巨人を取材するスポーツ紙記者は、懸念を口にする。

「チームに一体感が感じられないんですよね。ベンチが重苦しい空気で、活気がない。主将の坂本勇人が女性スキャンダルを報じられて以降、笑顔が消えたのもチーム全体に影響しているように見える。原監督も今季のシーズン終盤になると選手に打撃指導を行なうシーンが見られなくなり、ベンチ前で1人座っている姿が目立つようになりました。選手たちとも距離を感じますし、あるコーチは『もうこの体制はきつい。早く辞めたい』と漏らしていました。今オフはFAを含めて大型補強に乗り出す可能性がありますが、劇的にチームが変わるとは思えない。来季は春先から低迷するようだと、原監督の退任を求める批判の声がさらに高まるでしょう。巨人が3年連続で負け越したことはないだけに、シーズン途中でも原監督が進退を決しなくてはならない場面が訪れる可能性もゼロとは言い切れません」

 巨人の球団史上、シーズン途中の監督解任は、1947年に選手兼任監督だった中島治康氏が6月上旬に監督職を解かれて選手に専念し、後任に三原脩氏が就任したケースがあったが、それ以外は70年以上の歴史で途中解任は一度もない。背水の陣で来季を迎える原監督はチームを再生できるか。手腕が問われる。

ポケットに突っ込む

ポケットに突っ込む

坂本勇人

坂本勇人

出てきた

出てきた

巨人の主将の堂々たる姿

巨人の主将の堂々たる姿

マスクをしっかり

マスクをしっかり

“無観客”など、選手にとっても喜ばしくない状況が続くプロ野球

“無観客”など、選手にとっても喜ばしくない状況が続くプロ野球

スラリとした体形

スラリとした体形

交差点でチラリ

交差点でチラリ

関連キーワード

関連記事

トピックス

体調を見極めながらの公務へのお出ましだという(4月、東京・清瀬市。写真/JMPA)
体調不調が長引く紀子さま、宮内庁病院は「1500万円分の薬」を購入 “皇室のかかりつけ医”に炎症性腸疾患のスペシャリストが着任
女性セブン
学習院初等科時代から山本さん(右)と共にチェロを演奏され来た(写真は2017年4月、東京・豊島区。写真/JMPA)
愛子さま、早逝の親友チェリストの「追悼コンサート」をご鑑賞 ステージには木村拓哉の長女Cocomiの姿
女性セブン
被害者の平澤俊乃さん、和久井学容疑者
《新宿タワマン刺殺》「シャンパン連発」上野のキャバクラで働いた被害女性、殺害の1か月前にSNSで意味深発言「今まで男もお金も私を幸せにしなかった」
NEWSポストセブン
NHK次期エースの林田アナ。離婚していたことがわかった
《NHK林田アナの離婚真相》「1泊2980円のネカフェに寝泊まり」元旦那のあだ名は「社長」理想とはかけ離れた夫婦生活「同僚の言葉に涙」
NEWSポストセブン
睡眠研究の第一人者、柳沢正史教授
ノーベル賞候補となった研究者に訊いた“睡眠の謎”「自称ショートスリーパーの99%以上はただの寝不足です」
週刊ポスト
公式X(旧Twitter)アカウントを開設した氷川きよし(インスタグラムより)
《再始動》事務所独立の氷川きよしが公式Xアカウントを開設 芸名は継続の裏で手放した「過去」
NEWSポストセブン
大谷翔平の妻・真美子さんを待つ“奥さま会”の習わし 食事会では“最も年俸が高い選手の妻”が全額支払い、夫の活躍による厳しいマウンティングも
大谷翔平の妻・真美子さんを待つ“奥さま会”の習わし 食事会では“最も年俸が高い選手の妻”が全額支払い、夫の活躍による厳しいマウンティングも
女性セブン
広末涼子と鳥羽シェフ
【幸せオーラ満開の姿】広末涼子、交際は順調 鳥羽周作シェフの誕生日に子供たちと庶民派中華でパーティー
女性セブン
現役を引退した宇野昌磨、今年1月に現役引退した本田真凜(時事通信フォト)
《電撃引退のフィギュア宇野昌磨》本田真凜との結婚より優先した「2年後の人生設計」設立した個人事務所が定めた意外な方針
NEWSポストセブン
林田理沙アナ。離婚していたことがわかった(NHK公式HPより)
「ホテルやネカフェを転々」NHK・林田理沙アナ、一般男性と離婚していた「局内でも心配の声あがる」
NEWSポストセブン
猛追するブチギレ男性店員を止める女性スタッフ
《逆カスハラ》「おい、表出ろ!」マクドナルド柏店のブチギレ男性店員はマネージャー「ヤバいのがいると言われていた」騒動の一部始終
NEWSポストセブン
【中森明菜、期待高まる“地上波出演”】大ファン公言の有働由美子アナ、MC担当番組のために“直接オファー”も辞さない構え
【中森明菜、期待高まる“地上波出演”】大ファン公言の有働由美子アナ、MC担当番組のために“直接オファー”も辞さない構え
女性セブン