殺されたフリーライター長岡(平原テツ)が所持していた動画に奇妙な現象が映っていたことから、草薙は牧村と湯川のもとを訪れる。事件の前、長岡は湯川を訪ねていたが、湯川はそのことを草薙らには話さない。やがて、捜査線上に帝都大学の教え子だった古芝伸吾(村上虹郎)の存在が浮上する。
「湯川、容疑者」「師弟対決」といった言葉が気にかかるが、ドラマでは牧村が湯川の言動に驚き、戸惑うことで、湯川のキャラクターを改めて確認することができるはず。また、毎回女性刑事に文句を言いながら、結局、言い負かされる湯川の助手・栗林(渡辺いっけい)やいつも苦い顔の太田川刑事(ハライチ澤部佑)とのやりとりといったシリーズの名物場面も新しい味になる。
生真面目な内海、自信家の岸谷(吉高由里子)、続く三代目の牧村がどんなキャラクターで登場するか。湯川との初対面シーンも含め、注目である。