優作がショーケンの軛から抜け出した瞬間を、岡田氏はこう記憶する。
「映画『家族ゲーム』(1983年)で日本アカデミー賞優秀主演男優賞を獲得したとき、記念パーティーで私に『僕が賞を獲るとは思わなかったでしょう』と嬉しそうに話しかけてきました。ひとりの役者としての評価を勝ち取ったことを無邪気に喜んでいるようでした」
ショーケンという強烈な個性が、優作というもうひとつの圧倒的個性を生み出した。
※週刊ポスト2021年4月30日号
優作がショーケンの軛から抜け出した瞬間を、岡田氏はこう記憶する。
「映画『家族ゲーム』(1983年)で日本アカデミー賞優秀主演男優賞を獲得したとき、記念パーティーで私に『僕が賞を獲るとは思わなかったでしょう』と嬉しそうに話しかけてきました。ひとりの役者としての評価を勝ち取ったことを無邪気に喜んでいるようでした」
ショーケンという強烈な個性が、優作というもうひとつの圧倒的個性を生み出した。
※週刊ポスト2021年4月30日号