「通常、唾液がつくリップは貸し借りしないものですが、メーガンさん(メグ)はキャサリン妃(ケイト)がどのような顔をするか、その反応を見るためわざと頼んだ。4人が揃った場でキャサリン妃が断れないことを見越して周到に仕組んだ“作戦”だったのでしょう」
著書で兄夫婦との確執まで包み隠さず明かしたヘンリー王子。最新の英世論調査でヘンリー王子の好感度は調査開始以来最低の26%に下落した。多くの代償を払ってまでなぜ同書を出版したのか。
「ヘンリー王子夫妻は、人種差別や誹謗中傷をされたのに守ってくれなかった英王室に恨みがあり、自分たちが王室の脅威となる存在だと示したかったのでしょう。次はメーガンさんが同じ出版社から暴露本を出す予定があるそうです」(多賀さん)
5月にはチャールズ国王の戴冠式があり、ヘンリー王子夫妻にも招待状が届くとみられる。暴露本の出版後、英王室はどこに向かうのだろうか。在ロンドン国際ジャーナリストの木村正人さんが指摘する。
「この本が“最後通告”になり、ウイリアム皇太子とヘンリー王子の仲は修復不可能です。ただしヘンリー王子は王位継承順位5位なので、父であるチャールズ国王との絆は継続するでしょう」
英王室にとって頭の痛い問題は続く。
※女性セブン2023年2月2日号