39年前にプレイした家庭用ゲーム機も最新オンゲも語れる90歳

 これだけゲーム実況を続けていられるバイタリティのタフさは一体どこからくるのだろうか。元気の秘訣を聞いてみた。

「ゲームって指をたくさん動かすでしょう? 私も毎日3時間はゲームするんですよ。下手でも毎日触ります。日課みたいなものですね。それがやっぱりいい〝手慣らし〟になるんじゃないかなって。老人ホームでも皆さん手の運動をなさっているんですよ。やっぱり手を動かすのが大事なんじゃないかな。ボケ防止って意味でも。

 やっぱり好きなことを見付けてそれを楽しむのが一番ですよ。私にとって、ゲームがそれでした。好きなことを見付けるためには、いろいろなことにチャレンジしてみること。これからは、見てくれた方が喜んでくれて、『グランマみたいになりたい』っていってもらえるような人になりたいですね。

 そのためにも、これからもたくさんのゲームを遊びたい。幸せですよ。今、最高にね」

【プロフィール】すいのこ/1990年、鹿児島県生まれ。プロゲーマー。本名・桑元康平。鹿児島大学大学院で焼酎製造学を専攻。卒業後、大手焼酎メーカー勤務を経て2019年5月より、eスポーツのイベント運営等を行うウェルプレイド株式会社のスポンサードを受け「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズのプロ選手として活動開始。近著に『eスポーツ選手はなぜ勉強ができるのか』。

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