「“スタメンを外れている中田の状態は?”と質問すると、元木ヘッドは急に苛立ちをみせ、『翔のこと聞きたいの?』『チームと関係ない』『代表(質問)で聞くことではない』『試合関係ない』などと一気にまくしたてたのです。聞いた記者も無言になるしかなかったと聞いています。その後、今季初スタメンだった石川慎吾らについてコメントを求めましたが、機嫌を悪くしたのか元木ヘッドは一言ずつしか返さなくなってしまいました」(同前)
この元木ヘッドとの一件は各メディアの担当記者の間で話題になり、チームの状況と相まって、いまも重苦しい雰囲気が続いているという。
「代表者質問の体制が続く限り、首脳陣の機嫌を損ねる内容は聞きづらい。“特定の記者、会社がいるから取材に応じない”と言われてしまうと、記事や番組が作れなくなる。もちろんメディア側に気概ある記者がいないのも恥ずかしい話ですが……ただ、番記者たちの間でも“取材をスムーズに終わらせたいから面倒なことをするな”という雰囲気が蔓延しているのも事実なので、そうした記者がいても代表質問制が続く限り、質問すらできないでしょうが」(前出・巨人番記者)