●佐賀県佐賀市
今年2月に整備された尼寺第2雨水調整池は、25mプール60杯分の貯留が可能。6月から本格運用する佐賀城公園の濠は、大雨が予想される際に事前排水して貯留量を底上げする。
●葛飾区立小松中学校
2020年に建て替えられた「浸水対応型」校舎。約6000リットルの貯水ができる給水管を備え、屋上には太陽光パネルや非常用自家発電機を整備。最大3m程度の浸水を想定している。
●東京都
雨水を一時的に貯留する和田弥生幹線。1997年に一部貯留を開始して以降、流域では大規模な浸水被害が激減。2007年の本貯留開始後は重大な浸水被害は発生しておらず、大きな効果を発揮している。
※週刊ポスト2022年6月24日号