いまは13人組のグループ「SEVENTEEN」にハマっていると、大沢は微笑む。
「彼らを見ていて思うことですが、K-POPのグループって本当に仲がいいんです。練習生時代に苦楽を共にし、ある意味、家族以上の絆みたいなものがあるんでしょうね。
以前は、K-POPには『7年の壁』というものがあって、結成してから7年でメンバーの誰かが兵役に就いたりして、解散というパターンが多かったんです。でも最近は兵役を終えてからも、活躍し続けるグループが増えてきています。仮にメンバーが兵役で抜けても、『ここで自分たちが頑張ってつないでいこう、メンバーが帰ってきたら、またみんなで頑張ろう』という気持ちが強いんだと感じます。そういう絆の深さにも惹かれます」
12才の長女と韓国で流行していることやK-POPアーティストの話で盛り上がることもある。
「娘は生まれたときから、当たり前のように韓国カルチャーに親しんできたから、韓国全般について詳しいんです。いまはこんなブランドが流行っているとか、こんなコスメとメイクが人気だとか、いろいろと教えてくれるんです」
韓流にまつわる一問一答
Q1.初めて渡韓したときの思い出は?
「食堂にいた中年女性が、手で支えず、体のバランスだけで、たらいを頭の上にのせて歩いている姿にカルチャーショックを受けました。おそらくたらいの中身はキムチだったと思います」
Q2.冬ソナブームをどう思った?
「単純にすごいなあと思って見ていましたが、母はヨン様にどハマりして、ハングル語を習って、ヨン様に手紙を書いていましたよ」
Q3.韓国カルチャーの魅力は?
「音楽、ドラマ、映画、何に関してもパワフルなエネルギーを感じるところです」