ライフ

コロナで苦境に立つ生産者を応援する「物産展」主催者の思い

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くの飲食店が営業を休止し、物産展などの飲食系イベントも多数中止になった。さらに、給食停止などもあり、生産者たちが苦境に立たされている。こういった状況のなか、ネットで地方の特産物を販売する“産直サイト”が生産者を救っているという。そんな“産直サイト”の主催者らに、開設に至った思いを聞いた。サイトで買うことができる商品とともに紹介する。

◆養老牛山本牧場 北海道物産展

フラノデリス/養老牛放牧牛乳のドゥーブルフロマージュ12cm(2500円、税込)

「この春予定していた15か所の百貨店の物産展がすべて中止、2500万円の損失です。ならば自分たち主催の物産展をやろうと仲間を募りました」

 そう話すのは、『北海道物産展』主催の山本照二さん。酪農の仕事の合間に、慣れないネットを駆使し、4月10日から運営スタート。いまでは1日20件ほど注文が来る。

「正直、売り上げ的にはまだまだです(苦笑)。でも、商品内容やこだわりの部分までじっくり見て購入していただけるかたがいるのは、作り手としてすごく支えになります」(山本さん)

養老牛山本牧場/養老牛山本牧場×美波里ナチュラル 特別限定放牧プリン4個(2200円、税込)

おおとも牧場/のむヨーグルト500ml(648円、税込)

MOLLY’SSMOKED/完全無添加北海道生ベーコンセット(6300円、税込)

マルナカイチ杉山水産/花咲蟹ホタテセット(8900円)

関連記事

トピックス

創価学会の「自民党離れ」は今年4月の衆院島根1区補選でも
【自公連立終焉へ】公明党の支持母体・創価学会の「自民党離れ」が進む 岸田首相の「解散やるやる詐欺」に翻弄され“選挙協力”は風前の灯火
週刊ポスト
殺人を犯すようには見えなかったという十枝内容疑者(Facebookより)
【青森密閉殺人】「俺の人生は終わった」残忍な犯行後にキャバクラに来店した主犯格の社長、女性キャストが感じた恐怖「怒ったり、喜んだり感情の起伏が…」近所で除雪手伝いの裏の顔
NEWSポストセブン
亡くなったことがわかったシャニさん(本人のSNSより)
《ボーイフレンドも毒牙に…》ハマスに半裸で連行された22歳女性の死亡が確認「男女見境ない」暴力の地獄絵図
NEWSポストセブン
長男・正吾の応援に来た清原和博氏
清原和博氏、慶大野球部の長男をネット裏で応援でも“ファン対応なし” 息子にとって雑音にならないように…の親心か
週刊ポスト
殺害された谷名さんの息子Aさん
【青森密閉殺人】手足縛りプラスチック容器に閉じ込め生きたまま放置…被害者息子が声を絞り出す監禁の瞬間「シングルで育ててくれた大切な父でした」
NEWSポストセブン
竹内涼真と
「めちゃくちゃつまんない」「10万円払わせた」エスカレートする私生活暴露に竹内涼真が戦々恐々か 妹・たけうちほのかがバラエティーで活躍中
女性セブン
史上最速Vを決めた大の里(時事通信フォト)
史上最速V・大の里に問われる真価 日体大OBに囲まれた二所ノ関部屋で実力を伸ばすも、大先輩・中村親方が独立後“重し”が消えた時にどうなるか
NEWSポストセブン
大谷が購入した豪邸(ロサンゼルス・タイムス電子版より)
大谷翔平がロスに12億円豪邸を購入、25億円別荘に続く大きな買い物も「意外と堅実」「家族思い」と好感度アップ 水原騒動後の“変化”も影響
NEWSポストセブン
被害者の渡邉華蓮さん
【関西外大女子大生刺殺】お嬢様学校に通った被害者「目が大きくてめんこい子」「成績は常にクラス1位か2位」突然の訃報に悲しみ広がる地元
NEWSポストセブン
杉咲花
【全文公開】杉咲花、『アンメット』で共演中の若葉竜也と熱愛 自宅から“時差出勤”、現場以外で会っていることは「公然の秘密」
女性セブン
京急蒲田駅が「京急蒲タコハイ駅」に
『京急蒲タコハイ駅』にNPO法人が「公共性を完全に無視」と抗議 サントリーは「真摯に受け止め対応」と装飾撤去を認めて駅広告を縮小
NEWSポストセブン
阿部慎之助・監督は原辰徳・前監督と何が違う?(右写真=時事通信フォト)
広岡達朗氏が巨人・阿部監督にエール「まだ1年坊主だが、原よりは数段いいよ」 正捕手復帰の小林誠司について「もっと上手に教えたらもっと結果が出る」
週刊ポスト