X社が開発を進める宮古島の土地。1200坪は東京ドームと同じ広さだ

大野はどこまで関わっているのか(写真は2022年撮影)

松本潤が語った「1名をのぞいて」

 壮大な計画の実現を目前に控え、気心の知れた仲間が続々と移住してくる離島は、「自由な生活」に憧れていた大野にとってどこよりも居心地がいい場所であることは違いない。

 だが、一部の島民や大野の周辺からは現状を不安視する声もあがっている。

「不動産事業もリゾート開発も結局主導しているのはAさんで、大野さんは資金を出しているだけというのが実情です。特にバーのような水商売にはトラブルがつきものなので、何かあれば大野さんがリスクをかぶることになる。大野さんはそれをわかっているのでしょうか……。宮古島の事業が進み、Aさんとの仲が深まるにつれ、ファンが期待する嵐としての再稼働が遠のいてしまうのではないかと周囲は心配しています」(前出・大野の知人)

 2020年末以降、大野は一度も表舞台に姿を見せず、メンバーはそれぞれソロでの活動を続けている。だが、嵐は解散したわけではない。あくまでも活動再開を前提とした休止状態にあり、ファンクラブも存続したままだ。

「今年9月にはデビュー25周年イヤーに突入することもあり、多くのファンが5人の再集合や、有観客によるコンサートの開催を期待しています。長年、ファンファーストを徹底してきた嵐のことだから、大野さんもきっと何らかの形で期待に応えたいと考えているはずです。もっともそれが大野さんのプレッシャーになってしまうことは望ましいことではなく、メンバーも複雑な気持ちを抱えたまま静観するしかないようです」(前出・芸能リポーター)

 1月2日の日刊スポーツで単独インタビューに応じた松本潤(39才)は、嵐のメンバーがそれぞれのフィールドで活躍している現状について《『仕事しすぎだよ』って心配です》と明かしつつ、冗談交じりにこう続けた。

《あっ、1名をのぞいて(笑い)》

 前出の芸能リポーターが続ける。

「大野さんの名前は出さずとも、彼とわかるように言及することが松本さんなりの愛情表現なのでしょう。ほかのメンバーもことあるごとに大野さんの話題に触れていますが、一様に腫れ物にさわるような扱いです」

 同じインタビューで松本は、NHKの大河ドラマ『どうする家康』の主演で毎週テレビに映ることが、会えずにいる両親にとって“生存確認”になると話した。2年以上、帰りを待ち続けている嵐ファンも、大野の“生存確認”を心待ちにしている。

※女性セブン2023年2月23日号

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