不祥事のイメージを抱えつつ、突如として戦線復帰したベッキー。またバラエティ界の女王として輝ける日は来るのだろうか。バラエティ界に詳しい某放送作家はこう分析する。
「やはりほかの女性タレントと場数が圧倒的に違うので、空気の読み方や裏回しの技術とかは今も抜群にうまい。不祥事のことは自分から一切話さないが、イジられてもしっかりと受けてかわす技術もある。不安材料としては、2児の母となりママタレ発言が多くなった彼女に対し、例の不倫騒動で相手方の川谷絵音さんは離婚しているという件を持ち出して『人の家庭を壊したくせに』と心無いコメントがSNSに寄せられやすいことでしょうか。
しかし、すでに達観した今のベッキーさんならそんなディスりにも負けないでしょう。鋼のメンタルを手にしているはず。また、ベッキーさんが不祥事でテレビ界から消えた直後に、ポストベッキーとしてその穴を埋めたのが小島瑠璃子さんでした。そんな小島さんが中国留学と結婚を機に所属事務所も退社し、再びその枠が空白となったタイミングで、ベッキーさんが復活。結果的に、自分の不祥事で作った穴を自分で埋めた形でしょうか」
かつては好感度ナンバーワンタレントだったベッキーが、不祥事によってすべてを失ってから7年。振り子のように“嫌われタレント”に転じてしまった彼女が、またその振り子を大きく動かそうとしているのかもしれない。