最後には「だって他で食えるもん」という締めで終わったメッセージに、さすがの吉本もサジを投げた。
「吉本としても、西野さんのものづくりへの情熱を理解している部分もあるでしょう。そもそもクリエイティブの方向に舵を切って成功したのも、吉本がきっかけを作ったから。その恩を忘れて、7万人もの会員たちに個人名を明かしてまで人格否定をするようなら、会社が社員を守る動きを取るのは当然です」(前出・スポーツ紙芸能デスク)
今後の注目は、相方のカジサック(梶原雄太=40才)の去就である。すでに西野は、今回の騒動をカジサックに報告済み。「梶原さんはYouTuberとしての年収は億単位だと言われています。退社しても問題ないでしょうが、そもそも芸人引退を賭けてYouTubeのチャンネル登録者数100万人を目指したとき、吉本が社を挙げてバックアップした経緯がある。芸人仲間がゲスト出演したことが大きかった。恩義を感じるなら悩むかもしれませんね」(ある芸能事務所関係者)
年末のオリエンタルラジオのようにコンビ2人で独立するのか。キングコングにとって大きな節目を迎えている。