柴咲コウ一覧

【柴咲コウ】に関するニュースを集めたページです。

主演を務める吉高は「平安時代という未知な世界を日々想像して、鮮やかな大河ドラマになったらうれしい」と抱負を語った
女性主人公は14作!柴咲コウ、井上真央、綾瀬はるか…大河ドラマ女優を振り返る
 7年ぶりに女性が主役の大河ドラマが帰ってくる! 2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』の主人公・紫式部に吉高由里子(33才)が決定した。1963年に始まったNHK大河ドラマの歴史の中で、女性を主人公にした作品はわずか14作。しかし、どれも印象深い作品ばかりだ。当時の写真とともにその歴史を振り返ろう。柴咲コウ(40才)『おんな城主 直虎』(2017年)無名だった主人公を魅力的に好演 女性が主役の大河で記憶に新しいのが、男の名で家督を継いだ井伊家の当主「直虎」。放送当時からツイッタートレンド大賞のドラマ部門で1位を獲得するなど、ファンの間で高い支持を集めた。井上真央(35才)『花燃ゆ』(2015年)“セクシー大河”の呼び声も高かった話題作 吉田松陰の妹・文の生涯が描かれた作品。井上は大河ドラマ初出演にして初主演。吉田松陰には伊勢谷友介、文の夫・久坂玄瑞は東出昌大、楫取素彦役を大沢たかおなど旬のイケメン俳優が勢ぞろい。綾瀬はるか(37才)『八重の桜』(2013年)「幕末のジャンヌ・ダルク」は復興にも尽力「女は女らしく」という周りからの期待に反し、動乱の時代に自ら銃を手に戦った新島八重をかっこよく熱演。舞台となった福島県会津市は“八重効果”で観光客数が伸び、東日本大震災の復興に一役買った作品に。綾瀬は現在も会津市と交流を続けている。上野樹里(36才)『江〜姫たちの戦国〜』(2011年)大河ドラマ50作目は“日本史上最も有名”な三姉妹の物語 浅井長政と織田信長の妹・市との間に生まれた浅井三姉妹と英雄たちの愛の物語。『のだめカンタービレ』(フジテレビ系)のイメージが強いなか、本作の好演で女優としての地位を不動のものにした。宮崎あおい(36才)『篤姫』(2008年)知名度No.1! 篤姫ブームを巻き起こした人気作 大河ドラマ史上最年少の当時22才で主演に抜擢。時代に翻弄されながらも自らの運命を前向きにとらえて生きる、芯の強い女性像を見事に演じた。仲間由紀恵(42才)『功名が辻』(2006年)圧倒的な存在感で内助の功を演じ話題に 司馬遼太郎原作で、初代土佐藩主となった山内一豊の妻・千代役を当時26才の仲間が抜擢された。天性の明るさと優れた政治観を兼ね備えた内助の功を演じきった。松嶋菜々子(48才)『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』(2002年)「私にお任せくださりませ」のせりふは流行語に! 朝ドラヒロインも経験している松嶋と唐沢寿明のダブル主演作。朝ドラクランクアップ時の記者会見で「今後の目標は大河ドラマに出ること」と答えたのが現実のものになった。三田佳子(80才)『花の乱』(1994年)大河ドラマ2作品の主役を経験 当時大河ドラマで初めて応仁の乱を取り上げたのが本作。希代の悪女と評された足利義政の妻・日野富子を熱演した。大原麗子さん(享年62)『春日局』(1989年)大河ドラマ歴代3位の高視聴率を記録 最高視聴率32.4%を記録した人気作。大原は「ギラン・バレー症候群」の病を克服した後の大河ドラマ出演で、母性愛にあふれたおふく(春日局)を演じきった。三田佳子『いのち』(1986年)ヘアスタイルにも注目された理想の女性像 橋田壽賀子さんのオリジナル脚本。終戦から40年間の日本の歩みを背景に、女医・岩田未希の姿をしなやかに演じ、理想的な女性として称された。松坂慶子(69才)『春の波涛』(1985年)日本初の女優“マダム貞奴”を華麗に魅せる 主人公は海外でも活躍した日本の女優第1号の川上貞奴。フランス・パリでもロケが行われるスケールの大きさや、和装から洋装への衣装変化など時代の流れが見て取れる作品とあって当時話題を呼んだ。佐久間良子(83才)『おんな太閤記』(1981年)女性視点で描いた戦国時代劇 豊臣秀吉(西田敏行)を支えた正室・ねねを佐久間が頼もしく演じ高視聴率を記録。秀吉がねねを呼ぶ「おかか」は、当時流行語にもなった。岩下志麻(81才)『草燃える』(1979年)“昭和の北条政子”といえばこの人! 波瀾万丈な生涯を送った北条政子役を務め、苛烈な役どころを演じきり視聴者に強烈な印象を与えた。当時、初めて大河ドラマの中で現代語が使用され反響を呼んだ。岡田茉莉子(89才)、藤村志保(83才)、栗原小巻(77才)『三姉妹』(1967年)大河ドラマ5作目で早くも女性が主役 幕末の動乱から明治維新までを舞台にした物語を、明治100年を迎えた年に放送。歴史上の英雄ではなく、無名の人物を主人公にした画期的なドラマとして関心の高い作品となった。撮影/女性セブン写真部※女性セブン2022年6月30日号
2022.06.19 16:00
女性セブン
「金欠」だという宮迫博之
宮迫博之、柴咲コウ、手越祐也 ビジネスで苦戦するタレントたちの「諸刃の剣」
 元雨上がり決死隊の宮迫博之(52才)が5月25日、自身のYouTubeチャンネル『宮迫ですッ!』に「【緊急】牛宮城から重大なご報告があります」という動画を公開した。現在焼肉店『牛宮城』を経営する宮迫は、一部のメニューについて値上げすると発表したのだ。 もともとはYouTuberのヒカルと共同経営する予定だった同店だが、開店前にヒカルが撤退。開店そのものが危ぶまれた時期もあったが、2022年3月に渋谷に同店がオープンすると、その後は連日繁盛している。 しかし、メニューの中には原価率がかなり高いものもあり、今後も経営を継続していくには、値上げが必要だったとのこと。具体的には、「極みタン塩」が2200円から2800円に、「宮迫ハラミ」が3500円から3800円に値上げし、その他のメニューの価格改定もあるという。ネット上では、〈最初から適正な価格設定しておけば良いだけの事〉、〈これが計画的じゃないならただ単に経営が下手〉、〈事業計画が甘いんでしょうね〉など、宮迫の経営について厳しい声も多い。外食チェーンに詳しいライターの小浦大生氏はこう話す。「最近は原材料費や物流費の高騰で、多くの飲食店が値上げせざるを得ない状況となっています。しかし、牛宮城の場合は“設定した原価率が高すぎた”という理由での値上げなので、たしかに予測が甘かったと言えるでしょう。ただ、注目度が高いお店だったからこそ、値上げのニュースが大きく取り上げられたということもあると思います。また、タレントさんが広告塔のような形になって宣伝する飲食店の場合、比較的リーズナブルで庶民的なお店が多いのですが、牛宮城の場合“高級感”も重要なアピールポイントになっています。そういったところで、価格設定が難しいという側面もあるでしょう」 2020年4月に所属事務所から独立し、芸能活動と併行して事業を手掛けているのが柴咲コウ(40才)。こちらの経営も芳しくない。 柴咲は2016年にアパレルなどを展開する会社「レトロワグラース」を設立し、代表取締役に就任。柴咲が所属事務所から独立してからは、同社が柴咲のマネジメントを行うとともに、2022年1月には新たに別のタレントも所属している。「レトロワグラースは、柴咲さんがプロデュースするブランドの商品のほか“サステナブルなアイテム”を提供するオンラインストアを運営しています。なかなか黒字化できずにいて、一部報道によると累計で4億円ほどの赤字になっているようですね。柴咲さんが独立して、レトロワグラースの所属になったというのも、この会社を立て直す意図があったのかもしれません」(芸能関係者) 宮迫同様に、所属事務所退所後はYouTubeを中心に活動しているのが、手越祐也(34才)。そんな手越がプロデュースする脱毛サロンが閉店することとなった。 2020年10月に、手越がプロデュースを手掛ける脱毛サロン「TEGOSHI BEAUTY SALON」が新宿・池袋・川越・心斎橋にオープンした。しかし、同サロンの公式サイトを見ると、〈突然ではございますが、TEGOSHI BEAUTY SALONは事業譲渡に伴い、2022年5月末日を持って全店を閉店させて頂く運びとなりました〉と告知されているのだ。「退所後、YouTubeの公式チャンネル開設を発表した記者会見は、130万人以上が同時視聴するなど、大きく盛り上がっていましたが、最近はネットニュースに取り上げられることも減ってしまった。話題性が乏しくなってきたことも、サロン閉店に関係しているのではないでしょうか」(メディア関係者)タレントと兼業で“本気度”が低い 宮迫、柴咲、手越という有名タレントが手掛けるビジネスが、いずれも上手くいっていない。それはどうしてなのだろうか。「有名人が経営に携わっているかどうかは別として、新たに立ち上げられた事業が上手く軌道に乗らず、撤退してしまうというのは、珍しいことでもなんでもないわけです。つまり、タレントのビジネスが失敗するのは、当然のことなんですよね。そもそも経営のプロではないし、タレントとの兼業なので、“本気度”が低いケースもある。むしろ成功することのほうがレアなんです。 ただ、有名タレントの名前が前面に押し出されるので、やはり話題性が高く、ニュースなどで取り上げられる回数が多いため、よくも悪くも目立ってしまう。ニュースになればもちろん“流行っている”“人気がある”“儲かっている”というイメージがつきますが、一時の話題性だけで経営が順調に続いていくほど甘くはない。上手くいっていないときこそ、経営の手腕が問われるわけですが、タレントはそのプロではないので、そこで踏ん張れないことが多いのでしょう」(前出・芸能関係者) タレントの名前はいい宣伝材料にもなるが、経営が傾いたときには、その名前のせいで悪目立ちしてしまう。成功させるのが難しいビジネスの世界で、タレントが前面に出ることは諸刃の剣なのだ。
2022.05.30 16:00
NEWSポストセブン
わたナギは大ヒット
重視される個人視聴率で見る春ドラマ 好調は二宮主演『マイファミリー』
 2022年の春ドラマ視聴率争いも本格化してきた。木村拓哉(49才)や綾瀬はるか(37才)、二宮和也(38才)、高橋一生(41才)、柴咲コウ(40才)、上野樹里(35才)、広瀬アリス(27才)、土屋太鳳(27才)、間宮祥太朗(28才)、今田美桜(25才)と今クールのドラマは例年よりさらに豪華な俳優陣が揃い踏みしているようだ。テレビ解説者の木村隆志さんが説明する。「今クールの特徴は実力派と若手の対決です。2020年4月に視聴率の調査方法が変わったことにより、対決構図が顕著になりました。 若い世代の新たな視聴者を掴もうとするテレビ局の思惑と、これまでドラマを楽しんできた50代や60代の女性視聴者を確実に獲りたいというテレビ局の考えもある。 ターゲットがより明確に分かれたので、テーマも万人受けする警察モノや医療モノ一辺倒から、世相を反映して多様化しつつあります。総合的に見て、いまが日本のドラマの転換期と言えます」 以前の視聴率調査は家単位で測定され、何世帯がテレビをつけていたかを示す割合「世帯視聴率」で行われたが、現在は人単位で測定され、何人テレビを観ていたかを計算する「個人視聴率」が重要視されている。 かつては『太陽にほえろ!』(日本テレビ系)や『積木くずし』(TBS系)、『ビューティフルライフ』(TBS系)などが視聴率40%を超えていたが、現在は大台を超えるドラマはなかなかない。 ドラマの転換期にあり、各局、本気の作品を投入しているからこそ熾烈でおもしろい──新戦国時代に「観るべき」「観てもムダ」なドラマを、テレビの専門家たちが鋭く切り込んだ!15年ぶりの直接対決 現在、放送されている春ドラマの平均個人視聴率(4月18~24日、関東地区、ビデオリサーチ調べ)でトップを走っているのが、二宮和也主演の『マイファミリー』(TBS系)だ。「テレビ局ごとに指標は分かれていますが、一般的に個人視聴率のよし悪しは5.5%未満、7%前後、11%以上の3段階に分けられています。近年、個人視聴率は過去最低を更新しているのですが『マイファミリー』は7.1%と上々です。ちなみに、前クールで話題だった菅田将暉さん(29才)主演ドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)も7〜8%台でした」(テレビ局関係者) 二宮は今作で、誘拐された娘を警察に頼らず自分たちだけの力で取り戻す夫婦を多部未華子(33才)と演じる。漫画家・テレビウオッチャーのカトリーヌあやこさんが言う。「大学の友人3人という二宮さん、賀来賢人さん(32才)、濱田岳さん(33才)の娘が誘拐事件に巻き込まれるというストーリーがいままでになく斬新。配役も豪華ですし、誰が犯人になってもおかしくないと思わせる展開で、被害者家族であるはずの二宮さんも充分に怪しい。ああでもない、こうでもないと考察しがいのあるドラマです」 一方、コラムニストの今井舞さんは手厳しい。「令和の時代に高級住宅街で子供が誘拐されているのに、“防犯カメラの死角を狙っている”というだけで犯人追跡が不可能だったり、友人グループ内で次々子供が誘拐されるなど、理不尽な筋運びにげんなり」 トップの二宮作品を追うのは“先輩”の井ノ原快彦(45才)が主演を務める『特捜9』(テレビ朝日系)。個人視聴率は6.1%。2006年から放送された前シリーズの『警視庁捜査一課9係』の続編で、ファンが多いので安定しているようだ。続く3位は、綾瀬はるかと大泉洋(49才)が出演する『元彼の遺言状』(フジテレビ系)で5.9%。綾瀬×「月9」のWネームとしては少々さみしいスタートか。 その「月9」と並んでいるのが、木村拓哉主演の『未来への10カウント』(テレビ朝日系)だ。「15年ぶりの二宮さんとの師弟対決です。15年前は木村さんが『華麗なる一族』(TBS系)に主演し、二宮さんは『拝啓、父上様』(フジテレビ系)で主演を務めました。そのときは『華麗なる一族』が平均視聴率24・4%で、『拝啓、父上様』の平均視聴率が13.2%と木村さんに軍配が上がりました。同じ時間帯の放送ではないので比較するのは難しいですが、今回は二宮さんが一歩リード。 とはいえ、2人は2018年公開の映画『検察側の罪人』の共演をきっかけに、二宮さんが木村さんの自宅を訪れる関係に。以降、プライベートの相談もする仲ですから師弟対決というより、一緒に業界を引っ張っていけるようないいドラマを作っていこうと話しているのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者) 今作で木村は高校ボクシング部のコーチを演じ、木村にとって学園スポーツモノは初挑戦になる。放送作家の山田美保子さんが言う。「近年、木村さんとテレ朝のタッグは、非常に意欲的に見えます。『BG~身辺警護人~』(2018、2020年)では、バツイチのシングルファーザーでボディーガードという異色のキャラを演じたり、『ロングバケーション』(フジテレビ系)以来、22年ぶりに山口智子さん(57才)と共演するなどチャレンジしています。ドラマファンの皆さんにも“完璧ではない木村拓哉”を楽しんでほしいですね」※女性セブン2022年5月26日号
2022.05.10 16:00
女性セブン
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JIN、直虎、ぎぼむす ヒット連発脚本家・森下佳子の最高傑作は?
 2021年1月期のドラマは評判が高い作品が多いが、なかでも毎話話題を呼んでいるのが綾瀬はるか主演の『天国と地獄~サイコな2人~』。同作を手掛ける脚本家・森下佳子は、これまでも数々の名作を世に送り出してきた。そこで森下の作品をドラマウォッチャーの木俣冬さん、まつもとえりこさんがランク付けし、作品への熱い想いを語ってもらった。(※ランキングは、各識者がランク付けして挙げた作品の1位を10点~10位1点で点数をつけ、2人の合計点で決めています)●1位『義母と娘のブルース』(TBS系 2018年)18点【あらすじ】 キャリアウーマンの亜希子(綾瀬はるか)が、竹野内豊演じる良一の連れ子で血の繋がっていない娘(上白石萌歌)との“本当の家族”になるまでを描いたヒューマンドラマ。SPドラマが放送されるなど、話題を呼んだ作品。「現実にはなさそうなことを「奇跡」と呼び、その可能性を描く優しいドラマ。病で入院した良一(竹野内豊)に「奇跡はわりとよく起きます」と言う亜希子に元気づけられた」(木俣)「6話、良一のお通夜。これまで感情を表に出さなかった亜希子がみゆきとともに悲しみ、みゆきが初めて言う『お母さん』に号泣した」(まつもと)●2位『だから私は推しました』(NHK 2019年)16点【あらすじ】 主人公・遠藤愛(桜井ユキ)は、承認欲求が強いアラサー女子。婚約者にフラれてどん底に落ちていたとき、“推し”と出会って生きる喜びを見つけた。地下アイドルを応援する“推し活”を楽しむ一方でアイドルをめぐる事件に巻き込まれていく──。「地下アイドルのライブシーンが本格的で、推し活動に寄り添っているうえ、主人公の愛と地下アイドル・ハナのシスターフッドも丁寧に描かれていた。非常に現代性のあるオリジナルストーリー」(木俣)「地下アイドルとファンの描き方に丁寧なリサーチを感じた。ハマっていく心理もリアル。さらに加えられたサスペンス要素は毎回ハラハラドキドキし、最終回はしびれました」(まつもと)●3位『JIN-仁-』(TBS系 2009年)13点【あらすじ】 脳外科医の南方仁(大沢たかお)が幕末の江戸にタイムスリップ。現代医学の知識と技術を使って、その時代の人々の病やケガを治していく姿は、現代に通ずる作品として話題になった。「厳しい環境下で伝染病コロリに奮闘するというエピソードはいまを予言していたかのよう。『神は乗り越えられる試練しか与えない』というセリフを胸に刻んでおきたい」(まつもと)「物語の前半には江戸に“コロリ”が発生。伝染病なので仁も治療に慎重にならざるを得ない。そのスリルと、身の危険を押してでも病気と向き合う医者の誠意は、コロナ禍のいま、見ると一層響く」(木俣)●同3位『天国と地獄 ~サイコな2人~』(TBS系 2021年)13点【あらすじ】 凶悪殺人の容疑者・高橋一生と事件を追う刑事・綾瀬はるかの心と体が入れ替わる。回を重ねるごとに事件は思いがけない方向に転がっていく——。「高橋一生が演じる女性の声色や仕草が見事。綾瀬はるかのクールな態度も、ミステリアスな容疑者が乗り移った感じで魅力的。2人の演技対決が楽しめる」(木俣)「綾瀬の怪しい微笑み、そして『ンモー!』とかわいい高橋。演技合戦と言ってもいい、この2人の意外な顔が見られる脚本に最敬礼」(まつもと)●4位『ごちそうさん』(NHK 2013~2014年)12点【あらすじ】 東京で生まれため以子(杏)は両親が切り盛りする洋食屋でおいしいものを目一杯食べてすくすくと育った食いしん坊。そのあふれんばかりの食欲と愛情は、どんな困難なときにも、自分と、め以子の大切な人々を支える原動力に--。「特別な才能があるわけではないヒロインが、食いしん坊なことを生かして、家族においしい食事を作り続ける温かなホームドラマ。劇中に出てきた料理本も出版されたほど、料理の場面がおいしそうなドラマでした」(木俣)「東京に生まれため以子が結婚して大阪へ移り住んでからの嫁いびり、戦争とつらいこともあるが、杏の配役がバッチリでカラッと明るくて好き。亡くなった祖母(吉行和子)の魂がぬか床に宿ってナレーションしているのもよかった」(まつもと)●5位『おんな城主 直虎』(NHK 2017年)10点【あらすじ】 戦国時代に男の名で家督を継いだ井伊家の当主・井伊直虎(柴咲コウ)が乱世に立ち向かいながら、自ら運命を切り開き、戦国時代を生き抜いた激動の生涯を描く。「第20回の三浦春馬演じる井伊直親がさわやかに見えて実は…というエピソードを推したい。直親の妻(貫地谷しほり)が「すけこまされた」と騒ぐ場面はこの時代、忍耐を強いられた女性たちの声を代弁しているようで痛快」(木俣)【プロフィール】木俣冬/ドラマや映画、演劇などを得意とするライター。著書に『みんなの朝ドラ』(講談社)などがある。まつもとえりこ/イラストレーター兼ライター。ドラマ、バラエティーなどのイラストレビューの制作を行う。※女性セブン2021年3月18日号
2021.03.07 16:00
女性セブン
藤原紀香
2021年に「節目」を迎える美熟女の方々をまとめてみた
 年齢は単なる数字に過ぎないとはいえ、万人に共通するスケールだけに自他共に与える影響は小さくない。日々、大人力について研究するコラムニストの石原壮一郎氏が指摘した。 * * * 人は何歳になっても、時々の年齢ならではの魅力があります。たとえば女性の魅力にしても、40代には40代、50代には50代、60代には60代、70代には……(以下繰り返し)。すなわち年齢に関わらず、年齢を重ねることは「おめでたいこと」に他なりません。 そんな大前提に立って、祝福の気持ちを全力で込めつつ、2021年にそれぞれの“大台”を迎える女優やタレントをピックアップしてみました。新しいステージに立つみなさんにおかれましては、さらに磨きがかかった魅力を発揮してくれることでしょう。 一部の女性は「男は若い女が好き」と思い込んでらっしゃるようですが、それは「男性とはこういうもの」という偏見にまみれた決め付けです。たしかに「女性は若いほうがいい」という偏った価値観を持つ男性はいるし、得手不得手や役割の違いはありますが、女性の側が呪いに縛られる必要はありません。仮に「男性は若いほうがいい」と言う女性がいても、男性としては「ああ、そうですか」と聞き流せばいいだけ。その程度の話です。 誤解を回避するための念入りな予防線、失礼いたしました。では、順に祝福させていただきます。2021年に20歳になる組は……どうでもいいですね。続いて、30歳になる組には……ここもまあ、円熟味という点ではまだまだ力不足。しかも、真意が伝わらずに怒り出しそうなお年頃という気もするので(偏見にまみれた決め付け)、次にいきます。40歳組は、安達祐実、柴咲コウ、安めぐみ、佐藤江梨子、キンタロー…… 2021年に40歳になる組。年齢を重ねることで新たな境地を切り開き始めるのは、たぶんこの頃からです。お名前をあげてみましょう(以下、敬称略&順不同)。 安達祐実、尾野真千子、新山千春、柴咲コウ、安めぐみ、佐藤江梨子、池脇千鶴、安倍なつみ、飯田圭織、内山理名、高橋真麻、キンタロ―……。ジャンルもキャラクターも多士済々。これから先も着々と熟していく姿で、私たちをウットリさせ続けてくれるでしょう。ちなみに男性には、星野源や内山信二がいます。50歳組は、藤原紀香、檀れい、木村多江、牧瀬里穂、光浦靖子…… 2021年に50歳になる組。この頃から、熟した魅力に奥行きや貫禄が出てきます。顔ぶれの豪華さからも、その確かな実力を感じ取ってもらえるでしょう。 藤原紀香、檀れい、木村多江、牧瀬里穂、高田万由子、吉本多香美、川原亜矢子、中嶋朋子、酒井法子、松嶋尚美、光浦靖子、大久保佳代子……。具体例をあげるのは差し控えますが、「えっ、この人とこの人は同い年だったんだ」という意外な発見を楽しんでいただくのも一興。ちなみに男性には、つぶやきシローやカンニング竹山がいます。60歳組は、石野真子、浅野温子、伍代夏子、藤あや子、泰葉…… 2021年に60歳になる組。人生経験からにじみ出る魅力が、美しく花開く年代です。お名前の並びを見て、それぞれに高く美しい山がそびえ立っている印象を受けるのは私だけでしょうか。 石野真子、浅野温子、賀来千香子、伍代夏子、藤あや子、高橋ひとみ、手塚理美、斉藤慶子、斉藤とも子、藤吉久美子、春やすこ、泰葉……。私たち中年世代には、この方々がそれぞれの年代で魅力を発揮なさっていた記憶があります。あらためて、その幸せを噛みしめましょう。ちなみに男性には、田原俊彦や石橋貴明がいます。70歳組、80歳組、90歳組には、どんなベテラン美女が…… 2021年に70歳になる組には、多岐川裕美、阿川泰子、浅茅陽子など。80歳になる組には、倍賞千恵子、三田佳子、樫山文江など。90歳になる組には、香川京子、久我美子など。これまでの長年のご恩に感謝しつつ、これからも末永くお元気でいてくださることを祈りましょう。ちなみに男性は、70歳には笑福亭鶴瓶やオール巨人、80歳には萩本欽一や仲本工事がいます。 あなたは、どの年代、どの顔ぶれにグッと来ましたか。2021年になっても、常にコロナを意識せざるを得ない状況は続きそうです。社会的にも個人的にも、ままならないことは多いかもしれません。ベテラン美女から中堅美女、新米美女まで、さまざまな美女パワーで自分を鼓舞しながら、今年もしぶとく生き抜きましょう。ありがたやありがたや。
2021.01.03 16:00
NEWSポストセブン
柴咲コウ『35歳の少女』 遊川脚本の心打つ展開に期待
柴咲コウ『35歳の少女』 遊川脚本の心打つ展開に期待
 女優の柴咲コウが10歳の心を持つ女性を演じて話題の『35歳の少女』(日本テレビ系、毎週土曜22時)と、アメリカの作家によるSF小説の名作の共通点について、ドラマオタクのエッセイスト・小林久乃氏が考察する。 * * * 久しぶりに地上波のドラマに主演する柴咲コウさんをガッチリと観ている。『35歳の少女』で、小学4年生で遭った交通事故から25年ぶりに目を覚ました少女の物語。見た目はアラフォー、精神は小学生というアンバランスな状態に戸惑いながらも、成長をしようとする時岡望美を演じている。 第5話(11月7日)の放送を終えて、望美は高校1年生ほどの知識や感覚を持つようになった。ただくどいようだけど、見た目は立派な35歳の女性である。この状態がいつか望希を苦しめることになるのだろうか、と予想をしながら見ていると、ふっと、二つの既視感を覚えた。実年齢と精神年齢のギャップに戸惑う主人公 まずひとつ目は、名作『アルジャーノンに花束を』と内容が似ていること。ダニエル・キイスによる本作は、知的障害を持つ主人公のチャーリィ・ゴードンが試験的な手術により、高い知能を獲得していく小説だ。すべてチャーリィの一人称で書かれていて、最終的にまた彼が知的障害を持つ状態に戻っていくまでが描かれている。 世界中で、映画化、ドラマ化、舞台化がされて反響を呼んだ。ちなみに日本でも2002年にユースケ・サンタマリアさん(関西テレビ系)、2015年に山下智久さん主演(TBS系)でドラマ化されている。 チャーリィが高レベルの知能を得ることで、知らなくていいことも、たくさん知ってしまう。ひょっとしたら、手術を受けないほうが幸せだったのかもしれない、と様々な思索を巡らせる作品なのだ。そしてこの様子が『35歳の少女』の望美と重なった。  望美は事故以前に片思いをしていた同級生の広瀬結人(坂口健太郎)に再会、恋に落ちてしまう。姿は結人と同級生でも精神年齢が全く追いつかず、しかも母親に恋愛を反対されてしまい、思い悩む。確か初回の放送で、自分に生理が来たことに驚いてショックを受けるシーンもあった。 このまま彼女の精神が成長するまで、このアンバランスは続く。その状況に望美は耐えられるのだろうかと思うと、この先の展開が全く読めない。『アルジャーノンに花束を』はチャーリィが自分の知的障害に気づいて、施設へいくことを選ぶ悲しい結末だった。ひょっとしたら……と思いを巡らせてしまう。人気脚本家・遊川和彦が紡いでいく、少女の成長とは? たった一作品から様々な妄想をかき立てているのが、人気脚本家の遊川和彦さんだ。彼が『家政婦のミタ』(2011年、日本テレビ系)など数々の作品を手掛けてきたことは、世間でも広く知られている。 いつも思わぬところから物語が始まり、中盤を過ぎた頃に涙が溢れてくるような感動を提供してくれる。あくまで私見だけれど、今までも散々泣かされてきた。 彼が直近で手掛けた脚本に『同期のサクラ』(2019年、日本テレビ系)がある。故郷に橋をかけることを夢見て、ゼネコンに入社した北野サクラ(高畑充希)。正直すぎる性格が影響して、夢にはなかなか到達せず、交通事故によって昏睡状態に陥り、目覚めるのだ。ただ眠っている間に同期たちは成長していて、サクラが入り込む余地がなくなり、戸惑う。 この部分が『35歳の少女』を彷彿させた。第6話(11月14日放送予定)で、望希は結人と暮らすことになる。おそらく何かとまた問題が勃発することになりそうだし、その伏線? と思わせる台詞が第5話で見られた。結人は望美に、男女がつき合うということにはセックスの問題がつきまとうことを口にしている。望美の妹の愛美(橋本愛)からは「(元彼に)セックス中に他の女の名前を呼ばれたことはあるけど……」という台詞も。これが現在の精神年齢が15歳前後の望美へ、どんな風に響いていくのだろうか。  ただ『同期のサクラ』でも遊川さんの手掛ける作品は、基本的にハッピーエンドで終わっていくので、悲しい展開にならないことを期待したい。 さて今度の土曜の22時にはどんな展開が待っているのか。中盤以降に心打つ展開が押し寄せてくるのも遊川作品の見どころなのだ。【プロフィール】こばやし・ひさの/静岡県浜松市出身のエッセイスト、ライター、編集者、クリエイティブディレクター。これまでに企画、編集、執筆を手がけた単行本は100冊以上。女性の意識改革をライトに提案したエッセイ『結婚してもしなくてもうるわしきかな人生』(KKベストセラーズ刊)が好評発売中。
2020.11.14 16:00
NEWSポストセブン
柴咲コウの職業は女優で歌手で実業家 マルチな才能が魅力
柴咲コウの職業は女優で歌手で実業家 マルチな才能が魅力
 放送中の連続ドラマ『35歳の少女』(日本テレビ系、土曜夜10時)でセーラー服姿を披露するなど、主演を務める女優・柴咲コウ(39)の体当たりの演技が注目を集めている。40代を目前に控えた彼女は、今後どんな活躍をしていくことになるのだろうか。 10月10日から放送開始した『35歳の少女』は、不慮の事故が原因で長い眠りについていた主人公・時岡望美が時を超えて成長していく物語。柴咲は10歳の心のまま35歳になった少女という難しい役どころをこなしている。 1998年に女優としてデビューして以降、数多くのテレビドラマや映画に出演してきた柴咲。2001年に公開された行定勲監督の映画『GO』ではヒロイン・桜井役を見事に演じ切り、第25回日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞と新人俳優賞を始め数々の賞を受賞することになった。 女優として活躍する一方、音楽活動を盛んに行っていることでも知られている。2003年には映画『黄泉がえり』の主題歌「月のしずく」が100万枚を超える大ヒットを記録。2004年に放送されたドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』(TBS系)では主題歌「かたち あるもの」を担当し、60万枚以上もの売り上げを達成している。 ただし、女優が本業の傍ら歌手としてもデビューするという、ありがちなパターンとはやや異なっているのが柴咲の特徴だ。もともと10代の頃よりクラブ・イベントに足繁く通っていたという彼女は、エレクトロニカやテクノ/ハウス・ミュージックをこよなく愛する大の音楽通。2011年に自身のiTunesプレイリストを公開した際、英国の奇才エイフェックス・ツインをはじめ様々なアーティスト名が並んでいたことに驚いたファンも少なくなかったことだろう。 そんな多彩な才能を発揮する彼女が歩んだキャリアについて、芸能事情に詳しいカメラマンでライターの名鹿祥史氏はこのように解説する。「柴咲は1999年に化粧品のCMに出演して脚光を集めましたが、この頃は他の女性タレントとなんら変わらない清楚なお嬢さんタイプという感じで売り出されていました。それが2000年、映画『バトルロワイアル』への出演を機に、それまでのイメージを脱してどこか狂気も併せ持った個性派女優へと変貌します。 さらに2002年に突然の歌手デビューを果たし、RUI(ルイ)名義でリリースした『月のしずく』を大ヒットさせることによって、作詞もこなすアーティストとして成功。これをきっかけにミステリアスなオーラも纏うようになり、女優業にも箔がついたのか、連続ドラマ主演、NHK大河ドラマ主演、連続テレビ小説の主演と、女優として黄金期を迎えていくのです」 歌手としてデビューを果たすことによって、柴咲は女優業でも“黄金期”を迎えることになったようだ。名鹿氏は続ける。「柴咲のすごいところはそこで終わらないところです。2016年、今度はエンタメ・コマース事業を行う会社のCEOに就任し、2018年にファッションブランド『ミ ヴァコンス(MES VACANCES)』を立ち上げるなど、実業家としてもデビュー。 現在、年齢的には39歳と、女優として難しい立ち位置の年代に差し掛かっているにも関わらず、こういったチャレンジ精神が功を奏してか、まったく衰えは感じさせません。 自立した仕事のできる女性として、特に同性からの人気が高く、今後もよほどのことがない限り、この地位が揺らぐことはないと思います。新しいことに多面的に挑戦し続けることで、人として、また女優としての格を高めていったのが柴咲です。40代を迎えても、変わらずマルチに活躍していくのではと思います」(名鹿氏) つねに新しいことを追い求め続ける柴咲コウは、今後もファンがあっと驚くような活躍を見せてくれそうだ。●取材・文/細田成嗣(HEW) 
2020.11.07 16:00
NEWSポストセブン
タレントCMギャラリスト 独立した米倉涼子は相場定まらず
タレントCMギャラリスト 独立した米倉涼子は相場定まらず
 吉永小百合(75)は1億円、長澤まさみ(33)は8000万~9000万円、新垣結衣(32)は7000万~8000万円──。本誌・週刊ポストが入手した、最新の「ギャラリスト」に掲載された女優たちのCM契約料だ。これは、大手広告代理店がCM交渉のために作成したもので、金額はテレビCM単体の出演料ではなく新聞広告やイベント、インターネットなどへの露出も含めた「年間契約料」の相場を示している。 それを見ると、例えば女子アナでは滝川クリステル(43)や田中みな実(33)、加藤綾子(35)らが上位となっていることがわかる。 またリストには、一流タレントなのに金額が記載されないケースもある。広告代理店のキャスティング担当者が語る。「その理由は様々で、夏目三久(36)の場合、報道番組のキャスターをしているため、中立性を維持する観点から、事実上オファーが出せない。 米倉涼子(45)と柴咲コウ(39)は事務所から独立したばかりでまだギャラの相場が定まっていない状況です。米倉さんはエイジングケアブランドの『CANADEL』のCMでダンスを披露しましたが、現場でもノリノリでアドリブも入れていたとか。いずれ最上位にくるはずです」 人気者でも“扱い”が難しいのがアスリートだ。「渋野日向子(21)や大坂なおみ(23)はもちろん引く手あまたですが、渋野はサントリー、大坂は日清食品に所属しているため調整が必要です」(同前) ちなみに瀬戸大也も1億円の大台に乗っていたが、不倫スキャンダルで「味の素」がCM契約を解除したことを受け、「急きょストップ案件になった」(同前)という。 勢力図が刻一刻と変化している芸能界。次に「テレビCMの顔」に躍り出るのは誰か。※週刊ポスト2020年10月30日号
2020.10.25 16:00
週刊ポスト
竹内さんが亡くなりショックを受けているという柴咲コウ
秋ドラ競演の柴咲コウと吉高由里子が挑む「ガラスの天井」
 華やかな女優の世界にも「壁」はあるとされる。ドラマウォッチを続ける作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が指摘する。 * * *  虫の音に包まれる秋の夜長、ドラマ鑑賞に最適の時期。緊張感の漂うミステリアスな作品がこの季節によく似合います。続々とスタートする新ドラマの中で、注目すべき女優対決が柴咲コウ(39)vs吉高由里子(32)。 本日10月10日にスタートするのは柴咲コウ主演の『35歳の少女』(日本テレビ系土曜午後10時)。いわば現代版眠り姫、10歳の少女が不慮の事故に遭い35歳になって目覚めた時、見える光景とは──。『家政婦のミタ』等を手がけた脚本家・遊川和彦氏のオリジナルということもあって、先の展開が読めないワクワク感に満ちています。 一方、明日11日にスタートするのが『危険なビーナス』(TBS系日曜午後9時)。原作は東野圭吾の同名小説で、物語を牽引する謎の美女・重要な鍵を握るヒロインとして吉高由里子が登場。失踪、巨額遺産をめぐる謎解きと、こちらもスリル満点のドラマになりそう。 柴咲さんと吉高さん、ともに異性からも同性からも支持を受けている当代きっての人気女優。明るくて聡明な雰囲気がありつつ、繊細かつミステリアスな影も持ちあわせている。この人でなければならない、という独自の雰囲気を醸し出し、いわば誰とも被らないオリジナル。 その二人の才能が10月スタートの新ドラマでそれぞれ重要な役割を演じるのですから、夢の競演と言っていいでしょう。 個性は違う二人。ですが実は共通点がいくつも見つかります。 例えば出発点。「東京の街を歩いていた時にスカウトされた」という経歴が共通しています。つまり、自発的に芸能界に入ろうとしたのではなく、あるいはオーディションを受けて役者を志望したのでもなくて、人混みの中で第三者からその魅力を発見された、ということ。それほど「オーラを放っていた」人材ということです。「スカウトされた時は芸能界に全く興味がなかったんですよね。まさかそちら側の人間になるとは当時は思いもしなかったんですが、経済的な理由でこの業界に入ったんです」(「FASHIONSNAP.COM」2018年10月23日)と柴咲さんは動機について明快に語っています。「経済的な理由」と言い切っているところに柴咲さんのクールさが見てとれます。 自発的に選んだ道ではない分、苦悩も格闘も多かったのかもしれません。過去に吉高さんは「5年、10年先は多分この仕事を続けられないと思う」と語っていた。「だってプレッシャーがすごいじゃん。毎回毎回ハゲそうなぐらい悩むの」(「ケトルニュース」2011年11月21日)。ハゲそうなくらい、というあたり実にストレートな物言いで吉高さんらしい。 二人はたまたま演じる世界に入り、演技の力について自問し、迷いも苦しみも抱え悩みながら一歩ずつ前に進んできたのではないでしょうか。 共通項はまだあります。 ともに「国民的関心事」ともいえる大型の仕事に真正面からがっぷり取り組んだこと。柴咲さんはNHK大河ドラマで主役を張り、吉高さんはNHK朝ドラで主役を演じた。そう、二人に共通する最大のポイントは芯の強さ・タフネスさではないでしょうか。 今やNHKから民放まで広くウイングを広げ、脂ののった30代。20代までのように若さの勢いで突っ走るのではなく、経験に培われた力とその人らしさ・生き様がじわりと滲み出す存在感が武器になる。とはいえこの先、女優としてどのように成熟していくのか。 先月、竹内結子さんが逝去した際「35歳の壁」を指摘する記事が出ました。人気女優であっても「今の日本のテレビ界・映画界には40歳の女優をあえて主人公に作品を作ろうと考えるプロデューサー・演出家がほとんどいない」(「日刊ゲンダイデジタル」2020年10月2日) たしかに日本の芸能界では年を重ねていく女優の活躍の場は限られていて、最近は中年の男優にスポットライトが当たるようになってはきましたが、女優となると主役など重要な役に抜擢される機会はガクンと減る。さらにコロナ禍によってスケジュールに空きができ不安を募らせている人も多いという昨今。 だからこそ、コロナ禍のこの秋、二人に頑張ってほしい。挑戦しがいのある「ガラスの天井」を勢いよく突破し未知の領域を切り拓き、これからの「格好いいミドル女優」の新世界を作っていってほしい。 柴咲さんは大手芸能事務所から独立した後、実業家としてファッションブランドを設立したり環境問題について発言したり歌手活動をしたりするなど、セルフプロデュース力を発揮しています。一方、『わたし、定時で帰ります。』『知らなくていいコト』等の演技で共感を集めてきた吉高さんは、視聴者にとって「自分らしい生き様を探るモデル」であり、お仕事ドラマの女王とも呼ばれています。 芸能界でも媚びずに個性を発揮してきた二人だからこそ、したたかに自分らしく勝負できるはず。今回のドラマでくっきりと爪痕を残してくれることを願っています。
2020.10.10 16:00
NEWSポストセブン
竹内結子さん 仕事面での変化や柴咲コウの独立で焦りも
竹内結子さん 仕事面での変化や柴咲コウの独立で焦りも
 衝撃の死を遂げた竹内結子さん(享年40)。業界で「相手俳優を光らせる演技ができる女優」と高く評価されてきた。だが近年は、仕事面でも大きな変化が生じていた。「デビュー時から竹内さんを支え、離婚騒動のときも助言を続けた敏腕女性マネジャーが、2年半ほど前に異動になりました。新しい担当者が来てからそれまでのヘアメイクさんなどのスタッフが刷新されたので、竹内さんの心境にも変化があったのかもしれません」(芸能関係者) 事務所とのすれ違いは、昨年結婚した事務所の後輩俳優の中林大樹(35才)との再婚を発表した際にも表面化した。「再婚を発表したのは、竹内さんの主演ドラマの放送中でした。話題づくりで視聴率アップを狙ったと穿った目で見られかねないタイミングでした。プライベートの切り売りを嫌う竹内さんは、この“やり方”にショックだったと思います。“私の実力を信じてくれないのね”とのやるせない思いを募らせたそうです」(テレビ局関係者) 竹内さんの変化を象徴するのが、同年代で同じ事務所だった柴咲コウ(39才)との仲だ。2人は2009年からプライベートでも交流を深め、一緒にお寿司をつまんで酒を酌み交わす仲になり、2010年11月に柴咲が出したシングル「EUPHORIA」のミュージックビデオでは初共演を果たした。 しかし、2016年に柴咲がアパレル販売などの会社を興したあたりから、2人の間には“距離”ができ始めていたという。当時を知るテレビ誌の記者が振り返る。「あるメディアのインタビューで“同じ事務所の柴咲さんは歌がお上手ですが竹内さんはもう歌わないんですか”と聞いたら途端に不機嫌になり、“私は女優だから……”とボソッと口にしました。今年の春には柴咲さんが事務所を退社。信頼していたマネジャーの異動などもあり、“独立”も視野に入っていたはずの竹内さんにとって焦らずにはいられない出来事だったと思います」 一方の柴咲は立て続けの悲劇に消沈の日々を送るという。「大河ドラマ『おんな城主 直虎』(2017年)で共演した三浦春馬さん(享年30)の訃報に竹内さんの件が続き、柴咲さんは相当ショックを受けています。10月にスタートのドラマ『35歳の少女』(日本テレビ系)は、最初の出番でほとんどせりふがないので、なんとか撮影をキャンセルせず演技できているそうです」(前出・芸能関係者) 竹内さんは家族と仕事の理想と現実に悩み続けた。人知れずいくつもの闇を抱えていた彼女がいつも他人を気遣うように、自分自身を気遣ってくれていればと思わずにいられない。【相談窓口】「日本いのちの電話」ナビダイヤル0570-783-556(午前10時~午後10時)フリーダイヤル0120-783-556(毎日午後4時~午後9時、毎月10日午前8時~翌日午前8時)※女性セブン2020年10月22日号
2020.10.10 07:00
女性セブン
菊池桃子、エリート官僚の夫が語る「事務所独立」と「別居」
菊池桃子、エリート官僚の夫が語る「事務所独立」と「別居」
 中居正広(47才)、米倉涼子(44才)、柴咲コウ(38才)…今年は大物芸能人の独立が相次いでいる。その中でも、芸能関係者が「異例」と口を揃えるのが、6月20日付で所属事務所から独立した菊池桃子(52才)だ。「菊池さんは現在、NHKの朝ドラ『エール』で、窪田正孝さん(31才)演じる主人公の母親役として出演しています。放送が終了してからならまだしも、放送中に独立なんて、誰が見ても異例のタイミングです。菊池さんは、こんな“身勝手なこと”をする人ではなかったし、社長との関係性を考えると不思議で仕方ありません…」(芸能関係者) 菊池は1983年にアイドルとしてデビューすると、中山美穂(50才)や岡田有希子さん(享年18)らとともに、1980年代を代表するアイドルとして活躍した。しかし、1988年にロックバンド『ラ・ムー』を結成してイメージチェンジを図ると、人気は低迷。翌1989年に移籍したのが、件の事務所だった。「ここは、菊池さんのデビューにもかかわっていた女性社長のIさんが、迷走する彼女を助けるために立ち上げたような事務所なんです。菊池さんは1995年にプロゴルファーの西川哲さん(52才)と結婚して、2児をもうけています。Iさんは、菊池さんが育児で仕事ができない間も、変わらずに給料を払い続けていたといいます。2011年に西川さんと離婚したときも、親身になって相談に乗っていました。そうしたIさんのサポートがあったからこそ、菊池さんは女優としてキャリアを積むことができたし、朝ドラの重要な役どころを担うまでになったんです。 菊池さんは事務所の屋台骨ですから、いま辞めたら事務所にも、お世話になったIさんにも影響があるのは明白です。30年以上も一緒にやってきたのに、“なぜいま?”と首を傾げる人が多いのは当然です」(前出・芸能関係者) 変化が見え始めたのは、昨年の秋頃だったという。「あるパーティーで顔をあわせた事務所の関係者が、“最近、社長と桃子の意思疎通がうまくいかないことが増えた”とこぼしていたんです。その頃には、独立の話し合いが始まっていたのかもしれません」(テレビ局関係者) 時を同じくして、菊池には大きな変化があった。 昨年11月、経済産業省・経済産業政策局長の新原浩朗氏(60才)と再婚し、“第二の人生”をスタートさせた時期でもあるのだ。 菊池は女優からの“転身”を図る中で、新原氏と出会い愛を育んでいた。「菊池さんは2012年に母校の戸板女子短期大学の客員教授に就任していて、キャリア教育に関する教鞭をとっています。2015年には一億総活躍国民会議の民間議員、翌年には文科省の初等中等教育局視学委員になるなど、“有識者”として扱われる機会が増えていきました。そうした活動の中で出会ったのが、新原氏でした」(前出・芸能関係者) 夫となった新原氏はエリート官僚だが、“優秀すぎる”人物としても知られている。「とにかく仕事ができる人として有名で、その姿勢は“鬼”と評されるほど。新型コロナの影響を受けて、今後、どういった経済対策を講じていくのかを提言する重要な立場の人でもあります。合理的な考えを持った人で、仕事は細かく、完璧主義者。その仕事っぷりから“将軍”というあだ名がついています」(経産省関係者) 菊池の変心の裏に、新原氏の存在があるとみる関係者も少なくない。「菊池さんが“育ての親”であるIさんの元を去るなんて、誰も想像していませんでした。心変わりのきっかけは、タイミング的に再婚でしょう。新原さんが菊池さんに、さまざまな助言をしたことは考えられます。最近、菊池さんは芸能の仕事と同じぐらい政府の仕事にも魅力を感じていましたし、彼女の活動の幅を広げるためには、いまの事務所を出ることが得策だ、と夫婦で話し合って決断したのだと思います」(前出・芸能関係者) 菊池と新原氏は、不思議な夫婦生活を送っていることでも知られている。結婚後も別居を続け、菊池は2人の子供と母親と同居。一方の新原氏は、都内の高級マンションでひとり暮らしをしている。 出勤前の新原氏に菊池の独立を後押ししたかと聞くと、苦笑いでこう答えた。「そんなことはありえないよ。仕事は、ぼくはぼくで、彼女は彼女で決めている。彼女が決めたことは、夫としてサポートはしていきますけど。コロナがこういう状況で、ぼくはいま本当に仕事が大変なの。妻の仕事まで把握している余裕はないよ。むしろ、彼女にサポートしてもらっているくらいなんで」 別居については、こう説明した。「ぼくのところには報道陣が山ほどくるので、妻や妻の家族に迷惑をかけたくないんです。妻はストーカーで怖い思いもしています。平穏な生活をしてほしいので、(同居を)先延ばしにしている状態です。同居の時期や場所はいろいろと相談はしています」 6月29日、菊池は自身のブログに、夫への感謝とともに《家族が新しくスクラムを組む今、大人の再婚は良いものです》と綴っている。“糟糠の女性社長”の元を離れた菊池は、この先、夫とともにどんな道を歩むのか。電撃結婚から半年が過ぎたが、この新婚夫婦の言動はいまだに目が離せない。※女性セブン2020年7月16日号
2020.07.03 07:00
女性セブン
新しいチャレンジをする米倉涼子
大手事務所から独立するタレント続々 独立後の成功の鍵は?
 今年に入ってから、大手事務所から独立するタレントが相次いでいる。元SMAPの中居正広がジャニーズ事務所から独立し、米倉涼子や岡田結実はオスカープロモーションを退社。柴咲コウはスターダストプロモーション、ブルゾンちえみはワタナベエンターテインメント、栗山千明や有森也実はスペースクラフトを離れた。芸能関係者が話す。「以前だったら、大手事務所を離れると、テレビなどでの活動の機会が狭まることは否めなかった。今はSNSがあるため個人で発信もできますし、仕事を依頼する側も直にオファーできる時代になった。地上波テレビに出なくてもYouTubeなどのネット上に活路を見出し、収益を上げることもできる。仕事の選択肢が広がったことで、今までの慣習をそれほど気にしなくて良くなった。 あとは、昨年7月、公正取引委員会が元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人を出演させないようにテレビ局に圧力をかけていた疑いがあるとして、ジャニーズ事務所に注意喚起した。事務所は疑惑を否定しましたが、このニュースの影響も少なからずあるのではないでしょうか」(以下同) 大手事務所からの独立は、何かと“圧力”や“忖度”という言葉で語られやすい。しかし、そのパワーワードによって見過ごされている点もあるという。芸能記者が話す。「独立して小さな組織になると、周りがイエスマンばかりで固められる場合がある。これが一番の問題なんです。売れる前から所属している大手事務所だと、よほどの年齢にならない限り、自分より年上の人もいますし、頭の上がらない相手もいるでしょう。新人マネージャーが大物に付くなど、スタッフの人材交流も活発にできます。本人にとっても、目の上のタンコブがいたり、新しい人と仕事をしたりすることで緊張感も保てるし、発見することもある。大手事務所からの独立と言うと、すぐ圧力の話になりがちですが、個人事務所で成功するか否かは、周りのスタッフの力量が大きく関係していることを見逃してはいけません」 大手事務所から独立する場合、マネージャーを引き連れていくケースも多い。「酸いも甘いも一緒に経験し、自分の考え方や習性もわかっているマネージャーだから、タレントは一緒に独立しようと考える。その人が何年もずっと付いていければ、問題は少ないでしょう。しかし、時間が経つと、大手時代からのマネージャーが離れることも珍しくない。個人事務所になれば、経営面も考えていかなければいけない。大手の頃は事務所に任せっきりだったお金の話もしないといけない。今まで以上に一緒にいる時間が長くなり、密になることで、以心伝心と思っていた相手と意見が合わなくなるケースもある。大手時代と同じような関係性を築くのが難しくなるんです」 タレントを知り尽くしたマネージャーが離れてしまうと、新たなスタッフと1から関係を築かなければならなくなる。「個人事務所を立ち上げられる人は、たいていそれなりのキャリアもある大物です。普通に考えればわかるように、いきなり付いたマネージャーが大物に意見は言いづらいものです。すると、自然と周りはイエスマンばかりになり、タレント本人も自分の望む仕事しかしなくなる。 一見、理想的かもしれませんが、新たな魅力が創出されなくなり、同じような仕事を繰り返すばかりで、タレント活動が停滞していきます。スタッフは常にタレントの顔色ばかりを窺いながら仕事をする。オファーをしても、マネージャーが忖度して、タレントの耳まで届かずに断られるケースもよくあります。依頼を受諾しても、タレントに対して意見できないので、メディア側の人間に『あれはダメ、これもダメ』と過度なNGの要求が多くなる。すると、自然とテレビなどで見かけなくなったり、活動自体が停滞したりする」 芸能界では、今後もタレントの独立、そして個人事務所の設立という流れが増えることが予想される。タレント本人が自分の置かれた状況を冷静に把握しながら、スタッフがイエスマンばかりにならない環境を作れるかも、独立後の成功へのキーポイントになりそうだ。
2020.06.15 16:00
NEWSポストセブン
柴咲コウYouTubeチャンネルの意識高さと対極的な仲里依紗
柴咲コウYouTubeチャンネルの意識高さと対極的な仲里依紗
 緊急事態宣言中、テレビ番組の撮影は軒並み延期、その代わりに、YouTubeチャンネルを開設する芸能人が続出した。チャンネル数は激増、内容も玉石混淆の芸能人チャンネルを、コラムニストの今井舞さんが斬る──。 * * * ミステリアスな雰囲気をまき散らす意識高い系女優・柴咲コウ(38才)のチャンネルは『’LesTrois Graces’Channel(訳:3つの惠)』。 鉄板のフランス語による命名に膝を打たせてもらいました。“アース・コンシャス、ライフスタイル、エンターテインメント”って目指しているベクトルが意味不明。本人が滔々と「生きるという本質的な部分におけるコンセプトは…」って語ってたり。もはや友近(46才)や柳原可奈子(34才)がコントで演じるキャラにしか。 このチャンネル名は自身がプロデュースしたアパレルブランドの名前で、もちろん常にそこの服を着て登場。シンプルナチュラル系な服が好みなのかと思いきや、パフスリーブ多めの甘口寄り。服を見せるためにエプロンなしで、みそをこねたり、キムチを仕込んだり。 大事な商売道具の服が汚れやしないか心配でしたが、すべての動作がテンション低めでおとなしいので、いつも汁ひとつ飛ばずに全工程終了。 後ろに映りこむ美しく鎮座したガラス瓶には数年ものの手作り梅干しが仕込んであったり、時々お邪魔しに来るカワイイ猫ちゃんたちは保護猫だったり。もちろんそれについて本人が深く語るシーンもあり。1ミリの隙もなく演出されつくした柴咲ワールドが、窒息するまで延々と。 しかし、みそ・梅干し・キムチって、意識高い系ナチュラリストの人が手作りしたがる三種の神器みたいなモンなんですかね。これらをコネコネしているときの柴咲の恍惚とした表情といったら。「オルグ」という言葉を久々に思い出しました。その天井知らずの意識はどこまでイッちゃうのか。皆で見守る、という意味で、チャンネル登録してあげた方がいいのかもしれません。 そんな柴咲の対極ともいえるのは、仲里依紗(30才)。とにかくやらされている感皆無で、見ている人も自分自身も楽しめる、エンジョイ動画を次々アップ。その自由な発想、実行力、リラックス感は、どこか所ジョージ(65才)に通じるものが。 ただシンプルに寝起きから朝のルーティンを映し続けたり、独特なセンスの私服を組み合わせてファッションショーを行ったり、突然ヤマンバギャルメイクに挑戦したり。実にのびのび楽しそう。しかもこのメイク技術がプロ顔負け。 また動画の撮影、編集も、全部独学で学び、自分ひとりで行っていたりと、すべてにおいてバイタリティーがすごい。 映えなど一切気にせず、ハラワタまで見せかねない、竹を割ったような潔さ。撮影・編集の技術も日々向上していて、新しいYouTuber誕生の萌芽を見守っている気分になります。※女性セブン2020年6月18日号
2020.06.09 07:00
女性セブン
柴咲コウ
初の朝ドラでも存在感 わが道をゆく柴咲コウの強さと危うさ
 多くのドラマ、映画で活躍し女優として確固たるポジションを築いている柴咲コウ(38才)。この春、女優として、そして実業家としてさらに大きな注目が集まっている。そんな彼女の活動についてコラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * 3日放送の朝ドラ『エール』(NHK)は、柴咲コウさんの独壇場でした。 柴咲さん演じる世界的オペラ歌手・双浦環は、「最後のチャンス」と言われていたレコードが売れず失業と借金の危機に陥った古山裕一(窪田正孝)・音(二階堂ふみ)夫妻を救うべく、「私に歌わせて」と立候補。反対する大物作曲家・小山田耕三(志村けん)に直談判し、裕一が作曲した「船頭可愛や」を堂々と歌い上げてヒット曲にするなど、出色の存在感を見せました。主演の窪田さんに「あなたの音楽を大勢の人に届けたい」と熱く訴えかけ、注目度の高い志村けんさんと対峙しても、視聴者の目は柴咲さんに釘付け。強くまっすぐな眼差し、艶やかな着物やドレス姿、強い信念で突き進む生き様に、「環は柴咲コウそのもの」という声が挙がっていました。 強い信念で突き進む生き様は、朝ドラの双浦環だけでなく、この春の柴咲さん自身にも当てはまります。◆自宅から愛猫と出演して驚かせる 柴咲さんは3月31日で所属事務所を退社して独立。2016年に設立し、自らが代表を務めてきた会社「レトロワグラース」が芸能活動のマネジメントを行うことを発表しました。 独立後にはさっそく朝ドラに初出演し、圧倒的な存在感と歌唱力を披露。5月8日には自宅に自ら機材をセッティングし、ヘアメイクも行うテレワークドラマ『転・コウ・生』(NHK)に愛猫と出演し、「ムロツヨシさんや高橋一生さんと入れ替わる」という設定で中年男を演じて世間を驚かせました。同作を手がけた脚本家・森下佳子さんと出演者の3人は、柴咲さん主演の大河ドラマ『おんな城主 直虎』のメンバーであり、この仕事を選ぶところに人の縁を大切にする彼女らしさが表れています。 さらに特筆すべきは、ネット上での積極的な発信。柴咲さんは3月31日にYouTubeチャンネルを開設し、コンサートや写真撮影の様子、味噌や餃子作り、猫の紹介などの動画を公開しています。また、TwitterやInstagramへの投稿にも積極的で、とりわけ種苗法改正案に関するツイートは数万件ものリツイートや「いいね」を集めました。 しかし、ツイートの中には反対意見も多く、柴咲さんが一部を削除したこともあって、誹謗中傷や脅迫のようなものも多かったそうです。ただこのようなバッシングに引き下がらないのが柴咲さん。「意見を言うことは、誰にも平等に与えられた権利」「事実とは異なる投稿、捏造、誹謗中傷、脅迫行為、ミスリードしさらなる事実誤認した記事の作成元に関しては法的措置も検討しています」「様々な人が健全にオープンに物事を語り合える高尚な社会をこれからも期待します」という毅然としたコメントを発信しました。 初の朝ドラに挑み、自宅を映し、愛猫を出演させた芸能活動も、いまだ物議を醸し続けている種苗法に関わるツイートも、まさに独立独歩のスタンス。所属事務所から独立したことで、「自分が信じる道に突き進む」というスタンスが際立つようになり、強さだけでなく危うさも感じさせています。ファンにしてみれば、「芯の強い女性」というイメージがあった柴咲さんが独立して思うままに活動しはじめたことで、「本当に強い女性だったんだ」と実感しているのではないでしょうか。ところが、独立には「自分一人で突っ走ってしまいがち」というウィークポイントもあり、特にSNSでの発信はリスクが高く、危うさが漂っているのです。◆ホームページにつづられた強い言葉 柴咲さんが代表を務めるレトロワグラース株式会社のホームページを見ると、ビジョンの欄に「健やかに美しく調和のとれた暮らしのために、衣食住製品の企画・開発を行う」、コンセプトの欄に「地球規模での『真』の豊かさを知り、その道理を『信』じて突き『進』みます」などの言葉が書かれていました。これまで楽曲の多くを作詞してきたことと同様に、1つ1つのフレーズにこだわりの強さがあふれ、理想を追い求めている様子がうかがえます。 また、同社のエンターテインメントと並ぶ主要プロジェクトのアパレル事業が自然環境に配慮していることもあり、柴咲さんは環境省特別広報大使として活動中。現在は国立公園の魅力を伝える活動などが見られますが、これは「独立したから」ではなく、「2016年の創業時からブレずに続けてきたことの成果」であり、やはり意志の強さを感じさせます。 柴咲さんの言動は自由度を増しているだけに、今後もどんな仕事やネット投稿で驚かせてくれるのか。独立で強さと危うさが増しているため、これまで以上に要注目の存在になっていくのではないでしょうか。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2020.06.06 07:00
NEWSポストセブン
二月の勝者は視聴率も高く好調な滑り出し
井上真央 8年ぶり出演連ドラがコロナで来年以降に延期か
 新型コロナウイルスの影響で大幅に撮影が遅れてしまった春ドラマ。6月の時点でまだスタートしていないドラマも多い。 テレビ各局は、これから放送スケジュールの調整に入るが、基本的な対応としては春ドラマの話数を大幅に減らすとともに、次クールとなる夏ドラマの話数も削減し、秋ドラマスタートまで帳尻を合わすことになりそうだ。 また、今年は五輪が開催する予定だったということで、スケジュールが重なるはずだった夏ドラマは苦戦が予想され、その代わりに春ドラマに力を入れていたという。それも結局、新型コロナウイルスの影響で五輪も延期となり、すべての予定が崩れてしまったというわけだ。 ちなみに、日本テレビにおける春ドラマの目玉となる予定だったのが、Sexy Zoneの中島健人(26才)とKing & Princeの平野紫耀(23才)がダブル主演する土曜22時枠の『未満警察 ミッドナイトランナー』だった。「いまいちばん人気のキンプリ平野くんの初主演ドラマですから、日テレの力の入れようはかなりのもの。話数の削減は予定していないようなので、夏以降のドラマはかなり影響を受けるはず」(テレビ局関係者) 夏の同枠は井上真央(33才)と柳楽優弥(30才)がメインキャストを務める『二月の勝者 ―絶対合格の教室―』、秋は、柴咲コウ(38才)の主演作品が控えているという。「柴咲さんのドラマはNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』以来2年ぶりの主演。一方で『二月の勝者』はいわゆる受験モノです。今回は季節モノである『二月の勝者』を来年以降に“延期”するという形になるでしょう」(日本テレビ関係者) 春と秋に挟まれる形で追いやられた夏ドラマだが、井上と柴咲には、ある因縁がある。「井上さんが嵐の松本潤さん(36才)と交際中、松本さんと柴咲さんの密会が報じられたことがありました。互いに、意識しているのは間違いないでしょうし、一部では共演NGともいわれています」(芸能関係者) 井上にとっては8年ぶりの連ドラ出演になるはずだったが、“勝者”にはなれなかった。※女性セブン2020年6月18日号
2020.06.04 16:00
女性セブン

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