番組では、56話でのるいが花嫁修業でジョーのために、肉じゃがを作るシーンなどたびたび、印象的な料理のシーンが登場する。安子編から料理の指導に携わる広里貴子さんに、深津の“料理の腕前”について聞いてみた。
「普段からお料理に慣れている方という印象でした。包丁を持ち慣れていて、リハーサルで『おねぎを切ってください』と言っても、タタタタと良いリズムで切るんです。手を拭くときに、ふきんを取る仕草もとても自然でキレイ。仕草ひとつですぐに分かりましたね」
広里さんによると、今後のひなた編での隠れた見どころは”大月家の食卓“にもあるという。
「これから家族の食事シーンも増えてきますが、番組に出てくる献立には、すべて“裏設定”があります。例えば、第63回でジョーは、いわしを買いに行ったけれど、なかったからと、高級な鯛を買ってくる。あら炊きにして食べているシーンは放送されているのですが、それ以外にもお刺身と塩焼きにして2人で食べていることになっているんですよ。常に “大月家の冷蔵庫”の中身を想定しています」