最近、ド派手にはっちゃけて話題の演歌歌手の山川豊(64才)。その裏でプライベートに関する重大な異変が起きていた。「この8月に約30年に及ぶ夫婦生活が突然、終わりを告げたんです。いわゆる熟年離婚ですね」
苦悶の表情を浮かべ、そう明かすのは山川を知る芸能関係者だ。
90年代に一般女性と結婚した山川は一男一女に恵まれ、都内一等地に豪邸を構えていた。私生活も順風満帆だったというが‥‥。
「2020年いっぱいでデビュー時から所属し続けていた大手芸能事務所長良プロダクションを退所。デビュー40周年の昨年から独立されたのですが、その後の多忙な生活のなかですれ違いが起きてしまい、この夏に離婚となってしまったのです。都内の高級住宅地に建つ豪邸は奥様に財産分与し、山川さんは現在ワンルームマンションで暮らしているようです」(前出・芸能関係者)
山川は、演歌歌手の鳥羽一郎(70才)の弟で、1981年にデビューシングル『函館本線』がいきなりヒット。同年度にデビューしたアイドル歌手の近藤真彦(58才)や沖田浩之さん(享年36)らと、日本レコード大賞など年末の各音楽賞の新人賞を争った。中でも日本武道館で開催されていた日本歌謡大賞で、優秀放送音楽新人賞を受賞した際に、デビュー前だった兄の鳥羽が警備員を振り切り、ステージに登壇して兄弟で抱擁した“ハプニング”は、お茶の間の感動を呼んだ。
その後もNHK紅白歌合戦には11回も出場して、氷川きよし(45才)、水森かおり(49才)らも所属する長良プロの“長男”として、長く活躍してきた。そして最後のひと踏ん張りと、コロナ禍で一念発起して事務所から独立した。
「独立しても古巣への恩は忘れず、後輩思いの良き兄貴でした。特に氷川さんにとってはメンターのような存在で、彼が仕事で悩んでいた際にはよく相談に乗っていたそうです」(興行関係者)
山川本人は近年、ヒット曲に恵まれていないものの、仕事の幅を広げ精力的に活動を続けてきた。
今年は、映画『護り屋「願い」』で27年ぶりの映画出演。9月には名古屋でのソロライブに、地元の男性アイドルグループBOYS AND MENのメンバーと共演するなど、今まで以上に多彩な活動に励んでいる。