もし、帯状疱疹が疑われる症状が出たら、治療薬もありますから早めに医療機関(皮膚科)を受診することがすすめられます。私のように帯状疱疹予防ワクチンで、発症や重症化を防ぎ、痛みを残りにくくするという対応もあります。
高齢化社会の日本で知っておきたい感染症ですね。
【プロフィール】
岡田晴恵(おかだ・はるえ)/共立薬科大学大学院を修了後、順天堂大学にて医学博士を取得。国立感染症研究所などを経て、現在は白鴎大学教授。専門は感染免疫学、公衆衛生学。
イラスト/斉藤ヨーコ
※週刊ポスト2022年4月22日号