カウンセリングで困る女児

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「ちょっと痛いのを我慢すればママみたいになれるよ」

 子供の整形手術の様子を親が投稿し、物議を醸したケースもある。2022年4月5日、TikTokで「元祖整形ママHAL」氏が、当時9歳だった娘の二重整形の手術中の様子を撮影し、投稿。「これって虐待にならないの?」「かわいそうとしか思わない」などというコメントが寄せられた。

 なぜ娘の整形動画を投稿しようとしたのか。HAL氏に聞くと、こう語った。

「小学生の整形の実態を広めるために投稿しました。手術は怖いものではないということを伝えたかったのと、少しでも整形への偏見をなくしたいという思いがありましたね。

 動画は、賛成コメントが全体の30分の1ほどで、ほとんどが批判コメントでした。ですが、娘にも『こういうコメントがきているよ』ということは伝えています。娘は、『別に無理やりされたわけじゃないし、そんな風に言われているママがかわいそう。何も知らない人に言われたくない』と言っていました」

 娘に整形を提案したのはHAL氏からだったという。

「娘を整形させたいなというのは、娘が生まれたときから考えていました。私は娘がそのままでもかわいいと思っていますが、前の旦那に似て、少し重たい一重だったので、改善してあげたいと思ったんです。

 洗脳といえば洗脳なんですが、幼稚園生のときからうっすらついていた二重幅の痕をなぞって、ここがもっとパッチリしたら可愛くなると言い続けていました。私も18歳のときに埋没の二重整形をしていて、そんな私の目を見て、いつも『ママの目がかわいい』と言ってくれていました。なので、『じゃあ、整形やってみる?』と提案したんです。『ちょっとプチって痛いのを我慢すればママみたいになれるよ』って」(同前)

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