青島・室井も名コンビだった(左が織田裕二、右が柳葉敏郎。時事通信フォト)

『踊る大捜査線』シリーズで人気は不動のものに(左が織田裕二、右が柳葉敏郎。時事通信フォト)

 このタイミングで織田がシフトチェンジしたのには、もう1つの理由が考えられるという。

 あるテレビ局関係者は「織田さんは、今作の出演にあたって、周囲に『息子に芝居を見せられることができてうれしい』と話しているようです。2014年に生まれたご長男も現在8才。パパの職業が分かるようになってきて、心境に変化が出てきたのかもしれません」と明かした。

 2010年に結婚した12才年下の一般人女性の妻と3人家族。休日には、家族で買い物に出かける様子が見かけられたり、家族ぐるみで仲良しの反町隆史(49才)松嶋菜々子(49才)夫妻と、琵琶湖の別荘でオフを過ごす姿をキャッチされたこともあった。私生活では、良きパパとして幸せな家庭を築いている。

 昨年で、25年間も続けてきたTBS系『世界陸上』のMCを卒業。今作では、32年前のブレーク以降、ドラマ出演においては長らく蜜月だったフジテレビではなく、初めてテレビ朝日の作品に出演するあたりも、織田にとっては、大きな節目だ。父として、俳優として、新たな境地に足を踏み入れる覚悟なのかもしれない。

 ナイスミドルになった織田が、どんな演技を披露するのか。往年のファンならずとも、気になる夏となりそうだ。

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