしょ? それで、2人が運んでいる棺の中から、ぼくが飛び出すの。「まだ生きてるぞ!」ってね(笑い)。 * * * と、奔放発言の高須院長。過激な提言は、現実的ではないかもしれないが、理不尽な韓国や中国の姿勢に怒りを覚え、そして煮え切らない日本政府の態度に不満を抱いている民意の総意ともいえそう。それにしても、サップ、ホーストが棺を運ぶ生前葬とは、なんともユニーク。ぜひとも盛大に行ってほしいものです! 【プロフィール】高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。 昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。著書に『バカにつける薬 ドクター高須の抱腹絶倒・健康術』(新潮OH!文庫)、『私、美人化計画』(祥伝社)、『シミ・しわ・たるみを自分で直す本』(KKベストセラーズ)、『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子との共著)など。
2012.09.01 07:00
NEWSポストセブン

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