番組に岡村隆史が乱入すれば面白いことに
ネット上では“パクリ騒動”で話題となっているが、肝心の視聴率はどうなのか。
「日曜のゴールデンタイムで放送された初回は世帯6.2%、個人全体4.1%です。世帯だけ見ると高くないですけど、ウチでは13歳から49歳までの数字である“コア視聴率”で評価されます。若年層の数字は良いので、上層部は合格と判断していますよ。
『めちゃイケ』が終わって4年経ちますし、番組の抜き打ちテストをよく知らない子供がいる時代になった。見ていたとしても、あの企画はたまやるくらいでしたから、覚えていない。そんな彼らは“『めちゃイケ』と似ている”なんて知るわけもないですから、普通に見て面白かったと感じた人も多いと思います」(同前)
“パクリ騒動”による注目は本意ではないだろうが、昨今ここまでフジテレビの番組が取り上げられることはなかった。ある放送作家が番組に提案する。
「こうなったら、もう徹底的に騒動をギャグにしたほうがいいでしょう。どこかの回で突然、岡村隆史が登場して田中卓志から先生役を乗っ取り、同時に濱口優などの『めちゃイケ』メンバーが教室に乱入して席を奪う。加藤浩次がシソンヌの長谷川忍をジャイアントスイングで教室の外へ放り投げてもいい。こうすれば、“パクリ騒動”は壮大な前振りになりますよ。その前に、『めちゃイケ』メンバーをどう納得させるかという難題がありますけどね」
かつてのフジテレビなら試みそうな展開だが、果たしてどんな着地点に落ち着くのか。