その宇野でも不振などで83試合出場に留まった1986年を除けば、レギュラーを張ったのは13年。昨年まで14年連続レギュラーを張って首位打者にも輝いた坂本はやはり別格だ。
「これから坂本は未知の領域に挑むことになる。過去の例を見れば、いつ衰えても不思議ではない。原辰徳監督も坂本を信頼しつつ、次のショートを誰にするか候補を見定めているでしょう。高卒2年目の中山礼都も期待されますが、すぐに坂本の代わりが務まるとは思えません」
昨年9月、阪神戦で6対0と大量リードした6回裏から坂本を下げると、守備が乱れて6対0から追い付かれて引き分けになった。巨人にとって、存在感の大きな坂本。驚異的なショート耐久年数をいつまで更新するか。