ネット上などで「生意気」などと批判されようとも、まるで意に介さないかのようにタメ口を続けるYOSHIさんに“許可”を与えた大御所タレントがいる。明石家さんまだ。
「YOSHIさんは2019年に『行列の出来る法律相談所』(日テレ系)に出演した際、司会者のさんまに初対面にもかかわらず『さんちゃん』と呼んだり、挙げ句の果てには“カンチョー”をお見舞いするなどやりたい放題で、ツイッターでも話題になりました」(番組ディレクター)
しかし、YOSHIさんはその収録後、さんまとの笑顔のツーショットを自身のインスタグラムにアップし、次のようにつづっていた。
<はじめてのバラエティー!! さんちゃんに出会った。彼はある日俺に言った。『さんちゃんって呼ぶのはお前だけ許す、けど周りの人がいろんなことをそれをやることによって言われるかもしれないけどお前は気にせず突き進め』と言われ、『敬語になったらぶったおすぞって』言われた笑 そのことを聞いてさらに頑張れる気持ちになった>
「YOSHIさんは誤解されがちですけど、上辺だけでも敬語を使えば相手を敬っている、とみられることに疑問を抱いていました。だから『タメ口だろうと、心と心でつながるリスペクトの仕方をしたい』と言っていました。そんな思いが、さんまさんに伝わったことは、自分の信念が間違っていなかったという“お墨付き”をもらったようなものですから、さぞかし嬉しかったのではないでしょうか」(前出・映画撮影スタッフ)
わずか19年という短すぎる生涯を終えたYOSHIさん。ご冥福をお祈りします。